私の大好きな家族 
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あれから二年がたちました。
三歳の姿になっていた私はもう五歳です。


母ちゃんは、いっつも元気で優しくて、ホントのお母さんみたい。
でも、お母さんよりも元気で怒ると怖いんだよ。

父ちゃんは、物知りであったかくって、母ちゃんのことが大好きなんだよ。
お父さんと比べるとね、父ちゃんの方が物静かで落ち着きがあるの。


きりちゃんは、いっつも私のこと、妹あつかいするの。私のほうが、年上なのに。でも、私にしたら弟みたいでかわいいんだ。

それに、みんな私を大事にしてくれるの。

今のかぞくは、私が氷女でも気にしないでやさしくしてくれてうれしいよ。
利用なんてしないで、私を一人のにんげんとして見てくれるの。

お母さんとお父さんのことは、ずっとわすれないし、ころされたこともわすれない。


でもね、それをぜーんぶ考えても私は今、しあわせです。


それにね!
かぞくみーんなで私の氷泪石持ってるから、ぜったいバラバラになっても、だいじょうぶなんだよ!


お父さんとお母さんにも、あげたかったな。


私は今しあわせだから、お父さんとお母さんも天国でしあわせにいてね。

お父さんとお母さんがしあわせなら、私もしあわせだもん。

みーんなだいすき!

 

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テーマ「人外ファンタジー」
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