あなたと、ずっと







2月26日PM11:59





私は走ってアレルヤの部屋に向かった







●あなたと、ずっと●







アレルヤの部屋に着いて私は扉をノックもせずに開けた





「…アレルヤ!」





「…リリィさん!?こんな時間にどうかしたの?」





アレルヤは驚きながらも、私の方に来てくれた





「夜遅くにごめんね!でも、どうしても言いたいことがあって…」





「言いたいこと?」





「アレルヤ、お誕生日おめでとう!!」





「…え?」





アレルヤは少し目を見開いて固まってしまった





「…アレルヤ?大丈夫?」





私がそう言うと、アレルヤは少し困った様に笑って私を見た





「…あ、うん。いや…さ、誕生日をお祝いされたのなんて初めてだから…びっくりした」





「…もしかして嫌だった?」





「まさか!むしろ嬉しいよ」





「良かった!…それでね、最近忙しかったから、誕生日プレゼント用意出来なかったの…」





「そんなの気にしなくていいよ」



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