『モニカはヒューイが好きなんだぁ』


私の言葉にモニカはぽかんと口を開けて私を見たと思ったらとたんに顔を真っ赤にさせた。
ぼん!って感じに真っ赤になってた!すごぉい!


「な、な、なに言ってて、」
『?モニカはヒューイ好きじゃないのー?私はね!ヒューイ大好き!』


私、モニカも好きだからモニカがヒューイ好きじゃないのは寂しいなぁ、

そう言えばモニカはホッとしたような、泣きそうなそんな変な顔になった。


「…へ?あ、あ、うん!私もす、すすすす、」
「モニカ無理するな。名前も。お前の好きを人に押し付けるんじゃない。」
『はーい……モニカぁ、ごめんね…?』
「ううん!大丈夫だよ!」


そう言って花が咲いたように笑うモニカはやっぱり可愛くて大好きだなって思った。

私とモニカが手を繋ぎながらヒューイの後にくっついて歩いていると、いきなりヒューイが止まった。
私とモニカもヒューイがいきなり止まったせいでドン、とヒューイの背中に鼻をぶつける。


『いたい…』



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