「なにこれ。」
「ザバン市行た時に拾たよ。泣き顔がいいね。」
『ひっ、』
私はベッドから素早く降りてシズク様の元へ行く。
やだやだやだ、フェイタン怖いぃぃい!!
「どうするの?」
「団長のとこ連れてくよ。」
『やだぁぁぁああ!!!帰るぅぅぅう!!!!』
「「うるさい。」」
『ふわぁぁぁぁぁぁああああん!!!!!』
私はもう本気で怖すぎて、そこから逃げだした。
「あ、待つね。」
「あたし、先に団長のとこ行ってるね。」
「わかた。」
私は走って走って走って走る。
もう帰る!私は帰る!
こうなったらゴンキルゴンでもいい!!
イルミと蜘蛛がいないところに帰る!!!!
『だから、だからだから、ついてこないでくださぃぃぃぃいいい!!!!!!!』
「ちっ、」
今の私はたぶん自己新記録出したよ。
だってフェイタンに追いつかれてないもん!!!
やっふぅー!!私は風になる!!
『にょほほほほほほ!!!!!私は風〜!!!!!!』←恐怖のあまりキャラ崩壊しました
『にょほほほほ!!!!………ぶっ…!いにゃい……』
自分のキャラを見失いながら走っていると何かにぶつかった私は尻もちをつく。
なんで壁なんてあるの!痛いじゃん!
『なっ、んですと……!』
「こら、逃げちゃ駄目でしょ?」
私の目の前に立ちはだかったのはシャルナークでした。
私が涙目になりながらシャルナークを見ていると肩ががっしりと誰かに掴まれる感触。
ギギギと恐る恐る後ろを見てみるといたのはフェイタンでした。
「やと、捕まえたね。」
私、オワタ\(^o^)/
私を捕まえた宣言した時のフェイタンはいつもは無表情のくせにニヤリと笑っていて、あぁ私死ぬんだなって思いました。まる。
てゆうか、もう誰でもいいから助けておくんなし!!!!
このさい、変態でもなんでもいいよ!!!!
あ、でもイルミは怖いからヤダ。
あ、あとカルトもキキョウさんもヤダ。
シルバさんもゼノさんもヤダ。
よし!ということで、
キルアとミルキ助けてぇぇぇぇえええ!!!!
prev next
bkm