沖田が私に覆い被さる。
それは、あの魔の時間を思い出させて、


『ぃやっ、いやだ!いやだいやだいやだいやだ!!!!』
「うるさいよ。」
『んんっ?!』


狂ったように叫べば、私の口に布が詰められる。

布に唾液が染み付いて、くぐもった声しか出せなくなる。
沖田はそんな私を見て満足気に笑うと、私の着ていた道着を暴いた。


『ーーーっ!』


      怖い       怖い
 怖い      怖い
    怖い      怖い


ガタガタと身体が震える。
けれど、そんな私を見ても沖田がその手を休めることはなくて、

私を、蹂躙する。


「暴れたら、もっと酷いことするよ。」


ビクンッと暴れていた身体がピタリと止まる。

ボロボロと涙が零れる。
沖田はそれに目を細めると、涙を自分の舌で舐めとった。


『ーっ、』
「やっぱりしょっぱい。」


そう一言呟くと、沖田の手が私の胸や首、太もも、そして太もものつけ根に触れる。

私はその行為に黙って耐えるしかなくて、女だとバレてしまったことも、くぐもった私の声も、興奮しているような沖田の息遣いも、私の中に注がれるソレも、

すべてが夢だったらよかった。
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