次の日。学校に行くとアラびっくり。
蜜柑ちゃんが星なしになっていました。
あ、ちなみに結局昨日はサボりました!
サボりまんせー!
とりあえず、私の仕事はルカくんと棗くんに会わないようにする!なので、蜜柑ちゃんとは行動してないよ!
けど、蛍ちゃんから吸収した発明のアリスで作った透明マントでストーカーなう!
ルカくんと棗くんに見つからなければ、なんでもいいってねっ☆
今は蜜柑ちゃん、ゴミ箱のゲロ掃除してるよ。
『あっちゃー、蜜柑ちゃんも委員長も大変そー!』
「名前ちゃん?!」「名前や!」
ルカくんはいないようなので、透明マントを外して二人の前に出る。
すると、首根っこを誰かに掴まれた。
ん?なぜに?
恐る恐る後ろを見ると、そこには素晴らしい笑顔のロリコン。もとい鳴海せんせー。
「そういえば、名前ちゃんも罰則があったんだったね☆」
『……おーまいがー。』
サボり魔な私は罰則なんかでへこたれないけどね!
ゲロなんかに負けないんだからね!
『……うそです。ゲロは嫌いよぉぉお!!』
「え、えっと、名前ちゃん、頑張ろう?僕も手伝うよ!」
『委員長…!』
かーわーいーいー!
委員長に癒されたので、名前ちゃんいっきまーす!
『あぁあ!やっぱり無理ー!』
「こらー!まてー!ゲロ吐けーーっっ!!」
『なんで私に着いてくるの?!ゲロ箱の馬鹿ーーっっ!!!』
何故か私を追いかけるゲロ箱。
そんなゲロ箱を追いかける蜜柑ちゃん。
そんな二人から逃げる私。
イタチごっことはまさにこのことだねっ☆
『とりあえず、』
誰でもいいから早くゲロ箱をつかまえてーっっ!!
当分は、学校をサボらないことを心に誓いました。
▽
掃除終了☆
私のライフはもうボロボロなり。
蜜柑ちゃんがおじーちゃんへの手紙を渡す横で、私はぐったりと疲れて切ってます。
なんだろう…原作と同じことを見れて嬉しいのに、この素直に喜べない感じ。
蜜柑ちゃんと委員長がゲロを持って行こうとするのに、着いて行こうとすれば、鳴海せんせーに首根っこを掴まれた。
………逃げ遅れた、だと…!
『鳴海せんせー。離してくださいましましー。』
「うーん…ごめんね?僕も一応教師だから。」
『あ、一応って自覚あったんだ。』
「なんかいったかな?」
『ぎゃーす!首絞まる!!』
こんの、お腹真っ黒腹黒ロリコンめ!
小学生相手にそんなムキにならなくてもいいじゃまいか!
「さてと…じゃあ、行こうか。」
『?どこにですか?』
「もちろん、」
職 員 室 (はぁと)
やっば。説教フラグだ、これ!
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bkm