私が目を覚ますと、あいちゃんとしんちゃんが肩を寄せて仲良く寝ていた。
『…………え?』
思わず固まってじーっと二人を見る。
な、ななな!なにこのエンジェルたちは!!!!
可愛過ぎるぅぅうう!!!!!!
急いで近くにあったカバンから自分の携帯を取り出す。
もちろん、ネネちゃんたちを起こさないように細心の注意をはらいながら。
ちなみに私の携帯のカメラ機能は音しないから!
何故って?…まあ、気にしないでくれたまへ!
『やばっ…!可愛い…!』
携帯のカメラ機能を使ってパシャパシャ二人を撮る。
さらに、ネネちゃんたちの寝顔も可愛かったので撮らせていただきました!
あれ?なんか私って変態みたい?
……いやいや!!違うからね!!
うん。だいじょーぶ、だいじょーぶ。
「ん…名前おねえさん?」
『あれ?ねねちゃん目ぇ覚めた?』
「ぅー、」
一回目が覚めてぽやーっと私の方を見たねねちゃん。
私が声をかけると、私の膝に顔を埋めてまた寝てしまった。
『〜〜〜〜〜〜っ!!!!』
可愛い、可愛いよぉぉぉお!
どうしよう。
この子たちは私を萌えさせてどうする気なんだ!!!!!
頭の中で悶えつつ、私はねねちゃんの髪を梳く。
座ってねねちゃんの髪を梳きながら、私はまた浅い眠りについた。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
「ーーさー、ーーーん!」
『んん…けい、ご?』
「?けいごじゃないです!風間トオルです!」
その言葉に慌てて起き上がる。
やばっ!!寝言で景吾とか恥ずかしすぎるぅぅうう!!!!!
『ごめんね!!トオルくん!!違うんだよ!!景吾は私の弟なんだよ!!変な関係じゃないからねぇぇぇええ!!!!!』
「わ、あ、あの、」
ぎゅーっとトオルくんを抱きしめながら叫ぶ。
恥ずかしがってるところがまたいい!!
そんな感じでトオルくんを愛でていると、私の部屋の扉がバーン!と開いた。
「あーー!!風間くんずるいゾ!」
「げっ、し、しんのすけ…」
扉を開けたのはしんちゃんだった。
うんうん。みんな可愛いのぅ。
『しんちゃんおはよー!!』
「名前さん、名前さん、オラにはぎゅーってしてくれない……?」
『〜〜〜っ!!あーん!!かっわいいー!!もういつでもしてあげちゃう!!』
上目遣いでモジモジしながら私に言うしんちゃんはめっちゃんこ可愛かったです。まる。
やば、これはヤバいね!!!!
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bkm