累ヶ淵
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438 名前:コピペ 投稿日:03/07/12 18:20
月日は流れ長崎幼児殺害事件の少年は大人になり結婚をし、息子もでき父親になった。
世間の人はもちろん、本人もこの事件のことは忘れていた。
父親となった少年は、家族みんな仲良く、ごく普通の幸せな生活を送っていた。
息子が4歳になった誕生日に、父親は息子と二人で大型玩具店へとプレゼントを買いに行った。
抱えきれないほどたくさんのおもちゃを買ってもらった息子は、
早く家に帰りたくて立体駐車場にとめている車へとはしゃぎながら走っていった。
父親があとから車の所に着くと、息子は後ろを振り返りこう言った
「今度は落とさないでね」

漏れなnews8(臨時)で見たんだけど、コレってオカ板発なの??


439 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/07/12 18:39
>>438
もともとある有名な話の改編。
オカ板で初めて見たけど…起原はしらん。


440 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/07/12 18:50
>もともとある有名な話の改編。
そうそう。それは知ってるんだけど、
その改変したのがオカ板住人なのかな、って思って。

スレ汚しスマソ。


441 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/07/12 19:13
>>439

たぶん起源は「累ヶ淵」って古典怪談。

あるところに食い詰めた浪人がいた。いよいよ銭に困って高利貸しの坊さんに金を借りる。
しかし期限がきても浪人には返すあてが無い。
そのうち坊さんが取り立てにやってきた。「金利だけでも返せ」「もう少し待ってくれ」のやりとりの末
「それではこれを代わりに頂きましょう」と床の間にあった刀を持ち出そうとする坊主。
「おのれ坊主!武士の魂に手を掛けたな!」と浪人は一刀のもとに坊さんを切り捨てた。

「・・・元はと言えば、返さぬあなたが悪いのに・・・」坊さんは恨めしそうに浪人を睨みつけながら絶命。

その後、浪人は旗本に仕えることになり、嫁をもらい子どもをもうけた。子を「累(かさね)」と名づけ
幸せな日を過ごしていた。



442 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/07/12 19:14
三年が過ぎた。近所の寄り合いに出た帰り道、とっぷりと夜が更けた夜道を
累を背負って家路を急ぐ武士は妙な事に気が付いた。背中が重い、息子は大きくはなったが
こんなに重くはない。足を進めるたびに重さを増してゆく背中が気になって武士は肩越しに
振り返った。
 「こ ん な 夜 で ご ざ い ま し た な あ」 おぶっていたのは何時ぞや切り捨てた坊主だった。
「うわわっ!」と坊主を振り落とし「ばけものめ!」腰の刀を抜き斬り付けた。
「うぎゃあ」悲鳴に我に返った武士が落ち着いてよく見ると
そこには頭を断ち割られた累の屍骸が転がっていたのだった。

こんな話。
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