歪んで歪んで歪んだ
ナルトSide
オレにとったら木の葉の里なんてどうでもよくて、
護るよりも憎む壊すべき場所だった。
ヒナタが消えた。
木の葉崩しが起こった日に病室からいなくなった。
オレがヒナタのことを聞いたのは木の葉崩しが起こった次の日だった。
暴れて暴れて、暴れまくった。
他のやつらが見てることなんて気にしないで。
オレがジジイや我愛羅を助けてる間に、オレの大切なもんが跡形もなく消えてしまった。
一番大切なもん守れなかったんだ。
それから、オレは演技をやめた。
演技をやめて、暗殺部隊総隊長の仕事に専念した。
それはオレの正体を知る、シカマルも強制的に。
誰も、文句は言わなかった。
それから二年と半年。
ヒナタが生きてることがわかった。
なァ、オレから逃げられると思ってんじゃねェぞ。
抜け忍になってたのは好都合だった。
オレがヒナタを囲うのに、いくらでも理由が作れる。
ぜってぇ、ヒナタは誰にも渡さねぇ。
それが例え、暁であっても。
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