不安な夜も2






「…あまり深く考えすぎるな。お手本になるやつがすぐ側にいるだろ?戦争根絶のためにがむしゃらに行動するバカがな」



『(……刹那……)』



「……夜は冷える。そろそろ戻ろうぜ」





そう言うとロックオンは私の頭を撫でてくれた。





『…ありがとうロックオン。話を聞いてくれて』



「気にするな。…リリィは1人で抱え込みすぎだ。もっと頼っていいんだよ」



「…うん」





それから私達はプトレマイオスへと歩きだした。








不安な夜も



(あなたがいれば大丈夫)



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