さてさて、私は今どこにいるでしょーか!
その一!ハンター試験会場!
その二!イルミくんの膝の上!
その三!ゾルディック家!
さてどーれだ!
………ちっ、ちっ、ちーん!
答えはーー!隠れ四番のーーー、
蜘蛛の旅団と一緒((はぁと))でしたぁ!
正確にはー、蜘蛛の旅団団長の膝の上でしたー!
…………うわぁぁぁぁあぁぁああん!!!!
なんで?!なんでこんなことになったの?!?!
ねぇ?!なんで?!!
「なあナマエ。この宝石、いいと思わないか?」
『ふぇ…それはそうですけど……帰らせてくださいぃぃい!!!』
うわぁぁぁぁぁぁあああん!!!!
つい数時間前ーーー
いろいろ恐かったり、泣きたかったり、叫びたかったり、恐かったりした私は試験を落ちた。
『よしっ!これでイルミくんたちから逃げられる!!』
そうウキウキワクワクしながら街を歩く。
今の私としてはゾルディック家<<<越えられない壁<<<<<路上生活だから!
それだけゾルディック家が恐かったんです!!
てゆうかイルキルhshsは良かったんだけど、それより私に対しての被害が多かったんだよね。
それなのにだ!
なんの因果か私がフラフラと街を歩いているとぶつかったのはシャルナークあーんどフェイタンだった。
『いたっ…ごめんな……』
「あれ?ごめんね?」
『………ふぇっ、』
もう会ったとたん私涙目だよね。あはは。
しかも、ぶつかったとか死亡フラグ!
「…これ。持てかえるね。」
「はぁ?クロロに怒られるよ?」
『ひっく、あ、あのごめんなさいでしたぁぁぁあ!!!!』
ピューッと私は風のように走る。
だって嫌な予感しかしなかったんだもん!!
「あ。」
「アレ、捕まえたらワタシのおもちゃにしていいか?」
「えー。とりあえず捕まえてみて団長に見せてからにしなよ。」
「わかた。」
うわぁぁぁぁあああん!!!
後ろから不吉な声が聞こえるぅぅうぅぅうう!!!!
さらに私はスピードをあげる。
あれ?よーく考えたら結構離れてるし捕まんなくない?
うわー!カルトに感謝だ!
「ささと止まるね。」
『にゃぁぁぁぁぁあああ!!!!やぁぁぁぁああ!!!』
フェイタンが速かった。
もう私の後ろにいる。
どんぐらい近いかというとフェイタンの声が余裕で聞こえるくらい。
『ひくっ、うわぁぁぁぁぁあああん!!!!』
「その顔……そそるね…」
『やだやだやだあぁぁぁぁぁあああ!!!!!』
なんでイルミと同じこと言うのぉぉおぉおお??!!!
「あはは!確かにフェイタンの言う通りかも。」
『やぁぁぁぁああん!!!増えたぁぁぁぁあ!!!!』
私が必死で泣きながら走っているのに横ではシャルナークが余裕で走っている。
うっきゃぁぁぁぁああん!!!
もうやだぁぁぁあ!!
『誰か助けてぇぇぇえええ!!!』
「はい、おーわり」
「諦めるね。」
にーっこりと笑うシャルナークと無表情のフェイタン。
そのあと、私は恐怖のあまり気絶しました。
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bkm