……ここはどこですか。
家に入ろうとした途端に広がっていた河川敷き。
あるぇ?なぜ?ほわい?
ふーあむあい?
もう何がなんだかわからなーい。
『てゆーか、ここどこにゃよっ、!』
あ、噛んだ。
「どうしたんだ?」
『……に"ゃ"ぁぁぁ"あぁぁぁ"ああ"あぁぁ!!!!』
いる!なんかいるよぉぉぉおぉおおお!!!
恐いぃぃいいぃぃ!!!
そこから私は猛ダッシュで逃げた。
それはもう素早く。
なぜなら、私に話しかけてきた人物は妖怪だったから。
『な、なんで河童いるのぉぉおぉおお??!!!うにゃぁぁぁあぁぁああん!!!!!』
「なんだ?!核か?!」
『………次は変態さんがいりゅよぉおぉぉぉぉおおお!!!!』
次に現れたのは、教会にいる女の人の格好をした男の人。
なに?!なんなの?!
ここは変態の住むところなの?!
私はさらにそこから走って逃げる。
変態さんがなんか言ってたけど、耳を塞いで私は走った。
もう恐い!帰りたい!
「お、なんだおm『うっにゃぁぁぁあ???!!!!もうやりゃぁぁぁああ!!!!!』
私がさらに逃げていると目の前にはお星様。
やだやだやだ!!!帰る!!!!
くるっと後ろを向いて、私は猛ダッシュ。
そうしてずっと走っているとなにか、柔らかいものにぶつかった。
『ぶにゃっ、』
「あら?」
『あ、あ、普通の女の人だぁぁぁあぁああ!!!!に、ゃう、ふぇぇえぇええん!!!!!!!』
そのまますっかり安心した私は女の人の胸の中で大泣きしました。まる。
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美人の女の人の腕の中で泣くこと数十分。
やっとこさ、落ちついてきた私は顔面蒼白である。
しっ、知らない人の前で泣くなんて馬鹿すぎる…!
そう思った私は美人さんからすぐさま離れて頭を下げた。
『あっ、あの!いきなり泣いたりしてごめんなさい!』
「ふふ、大丈夫よ。落ち着いたかしら?」
『はい!』
美人さんは優しかった。
まるで女神様のようでした。
「で、なにがあったのか聞いてもいいかしら?」
『えっと、』
私は話した。
家に入ろうとしたら、ここにいたことから妖怪に会ったり、女装してる男の人に会ったり、お星様に会ったりして怖かったことを。
そういえば、女装してる男の人はなんか銃を持ってた気がする。
「……そう。とりあえず、私の家に来ない?」
『ほ、本当ですか?!ありがとうございます!!!』
そうして着いた美人さんの家は牧場でした。まる。
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bkm