会話文@ウーゴくんとアラジンと

「花さん!」

『あらまあ、どうしたの?アラジン。甘えんぼさんだね。可愛い。』

「ぼくは男の子だよ!可愛いより、かっこいいって言われたいよ。」

『ふふ、アラジンもそんなこと言う年になったんだねぇ。』

「むー…ぼくも男だよ?」

『うん。わかってるよ?』

「(…花、絶対アラジンの言ってることわかってない)…花、」

『ん?ウーゴくん、どうかした?』

「いや、何でもないんだけど…(痛い痛い痛いアラジンの目が突き刺さる!)」

「…ね、花さんとウーゴくんってどーゆー関係なの?」

『えー?うーん…そう言われると悩むなあ…』

「(ドキドキ)」

『あ、しいて言うなら夫婦かなあ?アラジンを子どもにして!ふふ、ウーゴくんが旦那さんだったら素敵だよねぇ。』

バタンッ

『…あ、倒れちゃった。やっぱりウーゴくんはからかいがいあるなあ。可愛い!』

「夫婦は嘘…?」

『嘘、まあ、嘘だね。ウーゴくんは私の恩人みたいなものだから。』

「ぼくは?ぼくは花さんにとってなあに?」

『アラジンは私の大切な子に決まってるよ。アラジンだあいすき。』

「ぼくも!」




*アラジン七歳くらいの会話。
ウーゴくんにだけ、小悪魔夢主。

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