結局昨日はララ帰ってこなかったなぁ。
実はすごく喜んでるのは秘密です。
「えー。突然ですが、転校生を紹介します。入りなさい、君。」
「はーい。」
………なんにも聞いてない。私はなんにも聞いてない。
「やっほー!名前!僕も学校来ちゃった!」
『帰れーー!!』
もういろいろと間に合ってますからぁぁあああ!!
▽
その日のうちに、私とララが同棲中とゆー噂が流れた。
もう、私のライフはゼロです。涙目です。
「名前の制服姿、やっぱり可愛い。制服のままヤるのって、なんかいいよね!」
『なにをする気ですかぁぁああ!!』
「なにって…セック『ひわぁぁああいい!!』?」
こいつ、何を言おうとしてるんですか!
そういうの間に合ってますから!本当に!
『てゆーか、どーやって転入したんですか…宇宙人のくせに…』
「んー、校長にAV渡したら、入れてくれたよ?」
『……(もう何も言うまい。)』
「あ、どんなのかっていうと、『言うなぁあ!!』今度、僕たちも触手責めヤろーね!」
『ヤりませんからぁぁぁああ!!』
もう脳内ピンクはやめて!!
卑猥だこの人!!
「んー。それにしても、名前って良い匂いする。」
『抱き着かないでください。間に合ってますから。』
「だいじょーぶ。」
『日本語が、通じない、だ、と…?』
私の髪に擦り寄って息するのをやめてもらいたいです。
変態だ。変態がいる。
訴えるぞこのやろー。
……なんて、絶対そんなことしませんけど。
ララSide
お見合いがイヤで地球に逃げてきた時に会った名前。
最初はこの子を利用して、僕の家出理由にしようかと思った。
でも、僕のことを分かってくれたから、“ララ”自身を見てくれたから。
それに、名前の側にいると、幸せな気持ちになる。
これはもう運命だよね。
僕と名前は結ばれる運命なんだよね!
「ね!僕のお嫁さん!」
『いや、本気でそーゆーの間に合ってますから。大丈夫ですから。だから、だから、全裸で私の上に跨るなぁぁぁぁああ!!!!あぁ!私の服を脱がさないでぇぇええ!!』
「えぇ?……あ!着衣プレイがしたいのか!名前も物好きだね。でも、僕もそういうの好きだよ。僕たち、やっぱり相性いいね!」
『うわぁぁああんん!!なんか太ももにくっ付いてるぅぅうう!!』
「あ、それ僕の『言うな馬鹿ぁぁああ!!』名前はわがままだね!」
うるうると涙を滲ませて、僕にそう言う名前は誘ってるとしか思えない。
うん。可愛い。
「あ、勃ってきち『ふぇぇええ??!!』かーわい。」
まあ、当分は名前をからかって遊ぶのでもいいな。
いつかは、僕の子どもを孕んでもらうけど。
なあんて、考えながら、名前の服に手をかけた。
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bkm