飴 のコピー | ナノ
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やっぱり今日も京子ちゃんは可愛いね!
今日、私にしては珍しく朝早くに来たら最初に京子ちゃんに会った。
マジ可愛いぃぃいぃい!!!
お嫁さんにしたいと思いました。まる。


『京子ちゃん!おはよう!今日も可愛いね!』
「優雨ちゃん…!ま、毎日、恥ずかしいよ!あ、おはよう!」


か わ い い !
朝から癒されたわぁ。
ほーんと、なんで私は京子ちゃんの幼馴染に生まれなかったんだろー。


ガシッ
「優雨ちゃん。京子ちゃん。おはよう。」
「あっ。ツナ君おはよう。」


……京子ちゃん可愛いなぁ。
妹にしたい。
いや、お嫁さんでもいいや。


ギリギリ
「お は よ う。」
『っっっ!綱吉くん、おはよう。』


あ、え、て!私が綱吉をスルーしてると綱吉は私の腕をおもいっきり掴んだ。

痛い!痛い!痛い!死ぬ!綱吉、力強すぎるから。


ギチギチ
「あっ!優雨ちゃん!先生呼んでたから行こう?京子ちゃん、ごめんね。」
「大丈夫だよ。じゃあ優雨ちゃん!また、後でね!」


京子ちゃぁぁあああん!!!
私をおいていかないでぇぇええ!!!!
てゆうか、力を緩めてぇぇぇえええ!!!!!


ギチギチ
「じゃ、逝こうか!」


やだ。漢字変換が違いますよ。綱吉様。
嫌な予感しなしなぁぁぁああい!!!


*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


私は今、学校の体育館裏で正座をしてます。
…………解せぬ。


『綱吉ー。もう、授業始まるから行こうよー。朝、おいてったことは謝るから、ね?』
「…………………」


なにこの空気。
もうヤダ。


「…………明日は、ちゃんと一緒に行くならいいよ。」
『!わかった、わかった!』


やっと解放だー!
そう思ってバンザイしながら立ち上がる。
てゆうか、やっぱり朝勝手に行ったのが原因だったのね!くだらないことで怒るなし!


「なんか言った?」
『いいえ、全然全く。ので顔を近づけないでください。いや、マジで。』


なにこの子。読心術でも持ってるんですか。


「じゃぁ、教室戻ろうか。」
『さんせー!』
「……なにしてんの。」


と、立ち上がろうとすると足が痺れて立てなかった。
くそぅ。足痺れる。ビリビリする。
そして、私を見下した目で見る綱吉にイラっとしました。まる。