にゃんにゃんライフ!


……ここはどこですか。

家に入ろうとした途端に広がっていた河川敷き。

あるぇ?なぜ?ほわい?
ふーあむあい?
もう何がなんだかわからなーい。


『てゆーか、ここどこにゃよっ、!』


あ、噛んだ。


「どうしたんだ?」
『……に"ゃ"ぁぁぁ"あぁぁぁ"ああ"あぁぁ!!!!』


いる!なんかいるよぉぉぉおぉおおお!!!
恐いぃぃいいぃぃ!!!

そこから私は猛ダッシュで逃げた。
それはもう素早く。

なぜなら、私に話しかけてきた人物は妖怪だったから。


『な、なんで河童いるのぉぉおぉおお??!!!うにゃぁぁぁあぁぁああん!!!!!』
「なんだ?!核か?!」
『………次は変態さんがいりゅよぉおぉぉぉぉおおお!!!!』


次に現れたのは、教会にいる女の人の格好をした男の人。
なに?!なんなの?!
ここは変態の住むところなの?!

私はさらにそこから走って逃げる。
変態さんがなんか言ってたけど、耳を塞いで私は走った。
もう恐い!帰りたい!


「お、なんだおm『うっにゃぁぁぁあ???!!!!もうやりゃぁぁぁああ!!!!!』


私がさらに逃げていると目の前にはお星様。
やだやだやだ!!!帰る!!!!

くるっと後ろを向いて、私は猛ダッシュ。
そうしてずっと走っているとなにか、柔らかいものにぶつかった。


『ぶにゃっ、』
「あら?」
『あ、あ、普通の女の人だぁぁぁあぁああ!!!!に、ゃう、ふぇぇえぇええん!!!!!!!』


そのまますっかり安心した私は女の人の胸の中で大泣きしました。まる。


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

美人の女の人の腕の中で泣くこと数十分。
やっとこさ、落ちついてきた私は顔面蒼白である。
しっ、知らない人の前で泣くなんて馬鹿すぎる…!

そう思った私は美人さんからすぐさま離れて頭を下げた。


『あっ、あの!いきなり泣いたりしてごめんなさい!』
「ふふ、大丈夫よ。落ち着いたかしら?」
『はい!』


美人さんは優しかった。
まるで女神様のようでした。


「で、なにがあったのか聞いてもいいかしら?」
『えっと、』


私は話した。
家に入ろうとしたら、ここにいたことから妖怪に会ったり、女装してる男の人に会ったり、お星様に会ったりして怖かったことを。
そういえば、女装してる男の人はなんか銃を持ってた気がする。


「……そう。とりあえず、私の家に来ない?」
『ほ、本当ですか?!ありがとうございます!!!』


そうして着いた美人さんの家は牧場でした。まる。


prev next

bkm
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -