今日は最悪の日だなぁ
そう思いながら家に帰る
朝は下駄箱に生ゴミが入ってるし、お昼はリンチされるし、帰りは綱吉と一緒に帰れないんだもん!
ほーんと最悪だなぁ
『!んっ!』
私がそんなことを考えながら歩いていると、私の後ろから誰かが私の口をおさえて近くにあった廃墟?に連れ込んだ
な、に?気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!!
私に触るな!
ドサッ
私が気持ち悪さに泣きそうになっているとある女の前に倒れこんだ
『っ!あんた……』
「あははっ!ざまぁないわね!本当、あんたウザいのよねぇ……。ツナは私のものなの。あんたごときがツナに触らないでくれる?」
なにいってるの?
この女は馬鹿なのかなぁ?
『違う。綱吉は私のもの。私は綱吉のものだよ』
「っ!あぁ!ムカつく!ホントムカつくわ!」
女は顔を真っ赤にさせると私の髪の毛をおもいっきり掴んで、私の俯いていた顔を無理やり自分の方へ向けさせた
『っ!』
当然、私は痛さから顔を歪める
しかし、女はそんなことを気にせず話を続ける
「ねぇ、あんたって欠落品なんでしょぉ?」
『な、んで』
「あはっ!なんで知ってるのか、って?調べたに決まってるじゃない!」
『やめっ!言わない、で』
「あんたはぁ、10年前に」
『やだやだやだやだやだ』
実の家族に殺されそうになったんだよねぇ
『いやぁぁぁああぁああぁぁあぁあ!!!』
「あら?気絶したわ。あんた達、これ好きに扱っていいから」
「「「はい!」」」