「お前は行かなくていいのか?」


下の様子を見ながら私に諭すように話すベルゼブモンBMの言葉に私はにんまりと笑って返す。


『いいのよーん。ほら、私が行ったらあの子たちの成長にならないしねー』
「ボクたちは奈留が行かないなら行かないみたいな!」


マリンエンジェモンはそう言ってにっこりと笑いながら私の頬に手を置く。

あっ、やばい。
きゅんってした。


『マリンエンジェモン…』
「奈留……」
「俺の上でいい雰囲気になってんじゃねぇぇぇええぇぇ!!!!」
「『てへ(はぁと』」


私とマリンエンジェモンがいい感じの雰囲気になっていると私を肩に乗せてくれているベルゼブモンBMが怒鳴った。

てゆうか、ベルゼブモンBMってゆーのめんどいな。ベルゼブモンでいっか。

ちなみに私とマリンエンジェモンはベルゼブモンに乗って空に漂ってるけど、下ではデビモンと戦い終わってゲンナイさんが出てきてる。

高みの見物ってやつだね!


「お前は適当すぎだ。」
「『ベルゼブモンは真面目すぎ/みたいなぁ。』」
「お前らぶっ飛ばすぞ?」
「『さーせんwwww』」


私たちが笑いながらそう言うと、ベルゼブモンはムカついたように肩を震わす。
なんだかんだ言って私たちをぶっ飛ばさないベルゼブモンが大好き!

いろいろと確信犯ですけどなにか?

mae ato
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