次の日、本当にレギュラスはセブルスの補佐として紹介されたてた。
すごくイヤそうな顔をしたセブルスが面白かったです。ふんっ、ざまぁですよ。ざまぁです。
ちなみにハリーとロンはすごく上機嫌だった。
…あぁ、ワンコを見たんですね。
とか、納得してみるです。
『ドラコ、おはようです。』
「おはよう。昨日は大丈夫だったのか?」
『あい、だいじょぶです。』
「……口の中にあるものをなくしてから話せ。」
『ん、』
ユキジの作ったご飯を食べていたら、ドラコが話しかけてきた。
昨日の私は病欠ってことになってるらしいです。
せんきゅーです!アルおじいちゃん!
『私がいない間になにかあったです?』
「あぁ、……犬を見た」
『可愛かったです?』
「怖かった。」
………ドラコ、ヘタレですね…。
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ねむいですー。
ドラコヘタレを生温かい目で見たあと、私は眠気を我慢しながら歩いていた。
ら、ぶつかった。
「っ、」
『痛いです……って、』
ハーマイオニー・グレンジャー…?
すごいです!実物ちょう可愛いです!可愛いです!
『だ、だいじょぶですか?』
「えっ、えぇ。」
『あ、私ナマエ リンドウって言いますです。よろしくです!』
にこーっと笑顔であいさつしてみる。
すると、ハーマイオニーは顔をプイと背けてしまった。
……あれ?いきなりすぎたです?
「わ、私はハーマイオニー、ハーマイオニー・グレンジャー。」
『じゃ、ハーマイオニーって呼んでもいいです?』
「いいわ、よ。わ、私もナマエって呼んでも…?」
『もちろんです!ふふー、じゃぁよろしくです!』
とぅるとぅるとぅるーん!
ナマエ は ハーマイオニー と 友達になった !
リリーと同じくらい可愛いです!
『ハーマイオニーはどこ行こうとしてたです?』
「ちょっと図書館に…」
『じゃあ、私も行くです。付き合うですよ。』
ニコニコと笑いながらそう言うとハーマイオニーは泣きそうな顔でこっちを見てきた。
『?どうしましたです?』
「わ、私友達いないから…。」
『私もですよ?私、女友達いないです!だから一緒ですよ?』
「!あ、ありがとう…」
『どういたしましてです!』
やっぱりニコニコと笑うハーマイオニーはすごく可愛いです。
「私ね、ずっと思ってたんだけど、ナマエって小さくて可愛い!」
『え、』
「ずっと話してみたいと思ってたの。ナマエはスリザリンなのにスリザリンらしくないしね。」
『ふ、あはは!私もハーマイオニーのことずっと可愛いと思ってたです。でも、私小さくないですよ?』
「〜〜っ可愛い!」
こてりと首を傾げたらハーマイオニーに抱きしめられた。何故だかはわからないけど嬉しくなったからいいです。
『ハーマイオニー!今度一緒にご飯食べるですよ!』
「ええ!楽しみだわ。」
楽しみなことが一つ増えた。
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bkm