4ページ目


「あーやっといなくなった。
もう帰って来るな」

出て行った後に言ったのは、リデル。
リデルは、まだ怒りが収まらないようだ。

「センコーとか、マジこれだよな」

リデルは自分の携帯を取り出した。
それから曲を流した。

『しーねーばーいいのに♪
しねばいいのに♪
しんでしーまえーばーいいのに♪』

「なぁ、みんな。
そうだよな?」

「ボカロかよ!!」

シェゾのツッコミ。
そう、ボカロのKAITOだ。

「ハンパなぁ〜い!」

と、ユウちゃん。
レイくんは、しーんとしてる。


一方、窓側にいる
まぐろとレムレスは、
どんな話をしているかというと…。

「ねぇ、まぐろ君」

「どうしたの〜?」

「アルルにセーラー服着させてみたくない?」

「違う違う!セーラー服じゃなくて、メイド服…」

そこへ忍び寄るアルル。

「誰が着るんDA?」

「「あっ…アルル!?」」

「さっきから話聞こえてるんやっちゅーねん」

「「それはアルルが着るんじゃ…」」

「へぇ〜、ボクがメイド服か…。
―って、誰が着るかあぁぁぁぁぁっ!!
だったらお前ら2人が
ヅラでもかぶって
メイド服着りゃいいだろうがあぁぁ!!」

結局メイド服を着ることになったのは、
ヅラをかぶったレムレスとまぐろになりましたとさ。
(アルルによって)

- 5 -


[*前] | [次#]
ページ:




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -