途中から燐花を歩かせて帰路を辿る
俺と燐花の間に会話はなくただ手を繋いでいただけだった



―――
―――――


家に着くと同時に燐花は俺に抱きついてきた

『綱吉綱吉綱吉綱吉綱吉』


俺はそんな燐花の頭をただ撫でる


「どうしたの?」


答えが分かっているのに燐花に聞く俺は性格が悪いんだろうなぁ……


『あのね、あのね、あの気持ち悪い女が私に触ったの、触れたの。だから、手を振り払ったんだよ。だから、綱吉嫌わないで、燐花を嫌っちゃヤダよぉ』


俺は燐花を抱いて移動しながら話を聞く


『それに、それに、あの女、綱吉にもあの気持ち悪い手で触れて、…………ひぁ!』

「汚い手で触られたんだからシャワー浴びようね」


俺もそうとうイラついていたらしい。
浴室に移動すると服を着たまま燐花と一緒にシャワーを浴びた


『綱吉?風邪ひいちゃうよ?』

「風邪ひいたら燐花が看病してくれるだろ?」

『うん!』


燐花はそう言うと俺に擦り寄ってきた

はぁ……
そんなことされると俺も我慢できないんだけど。


『!……ふぁ………ン…』


俺はそのまま燐花に深いキスをし続けた

まだ、ヤらない。
燐花をヤるのは俺と燐花、本当の意味でお互いしか見えなくなった時だ


『…っ…なよし…ぃ………』

「ホント、燐花はエロいよね」

『ん……それは褒めてる……?』

「当たり前だろ?」


本当、燐花と一緒になるのが楽しみだよ
きっと燐花は俺から一生離れられない


『えへへ。それならいいや!もっとキスして?』

「はいはい」


ホントだぁいすき




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