3 [ 23/56 ] そんなこんなでやっとはたけカカシが来ました。遅いから。しかもなんか“大嫌い”宣言されたし。むーかーつーく!! そして今は自己紹介中なり。はたけカカシの自己紹介?名前しか分かんなかったけど?なにか? ナルトはさすが私の弟。きちんと自己紹介できていた。しかも好きな食べ物のところに私の手料理とか!もう可愛すぎる! うちはサスケは原作通りでちょっと申し訳なく思った。だって私が幽閉されなければ、うちはイタチに同族殺しなんてさせなくて済んだし。うん。ごめんなさい。 春野サクラちゃんは、うん。女の子だなぁ……。私も女の子に戻りたいなぁ……。いや、女の子なんだけども! 「次、そこの女の子。」 てゆうか、好きな人とかトリップしてから出来たことない気がする…… 「リンネちゃん?」 『え?あ、どうしたの?』 「次の自己紹介リンネちゃんだよ。」 『あ、サクラちゃんありがと』 いつの間にか私の番になっていたらしい。てゆうか自己紹介って……。 『巡音リンネ。好きなものは………家族。嫌いなものは家族を馬鹿にする人とよく知らない人と遅刻する人(強調)。将来の夢は、』 将来の夢かぁ………。そんなのあの時なくなっちゃったよ。でも、出来ることなら 『未来を、変えたい。私が知る最悪の運命を。』 もう、あんな風には絶対にならない。だって私には出雲達がいるから。今度は絶対に。 『趣味はナルトを可愛がることと家族を可愛がることです!』 私はさっきまでの雰囲気を壊すように明るくにこっと笑いながら言った。 「(この子は……。やはりあの時の子供なのか………?)」 それぞれ自己紹介が終わると解散になった。明日はサバイバル演習があるから朝ご飯抜くように言われた。いや、私は食べるけど。 はたけカカシが私を怪しむように見てたのはスルーすることにした。 [*prev] * [next#] |