私の苦手な人 [ 21/56 ]


ぶっちゃけ私はたけカカシが苦手です


昨日は寝たの遅いから寝不足なんだよね。ナルトはそれにも関わらず先に行っちゃうし。まあ、下忍になれて相当嬉しかったんだろうけど。そんなところも可愛いよね!


『あ、シカマルとチョウジだ。おはよ!』
「リンネもおはよう。」
「はよ…」


あれー?


『シカマル元気ないねー?』
「(顔がちけぇんだよ!)んなことねぇって」
『そう?なら、いいんだけど。』


シカマル元気なさそうに見えたんだけどなぁ。気のせいかな?


「じゃあ、中に入ろう?」
『だねー。』


私達が扉を開けるとそこには衝撃的な光景が広がっていました。


『私ね、今までナルトは春野サクラちゃんのことが好きだと思ってたんだ。』
「…俺もだ。」
「僕も……」


でも、違ったんだね。


『ナルト!私そういうの偏見ないから!むしろ応援してるよ!』
「リンネ???!!!!誤解だってばよ!!!」
「え?リンネってナルトのこと好きなんじゃなかったの?」


え?チョウジは何言ってんの?


『私、ナルトのことは大切な弟だと思ってるよ?』
「てっきりナルトのこと好きなんだと思ってたー」
『あはは!ありえないって!』


弟に恋愛感情は持たないよー!私だってそこらへんは区別つくって!


「だってシカマル。よかったね」
「………おー。」
『なに?なにがよかったの?』
「なんでもねぇよ。」


シカマルはそう言って私から顔を背けるとチョウジと一緒に中に入って行ってしまった。シカマルってなんか私に冷たい気がする。やだ、嫌われてんの。私、シカマルになんかしたことないんだけどなぁ。


「ほら、席座れー。これから班を伝える。」


私がシカマルについて考えてると、イルカ先生が来てしまった。私もイルカ先生に促されて席に着く。

ナルトと一緒にいたいけど同じ班はやだなぁ。あの人が担当だし。


『それにしても』


偏見はないけどびっくりしたなぁ。ナルトとうちはサスケがキスしてたのは。





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