それから…えーっと、何日かわからないけど、たくさん日が過ぎました。
某ポケットにはいるモンスターゲームをやってたら、何日とかわからないよね!よくあるある。
そしてやっぱりイーブイ可愛いっ!ふへへ!
私のパーティーはブイパだぜぃ!
クイーンちゃんはよく一緒にお話します。ただ、クイーンちゃんはよく恥ずかしいこと言うから、アレかな。
照れるんだよね!てへ!でも、クイーンちゃん好きだよ!優しいし可愛いもん!
そしてある日、クイーンちゃんが何か慌ただしくなった。
と、思ったら、檻の中の電気が止まった。
なにゆえー!
某ポケットにはいるモンスターゲームの充電ができないよーっ!
『クイーンちゃん?クイーンちゃーん?』
大声を出してもクイーンちゃんが来ない。
あれー?いつもはすぐに来るのになぁ…
とか、思ったら、私の周りに何かがうろちょろと集まり出した。
………?あれはなんですぞ?
私には皆目検討もつきませぬ。
てゆか、つきたくないですぞ。
とか、思っていると、檻をガンガンとし始める何か。
え?てか、この何かって、
『ゾンビですとーーーっ!』
なにゆえですかーーーっ!
クイーンちゃーーーんんっ!!
とりあえず、某ポケットにはいるモンスターゲームをやめて辺りをキョロキョロと見渡す。
ゼロですっ!生存者ゼロですっ!
ゾンビおんりー!ゾンビ以外私には見えませぬーっ!なにゆえですかーっ!
まあ、とりあえず騒いでいても仕方ないので、ここで待てすることに。
大丈夫、クイーンちゃんがここは安全って言ってたし。
なんでクイーンちゃんを信じるか?
だって、クイーンちゃんしか知ってる人いないんだもん!
当たり前田のクラッカーだよ!
そんなことを考えながら、また某ポケットにはいるモンスターゲームをしていると、クイーンちゃんが来た。
『あ、クイーンちゃん!』
【ごめんなさい、名前。】
『?どうしたの?』
【わたしが守るって言ったのに、無理みたいなの…】
『どこかに行っちゃうの?』
私の言葉にクイーンちゃんは悲しそうな笑顔を見せるだけ。
『ねぇ、クイーンちゃん。私、クイーンちゃん大好きだからクイーンちゃんのこと忘れないよ。クイーンちゃんがいなくなっても、クイーンちゃんは私の友達だもんっ!むしろ親友っ!』
【っ、名前…、待ってて。すぐに、ここから出してくれる人が来るわ。名前、わたし、名前のこと、愛して、】
ぷっつり。
クイーンちゃんは、消えた。
茫然とその場を見ていると、ポトポトと目から落ちる涙。
『……っ、…うぁぁぁあんんんっ!!!!』
クイーンちゃん、クイーンちゃん。
今までありがとう。ありがとう。
なんだかすっごく悲しいや。
一人だけだったのにな。
頼れる人。
prev next
bkm