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…よく分からないまま、アルルに言われるがままに体育館に連れて行かれた変態魔導士のシェゾ・ウィグィィ君。
…あっ、間違えた。
シェゾ・ウィンナー君でした。
「間違ってなんかないぞ!間違えてるのはお前だっ!」
おやおや…反抗ですかね?
あっ、そういえば…あらびきウィンナー美味しいよね。
(りんご、言おうとしても言わなかった言葉)
―んで、体育館到着。
「だ・れ・だ?こんなくだらない会を企画した奴」
もちろん、1人しかいない。
あっ、と思わず声を出してしまったアルル。
まさにアルルが企画者。
「ごめん、誰かあの変態のためにマイク持ってきてくれる?」
「あっ、マイクいらねぇわ。てか、早く教室に帰らせろ」
「ダメダメ!まだ終わってないじゃん!」
「何がだよ!!」
「とりあえず帰るな、ド変態スケベ!!」
ド変態スケベって。
さすがアルルだ…。
「シェゾ、ステージに上がってよ!じゃなきゃ始まらないじゃん!」
始まらなくていいわ。
シェゾはそういうふうにツッコミを入れたかった。
が、入れれなかった。
「…なんて書いてあるんだ?」
『変態主張会〜広げよう、変態の輪〜』
と書いてある。
…変態の輪ってオイ。
そんなのを広げてどうするんだよ。
題名を考えたのは、やっぱりアルル。
シェゾのことを1番知っているから、こんなことを書けるってわけだ…。
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