[ 25/51 ] 『あっ奈々さん!お邪魔します。』 とゆうわけで、放課後になったので、綱吉の家に(イヤイヤ)来た優雨です。 いや、まじで怖いんだけど。 てか、嫌な予感しかしないんだって! 「あら、名前ちゃんじゃない!名前ちゃんが家に来るの久しぶりな気がするわ。」 『そうですか?』 「そうよー最近は恭弥くんも守くんも一郎太くんも来ないんだもの。あ、ツナならまだ帰ってきてないから上がって待ってってちょうだいね。」 『はい。ありがとうございます。』 「ふふっ。名前ちゃんが来ると娘が出来たみたいで嬉しいわ。」 あぁぁああああ! 奈々さん、可愛い! ホントに一児の母ですか! 可愛すぎる! 綱吉にはなんでこの遺伝子がないのかとても不思議です! ちなみに、私の中で綱吉が可愛くないのは綱吉の七不思議にはいる。絶対に綱吉に言わないけど! だって言ったら殺される…! 『ありがとうございます!じゃあ私、綱吉の部屋で待ってますね。』 「分かったわ。」 トントンと階段を上がってまっすぐに綱吉の部屋に向かう。 てか、綱吉の部屋で待ってるの暇すぎるー。綱吉の部屋ってなんにもないんだもん。 …あ、綱吉もエロ本とか持ってるかなぁ? ちょっとした好奇心で綱吉の部屋を漁る。 『なんもない。』 ベッドの下とかも漁ってみたけどなーんもなかった。 ちぇー!私にセクハラするくらいだからエロ本くらい持ってるかと思ったんだけどなぁ。 それから待つこと三十分くらい。 ……………ホント暇だな。 今日、バレーの助っ人やるって言ってたなぁ。 ………綱吉のベッドが私を誘ってる気がする。 寝ながら待ってよ。 綱吉Side 「ただいまー」 バレーとかめんどくさかったな。 これも全部リボーンが死ぬ気弾なんか打ったからだろ。ムカつくなぁ。 「ツー君、おかえりなさい。優雨ちゃんが部屋で待ってるわよ。」 「わかった。」 優雨も待たせたし最悪だ。 つーか、今リボーンいるんじゃなかったけ…… いや、でもアイツガキだし…… とりあえず、早く行くか。 部屋の扉を開けたとたん俺は固まった。 『…すぅ…すぅ……』 「スピー……」 ブチッ 「おい…優雨………10秒以内に起きないと犯す」 ボソリと優雨の耳の側で囁く。 優雨は耳が弱いから。 すると、思った通り優雨は飛び起きた。 ぞくーっ 『っ……!な、なになに!?』 「優雨ちゃん、おはよう」 にっこりと笑いながら優雨に言う。 ぞくっ 『(えっ?私なんかしたっけ?なんでこんなぶちギレてんの!?)』 なんで、こいつらは二人で一緒に寝てんだよ。 優雨はちゃんと、躾しないとだな。 |