[ 9/42 ] そんなこんなでやってきましたハンター試験 レッドに乗せてもらえば楽々ひとっ飛びさ! …え?龍くん?私より眠気なんだってさ!ひどいよね!! そんなわけで私は今試験会場に来ています。 てゆうか、今回の試験会場がザバン市の定食屋なんだけど。 これって明らかフラグだよね。原作だよね。ジンの野郎ぉおおぉおぉぉ!!!!!! いやでも、クラピカはいないはずだよね。 だってクルタ全滅フラグ壊したもの。 あ、それはそれで寂しいな。 てゆうか、私、フード被っててよかったぁ!!比較的目立ちたくないんだよね。 だからさ、 『ロアは大人しくしててよね?』 「――!」 ロアは今イリュージョンでそこらの動物に化けて私の腕に収まってる。 だってロアがモンスターボールに入ってくれないんだもん。しょうがない。 それより!さっきから変態ピエロが私を見てくるんだけどどうすればいいかな。 スルー?スルーでいいかな?なんだって言うんだ。私が何をした。 『なんか、もう帰りたい……』 「―――」 あぁ、私を応援してくれるロアが癒しだわ……。 私がそのままうっとりとロアを撫でていると、またエレベーターから人が降りてきた。 あ、ちなみに私の番号は100番。ぴったりとか私すごい。さすが私。 ……てゆうか、降りてきたのって主人公組じゃね?え?なんで、クラピカがいんの? ちょ!おま!誰に復讐すんだよ!アホか! 「ねぇキミ」 『(あ、試験中に出雲たち出さないと絶対いじやけるな)』 「無視かい?」 『(あー…二次と四次なら出せるかなぁ?)』 「」 『に゙ゃぁぁあ゙あ゙あぁ!!!!!』 私がヒソカをあえて!無視し続けているとヒソカは痺れを切らしたのか私の頬っぺたを舐めた。大事なことだからもう一回言う。舐めた!!!! 『な、なにすんの!!!???え?私と貴方初対面ですよねぇええぇ???!!!』 「だってキミが気づいててボクを無視するから、つい」 『ふざけんなてめぇぇええぇ!!!!!………はっ!』 これじゃぁ、私目立ちまくりじゃないか。 うわぁぁぁああぁん!!この!ヒソカの馬鹿野郎!!! 『急に殴ろうとしてすみません。私はこれで。』 よし!!これでおーけー! どんっ! 『あ、ごめんなさい』 「……ちっ」 なんだコイツ。謝れこの野郎。 「ぎゃぁあ〜〜〜〜!!!!!」 「アーラ不思議腕が消えちゃった」 消えちゃったじゃねぇぇえええ!!! あんたが消したよね!?私見てたからね?!! 「人にぶつかったら謝らなくちゃ」 ……よし、こうなったら試験中ずっと絶してよう。これしかないよ。うん。 |