2 [ 10/56 ] 『九尾止まりやがれぇぇえええ!!!』 「あれは……?!」 私は螺旋丸を九尾にあてる。それでも九尾は止まらない。マダラに囚われてるから私とも意志疎通が出来ない。 っ!なんで止まらないの!止まって!止まってよ! 『止まれ!止まれ、止まれぇぇええ!!』 なお私は螺旋丸をやり続ける。チャクラがなくなったって今の私には関係ない。【携帯獣の休憩所】で回復して攻撃の繰り返し。 「グルルルルルルルルルルル!!!!」 『え、?』 目の前には九尾の腕。 そこで私の記憶は途切れた。 *-*-*-*-*-*-* 《おのれ……四代目火影ェ》 『んぅっ………』 声……?大きな声……。 誰…………? 声に反応して私が目を覚ますと九尾の爪がナルトに迫っていた。 『だめぇぇえええええ!!!!!!』 ミナトとクシナにナルトを庇って九尾の爪が刺さった 『やだぁぁぁあああ!!ミナト!!クシナ!!駄目!!駄目だよ!!死んじゃやだ!!』 「リンネ……ごめんね……」 『やだやだやだやだやだやだ!!!!』 「ナルトを……私たちの、変わりに……愛して……ね、」 「…リンネ……愛してる、よ……」 八卦、封印 『いやぁぁ゙ぁあ゙あ゙ぁあ゙あ!!!!!』 無理だとわかって【携帯獣の休憩所】を使った。でも、私の意識はそのままブラックアウト。 [*prev] * [next#] |