文化祭始まります。
我がクラス1-Dは“オニギリ亭”たるものをやるそうです。
いやん、子どもの頃のトラウマがwww
ちなみに、私も透と同じように私も子どもの頃、フルーツバスケットでオニギリ命名されたよ。
私にオニギリ命名した子どもにはそれなりに仕返ししときました。
すっきりだね!大人げないとか気にしないwww
ちなみにことは原作通りすすんだよ。
元宮さんが進めてたwww
私とはなちゃんとうおちゃんは女子トークをしてました。
二人とも、最近元宮さんにしつこくされてて、ストレスが溜まってるらしい。恐かったのは秘密。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
『(あれ、)』
そういえば今日のバイトって、兎憑きと透が初対面の日じゃないっけ?
そう気付いたのはバイトが終わってから。
『(まあ、でも元宮さんもいるし、兎憑きがここに来る意味もないか。あ、でも会ったらめんどくさそうだなー。そしたら由希くんにいっぱい愚痴……)たぅあっ!!!』
転んだ。いろんなこと考えたら転んだ。膝が痛い。
くそっ、誰だゴミを落としたのは!とか思って起き上がろうとすると、クスクスと笑い声。
あ、いま、すごい殺意わいた。
顔をあげると、そこにいたのはファンシーなサングラスをした兎憑き。
『……』
「………?」
『………し、しつれいします!』
Bダッシュでその場から去った。
去らないと、私の素が出そうだった。
くそっ、兎憑きめ…!!
私は心が狭いんだからね…!!!
「名前…?なんかあったの?」
『…もうすぐで、私の黄金の右手が繰り出されるところだったぜぃ…』
「早く帰ろうか。」
『(とうとうスルーされた…)』
そんな由希くんにちょっと心臓がツキツキしつつ、私と由希くんは手を繋いで家に帰った。
prev next
bkm