[ 48/51 ] スタスタと足早にサッカー部の部室を目指す。 サッカー部の部室が近くてよかったー。いやー本当によかった。 カチャリ、部室を開けるとやっぱり美少女。 『おじゃましまーす』 「あっ!優雨ちゃん!」 『サッカー部見に来たよー』 私が扉を開けると秋ちゃんが1人で一生懸命マネージャーの仕事をしていた。 私も手伝うか。 女の子1人に重労働はさせられないし。 そんな私は女の子史上主義。 女の子は正義なのよ!可愛いが正義じゃない。女の子が正義。 『私も手伝うよ。このドリンク入ってるの持ってけばいいんだよね?』 「え?大丈夫だよ!それにそれ重いよ?」 『だいじょーぶ。それに秋ちゃんは女の子なんだから無理しないで欲しいな?』 「え、あ、ありがとう……」 秋ちゃんにそう言って、にっこりと微笑む。すると、顔を真っ赤に染めた秋ちゃん。 うわああぁぁあいい!! 秋ちゃん可愛いぃぃぃいいい!! 『じゃ、秋ちゃん。守たちのとこ行こっか!』 「うん!」 秋ちゃんの話だと今日はグラウンドで練習してるらしい。 それに、二人も部員増えたからやる気満々なんだってー。 …それって、私の情報によるとそめそめと中途半田ですよね。 ヤバい緊張する。嘘だけど 私、半田好きだよ! 目立たないけど好きだよ! 頭の双葉が素敵っ!キラキラ そめそめとかツンデレ要因だよね! 最初は豪炎寺この野郎のくせに、そのあとは豪炎寺じゃねえとヤダ!だもんね! ウハッwwwめしウマァwww 私が脳内会議的なのを開いている間にグラウンドに着いたらしい。 「円堂くーん!ドリンク持ってきたから休憩入れよー!」 「おー!じゃあ、みんな休憩な!」 美少女マネージャーっていい響きだよね 親父くさいとか気にしない。気にしちゃいけない。 |