飴 のコピー | ナノ
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スタスタと足早にサッカー部の部室を目指す。

サッカー部の部室が近くてよかったー。いやー本当によかった。

カチャリ、部室を開けるとやっぱり美少女。


『おじゃましまーす』
「あっ!優雨ちゃん!」
『サッカー部見に来たよー』


私が扉を開けると秋ちゃんが1人で一生懸命マネージャーの仕事をしていた。

私も手伝うか。
女の子1人に重労働はさせられないし。

そんな私は女の子史上主義。
女の子は正義なのよ!可愛いが正義じゃない。女の子が正義。


『私も手伝うよ。このドリンク入ってるの持ってけばいいんだよね?』
「え?大丈夫だよ!それにそれ重いよ?」
『だいじょーぶ。それに秋ちゃんは女の子なんだから無理しないで欲しいな?』
「え、あ、ありがとう……」


秋ちゃんにそう言って、にっこりと微笑む。すると、顔を真っ赤に染めた秋ちゃん。

うわああぁぁあいい!!
秋ちゃん可愛いぃぃぃいいい!!


『じゃ、秋ちゃん。守たちのとこ行こっか!』
「うん!」


秋ちゃんの話だと今日はグラウンドで練習してるらしい。
それに、二人も部員増えたからやる気満々なんだってー。

…それって、私の情報によるとそめそめと中途半田ですよね。
ヤバい緊張する。嘘だけど

私、半田好きだよ!
目立たないけど好きだよ!
頭の双葉が素敵っ!キラキラ

そめそめとかツンデレ要因だよね!
最初は豪炎寺この野郎のくせに、そのあとは豪炎寺じゃねえとヤダ!だもんね!
ウハッwwwめしウマァwww

私が脳内会議的なのを開いている間にグラウンドに着いたらしい。


「円堂くーん!ドリンク持ってきたから休憩入れよー!」
「おー!じゃあ、みんな休憩な!」


美少女マネージャーっていい響きだよね
親父くさいとか気にしない。気にしちゃいけない。