ウッディシプレー

ニノミヤ香水の感想

トップはかなり強め立ち上がりでベルガモットとジンジャーが刺さるように辛い 。格好良いめというかとてもメンズライク。
その下に上品に煙るパチョリの土っぽさ、体温が上がるとどんどん角が取れてふんわり優しい粉っぽさがでてくる 。高級な石鹸みたいな。
更に時間が経つとさっぱりした甘みがでてくる。お風呂上がりのほてったお肌みたいに生々しい匂い。

私の肌にのせた場合、生姜多めの柑橘入り自家製ジンジャーエールみたいな刺すような辛みのトップはすぐ飛んで、徐々にホテルのタオルみたいな清潔感のある柔らかいさからまろやかなお肌みたいなパウダリーな香りに変化。最後はサンダルウッドとほんのりムスクっぽいのが残りました。

ぱっと見冷たく気難しそうで圧を感じるのに中身はほわほわマイペース、面倒見がよくて頼りになる二宮隊長の広い背中を連想するような構成。パチョリがかなり良い仕事をしてると思います……
かつ、時間が経つにつれて湿った男性のお肌の匂いに。艶かしくて照れてしまう肌の質感がしっとり伝わってくる感じの。

あまりにもハイになったせいで体温上がって香りの移ろいが早くなってしまって頭が追いつかなかった。パチョリの下から甘さがでてきたあたりからめちゃめちゃに照れてしまって、パンクしてしまいそうで匂い飛ばすために1時間ウォーキングしました。酷い顔をしていたと思う。二本買ってよかった。

トップはさておきミドルからラストはマルジ…ラのレイジ…サンデ…モ…ニングが好きな方は好きだと思います。お肌系ならジェ…セントの和肌(もったりしたミルクみたいなブラの内側みたいな清潔感ある甘いお肌の匂い)も好きだけど二宮香水は男性のお肌の匂いでとてもとても良かったです……もっと高くてもいいくらい。

冷えた空と白い三日月はまったくわからなかったけど、これは恋人しか知らない二宮くんの首筋の匂いだと解釈しました！
初めてお泊まりした日の真っ白いタオルと湿った首筋と肌の感触のどきどき感。瓶の中にユメショ的な物語を見出してしまう…

あくまで私の個人的な感想です。おわり！