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※この先キャラ崩壊あり。
嫌な人はバックプリーズ。



とりあえず、ゴンとキルアを可愛がった後にシャワーをメンチさんに案内してもらってから三匹を出してラブラブしてから寝た。

ら、あっという間に第三次試験会場についた。
ちなみに今回はポケモンたちを連れていない。
今回はレッドを出そうと思ってるからね。
塔から落ちるときに。

私、今回の試験は落ちるって決めてるんだ。
ほら、よく夢小説とかであるヒソカかイルミか主人公組と同じ隠し扉に落ちたら最悪じゃん?

ので、私は落ちる!!

私はみんなが隠し扉に落ちて行ったのを確認してから塔から落ちようと待つ。
けど、みんな隠し扉見つけるの遅いなぁー。

とりあえず塔の側面まで行こうかな。

歩き出した途端聞こえた、ガタッという音。
その瞬間思ったことは私、終わったな。でした。



『うっきゃぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!!』

ドスンッ

『いにゃっ、』


痛かった。思いっきりおしり打った。
てゆうか、なんで落ちたの?
あれ?私塔から落ちるって決めてたんだけどな。


「ねぇ、」
『のわぁぁぁぁああああああ!!!!!』
「……うるさ。」
『え、』


私の前でうるさそうに顔を顰めていたのはギタラクルことイルミでした。
夢展開ありがとうございますぅぅうう!!!
ありがた迷惑とはこのことですねぇぇええ!!!!
しかも、イルミの顔が針だらけで恐い。むっさ恐い。
心臓に悪いんだよ!!!


「ねぇ、君って俺のキルアと仲良くしてたやつだよね?」
『…………見間違いじゃないですか?』
「まさか俺のキルアの友達とか言わないよね。キルアに友達はいらないんだ。」
『 話 通 じ な い 』


私の言葉スルーだし。
え?私に話振る意味あった?なかったよね?


「やあ。君たちにはこの先の扉に進んでもらうよ。ルールは簡単。扉の先にいる囚人たちから協力して鍵を手に入れてくれ。誰が鍵を持っているかわからないから一人ずつ倒してもかまわない。どちらか一人でも死んだりリタイアしたらもう一人も落ちることになる。では頑張りたまえ。」ブチッ


えー…パイナップルさん適当すぎじゃない?
しかもイルミととかやなんだけど。
切実に嫌なんだけど。こんなブラコン。


『(しょうがないから)行きますか?』
「ほんとさぁ、キルアは俺の弟なんだよ。君みたいのがキルアの友達になんかなったら立派な暗殺者になれないじゃないか。」
『話聞け。そんなんだとキルアに嫌われるよ。』


自分からキルアの兄って名乗ったし。
てゆうか、ほんとお願いだから話聞いてよ。
このブラコンが!!!!

私が言葉を放った瞬間、イルミから暗いオーラが出た。
え?え?なにごと?
なんでイルミはそんな体操座りなんてしてるの?
さらになんでギタラクルの変装といてんの?



「そう、そうなんだよね。なんで俺ってキルアに嫌われてるんだろう?俺はキルアの為を思ってるのに。なんでだと思う?」
『は?え、やっぱりブラコンは嫌なんじゃないかな?』
「ブラコン?俺のどこがブラコンなの?俺はただキルアを大事に思ってるだけなんだけど。」
『そういうところがだと思うよ。てゆうか早く行こうよ。』


私はイルミのそばまでわっざわざ行って同じ目線で話してあげる。
イルミってこんなやつだったけ?キャラ崩壊。


「俺だってキルアに撫で撫でしたい。笑顔向けられたい。」
『よしよし。それはいいから早く行こ?』
「…………撫でた。」
『は?』
「今俺のこと撫でたよね。」


あぁ。つい癖で撫でたけど……
なんでイルミはこんなキラキラしてるの?
ねぇ、なんで?
無表情なのに目だけがキラキラしてる。なにそれ恐い。


『……早く行こうか。』
「名前は?」
『早く行こうか。』


私、早く行こうとしか言ってない気がするんだけど。
ことごとくスルーしやがる奴がいるからですね。わかります。


「名前言わないと俺行かない。」
『、リンネ。ほら、早く行こうか。』
「リンネ……リンネ、」
『………はい?』
「俺と結婚しよう。」
『………………………………』


なんかフラグ出来ちゃったんだけど。
もうやだ。今すぐ家族に癒されたい。

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