原作?なにそれおいしいの? 14


文化祭始まります。

我がクラス1-Dは“オニギリ亭”たるものをやるそうです。

いやん、子どもの頃のトラウマがwww

ちなみに、私も透と同じように私も子どもの頃、フルーツバスケットでオニギリ命名されたよ。
私にオニギリ命名した子どもにはそれなりに仕返ししときました。
すっきりだね!大人げないとか気にしないwww

ちなみにことは原作通りすすんだよ。
元宮さんが進めてたwww
私とはなちゃんとうおちゃんは女子トークをしてました。
二人とも、最近元宮さんにしつこくされてて、ストレスが溜まってるらしい。恐かったのは秘密。


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『(あれ、)』


そういえば今日のバイトって、兎憑きと透が初対面の日じゃないっけ?

そう気付いたのはバイトが終わってから。


『(まあ、でも元宮さんもいるし、兎憑きがここに来る意味もないか。あ、でも会ったらめんどくさそうだなー。そしたら由希くんにいっぱい愚痴……)たぅあっ!!!』


転んだ。いろんなこと考えたら転んだ。膝が痛い。

くそっ、誰だゴミを落としたのは!とか思って起き上がろうとすると、クスクスと笑い声。

あ、いま、すごい殺意わいた。

顔をあげると、そこにいたのはファンシーなサングラスをした兎憑き。


『……』
「………?」
『………し、しつれいします!』


Bダッシュでその場から去った。
去らないと、私の素が出そうだった。

くそっ、兎憑きめ…!!
私は心が狭いんだからね…!!!


「名前…?なんかあったの?」
『…もうすぐで、私の黄金の右手が繰り出されるところだったぜぃ…』
「早く帰ろうか。」
『(とうとうスルーされた…)』


そんな由希くんにちょっと心臓がツキツキしつつ、私と由希くんは手を繋いで家に帰った。



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