ネメシスさんをまいて学校に着くと、すごい爆発音。
ネメシスさんをまいた後に、またゾンビに追いかけられたりと大変だったけど、割愛です。
爆発音に急いでマットお兄さんと一緒に学校の中に入る。
ちなみにクイーンちゃんは、お疲れーでゲーム機で、眠ってます。
すると、いたのはアリスお姉さんと、あと女の子と、女の人……あれ?あの人ゲームに出てきた人に似てる。
「マット!名前!」
『アリスお姉さーーん!!』
「おいおい…ずいぶんとひどいな。」
マットお兄さんが、辺りを見渡しながら嫌な顔をしてるとなりで、ギューっとアリスお姉さんに抱き着く。
ふへへ、お胸がお得ですな!
「貴方たち、どうしてここにいるの?」
「最初にいたところに、アンデッドが集まり出したんだ。」
アリスお姉さんとマットお兄さんがお話してる横で、私は女の子と、ゲームに出てきた人に似てるお姉さんににこぉっと笑ってご挨拶する。
『あ、はじめましてー!私、名前って言いますー!』
「え、っと、わたしはアンジェラ。アンジーって呼んで。」
「ジル・バレンタインよ。」
『じゃあ、アンジーちゃんとジルお姉さんだね!よろしくねっ!』
ブンブンと二人の手を握って笑う。
すると、ガタリと扉の開く音。
はて?と扉の方を見ると、お兄さん二人がそこにいた。
片方のお兄さんは……なんですとっ!
ものっそい物騒なものをアリスお姉さんに向けていらっしゃる!
『アリスお姉さん!』
「……仲間何人いるの?」
は?とでも言いそうなお兄さん二人に、アリスお姉さんはどこか違うところを見る。
それに私も一緒にアリスお姉さんの方を見ようとすると、マットお兄さんに目を塞がれた。
『ふぎゃんっ!』
「お前は見なくていい。」
『ちぇー!』
口を尖らせながら文句を言うと、マットお兄さんに小突かれたので我慢する。
ちぇー。ちょっと気になったんだけどなぁ。
外に出るとプルルと電話がなる。
ちなみに、お兄さん二人の名前はカルロスお兄さんとL.Jお兄さんって言うんだって!
アリスお姉さんが電話なう!
その間に私とアンジーちゃんとジルお姉さんにクイーンちゃんを紹介。
【レッド・クイーンよ。人工知能なの。】
「わたし、人工知能なんて見るのはじめてよ。」
「すごいわね。貴方が作ったの?」
『うーうん!違うよ!たまたま出逢ったのー。すごくいい子なんだ!』
ニコニコ笑ってクイーンちゃんを紹介すると、何故かジルお姉さんに微笑まれながら、撫で撫でされる。
うん。なんだかわかんないけど、頭撫でられるの好きだからいいや!
私がニコニコしながら、ジルお姉さんに撫でられてる横で、クイーンちゃんたちが悶えてたのは知らない。
「「【(かっ、かわい…!)】」」
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bkm