元から私は自他共に認める腐った乙女でした。
そんな私が転生なんてゆーさ、夢みる乙女hshsな展開になっちゃって、まあ、いろいろありました。

まあ、なにが言いたいか、って言うとですね。

原作始まりました、この野郎!!


『(あー…ヤバイヤバイ。私って、知らない展開にはめっぽう弱いのよ。てか、やっと蛍蜜柑が見れるのね!やっほい!いままでは棗流架だけだったから、嬉しいわ!うへへ、やっぱり流架くんのキャラは誘い受けでも、受けでも美味しいよね、モグモグしちゃう。涎垂れちゃう。えへへ。)』
「名前ちゃん?なにを考えてるのかな?」
『…鳴海先輩、ちゃん付けするのやめてもらえません?』


そんな妄想の中に入ってると、鳴海先輩が話しかけてきた。
やだ、びっくりしたじゃないか。
鳴海先輩は岬先輩とラブラブちゅっちゅしてきてください。そして、それを是非私にスケッチさせてください。


「あはは、ごめんね。ちゃん付けするたびに嫌そうな顔する名前が可愛いくて」
『………』


鳴海先輩、ドン引きです。
そんなことを言ったら、フェロモンを当てられるのはわかってるので、お口にチャック。
フェロモンを当てられた次の日、裸でベッドで鳴海先輩と寝てたのは記憶に新しい。
事後だったよ!悪いかこの野郎!!
そんなラブハプニング、是非岬先輩と鳴海先輩とので見たかった。


『…それより、新しく生徒が来たんですよね』
「ああ、蜜柑ちゃんのこと?さすが、名前。情報早いね」
『ええ、まぁ…(ごめんなさい、ほぼ前世知識でごめんなさい)』


なんて心の中では謝りながらも、顔は無表情。
なんか、表情筋が緩まないんだ。
やっぱり腐ってる乙女だからかな、表情筋があんまり動かない。


『どんな子でした?』
「……興味あるの?蜜柑ちゃんに。」
『いえ…別に…』
「ふぅん。よかったよ。名前が興味あるって答えたら、僕の部屋に閉じ込める気だったよ」


目が笑ってないですよ、鳴海先輩。
そして監禁するなら、是非岬せん((ry

つーか、なんで興味あるって答えたら、閉じ込めるんですか。

いくら、女好きだからって幼女趣味はいけませんよ。
てゆーか、蜜柑ちゃんは蛍ちゃんのものだ!!
って、叫びたいけど、教師の私にも世間体というものがあるので、お口にチャック。


とりあえず、早く蛍蜜柑カモン!!!


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