もうやだぁあ! 15


クラピカが師匠さんから離れて、ヨークシンシティに行くのと同時に、私もクラピカと一緒に街におりました。

その時、クラピカと私の間に攻防があったことは、あえていうまい。


『クラピカいってら!』
「あぁ。いってくる。」


そして現在。
私とクラピカは一緒に住んでるよ!

この前クラピカに、

『私、内縁の妻みたいだねー』

って言ったら真顔で、

「お前は私の妹だろう。」

と言われたので自重したい。おっおっおっ。
てゆか、真顔っておま!


とりあえず、クラピカが仕事から帰ってくるまで、私ヒマ。

とうとう妄想しているまでに至った私。
だって腐女子だもん!腐ってるもん!

一番近くで、レオクラが見れるのはいいんだけど!

私が一番好きCPはイルキルなんだよぉぉぉおお!!!


な の で !

食べる物がないならケーキを食べればいいじゃない

その精神に乗っ取って!

萌えるものがないなら、自分で作ればいいじゃない

その答えに至った日から、私の猛特訓は始まった。
絵も文もダメダメな私。

けど、ここはハンター世界!
そう!ダメなら念能力がある!!

ここで、私は自分が特質系なのを生かし、一つの発を作ることにした。
トリップ特典まんせー!特質系まんせー!


その名も!

『【乙女の妄想一ガールズスケッチ】!』


スラスラと私の腕が私じゃないように、私の妄想を絵や文にしていく。

きゃっほぉぉぉおおおいい!!!!!!!!!

そして出来上がったのは一冊の薄い本。
もちろんイルキルである!

私のテンションはもうMAX。
うなぎ登り!!!!!ただの登りじゃなくてうなぎ登り!!!うはははははは!!!!

今度はレオクラレオクラ!!!!


………そう。私は調子に乗りすぎたのです。


気が付けば、私の目の前には隠しきれないほどの、薄ーい本の山。それはもうこんもりと。
イルキルから始まり、レオクラゴンキルゴンヒソイルヒソゴンクロイルクロクラetc.etc…


『やっば…、』


楽しいよ?読むのは楽しいんだけど……


「ただいま…、」
『あわわ!!!!』


問題は隠す場所である。


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