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アコール先生は、職員室にいた。


「アコール先生!」


「あら、皆さん…」

「ボク達で作ったんですけど…。
最近、先生いつも笑顔だけど、裏では元気無さそうだったから…よかったらこれで元気を取り戻してください!」

「ありがとう、皆さん。」

「先生には、これで『贅沢』というものを、
少しでも味わっていただけたらと思っています!」

「皆さん、先生のために…ありがとう」



アコール先生は、アルル達が作ったサンデーを食べ始めた。
満足そうに食べている。


「あら…おいしいわ。
…誰が提案したのかしら?」

「えっと、ボクが提案しました」

「あら…アルルさん、ありがとう」



とりあえず、アルルの考えた提案は、うまくいった。


そして、たった今4つ目のお約束事が出来た。

給食時間中のお約束事、その4。
たまには先生を労ってあげること。


今回のことで、こうして3年A組に、また1つ絆が深まった。

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