ぼんっ
『え、あ、あの、』
そう言うと皐月ちゃんは顔が真っ赤になって上目遣いをした。しかも涙目
やべっ超食べたい
俺はそのままぐいっと顔を近づけて続ける
「マジ一目惚れなんだ。だからさ、おr((ばっしーん!!))いったー!!ちょっ!今いいところなのに!」
「団蔵ぉ……」
俺の頭を殴ったやつの方を向いてみると、伊助が俺と虎若の部屋を見た時と同じ、いやそれ以上に怖い目をしてた
「皐月はこっちね」
『え、あ。庄ちゃん』
庄ちゃんは皐月ちゃんの脇に手を入れるとそのまま抱き上げた
皐月ちゃんは背が小さいのでそのままひょいっと庄ちゃんの腕の中におさまった
えっ!ちょっズルい!
俺もやりたい!匂いかぎたい!皐月ちゃんの体堪能したい!
「皐月ちゃぁぁあぁあああん!」
「団蔵ぉ……僕らの幼なじみに手を出そうとするなんて死ぬんだよな………」
は?幼なじみ?!
幼なじみだったのか!
「お義母様!俺に皐月ちゃんをください!」
《…………………》
さっきまで話し声がしていた教室がいきなり静かになった
と、思ったら伊助はにーっこりと笑って
「死ね」
うぎゃぁぁああぁぁあああぁ!!
それから俺の記憶はない
「ふざけんじゃねぇ」
『え?!大丈夫ですか!?伊助くん!お友達にこんなことしちゃダメですよ!』
「ごめん、ごめん。つい、ね」
「しんべえ!団蔵を保健室に運んでくれる?」
「いいよー」
『庄ちゃんも伊助くんを止めてください!』
「あーごめんね(棒読み)」
『反省してるならいいです!』
あ、この子天然だ BY は組