どもども。
噂の転生トリップなるものを果たした葉月ちゃんでーす。

うわぁ。まじ笑えない。

車と衝突していったーいとか思って気を失ったら赤ちゃん。
どこの夢小説だよ。

まあ、そんなこんなで転生トリップを果たした葉月ちゃんはテニス(笑)な世界の主人公大好きな大阪の一年ルーキーの妹になりました。
………姉なら分かるけど、なんで妹なん?
ホンマありえへんわぁー。


「葉月ちゃーん」

『なぁに?お母さん』

「このお弁当、金ちゃんに届けてくれへん?金ちゃん忘れてったんやぁ。」

『いいよー』

「ホンマ助かるわぁ。おおきに。」


とゆーわけで初四天法寺です。

あ、私標準語装備だから。
長年使ってた標準語をダメとか言われてもねぇ…。
てか、これはどうでもいいや。

それでは四天法寺にレッツゴー。




どーん
『でっかい門だなぁ…』


そういえば、この学校校門では一発ギャグやらないとダメとかあったなぁ…。
私はやらないけど。

うん。それよりテニスコートどこだ。


「んーっ!エクスタシー!」
《きゃぁぁあああ!》


あ。わかったわ。
てゆうか、白石はあんな恥ずかしいのを大声で言って恥ずかしくないのかな?
突っ込んじゃいけませんよね。
ごめんなさい。


テニスコートが見えてくるとテニスコートの周りは女の子がいっぱいだった。
あれだね。
ふっはっは人がゴミのようだ!ってやりたくなるね。
あれ?私だけ?
そんなことないって信じてる。

とにかくこの女の子集団をかきわけてテニスコート入らないとなぁ…
うーん。めんどくさい。とか思ってないー。


『よし。行こう。』


女の子集団の中に突っ込んでみた。
うげっ苦しい。

女の子集団の中で適当に泳いでるとテニスコート前に出ることができた。

あ。ラッキー。
小さくてよかったー。
……自分で言ってて切なくなった。あいむ さっど。


「あーっ!葉月やん!」


前に出ると金ちゃんが私をすぐに見つけてくれた。
金ちゃんすごいな。
なんかエクスタ男とかスピードスター(笑)とか見てたけど無視。
だってさっさと渡して日曜ミステリー見なくちゃいけないし。


『ん。金ちゃん、お弁当』

「?ワイ弁当持っとるで?」


なん、だと……?


「もうすぐ休憩やし一緒食べよーや!」

『………』

「ほな行くでー!」


金ちゃんに抱き上げられたけど私はそれどころじゃなかった。
私の日曜ミステリー……!

私が連れて来られたのは四天の部室でした。
もう日曜ミステリーが見れないならどうでもいいよ。
楽しみにしてたのになぁ…
それに今日は船越○一郎が出るはずだったのに…


「金ちゃんなんばしよっとん?」

「おー千歳やん!あんなぁワイの妹も一緒に弁当食べよ思ってな連れて来たんや!」

「ほー。そうだったんか。名前なんば言うとんの?」

『遠山葉月って言います。よろしくお願いします。』

「こっちこそよろしく頼むばい。」


最初が放浪男かぁ。
私千歳って好きなんだよね。
放浪癖あるとか可愛い。
てゆうか四天みんな好きー。

部室の中に入ると四天全員がそろってた。
ワォ。びっくりだね。
思わず某マフィア漫画の某風紀委員長の真似しちゃったよ。


「金ちゃんその子誰やねん?」

「ワイの妹や!」

《……え?》


そんなに金ちゃんの妹はびっくりか。
みんな固まってるし。
どんだけだよ。


『………遠山葉月です。よろしくお願いします。』

「お、おん。よろしゅう。」


さすが白石。
真っ先に目覚めたよ。


「え、?金ちゃんの妹?金ちゃんの妹ーーーーー?!?!」


一番謙也がうっさかった。


「謙也さんうっさいスわ。」


財前よく言った。


『金ちゃん。私、日曜ミステリー見なくちゃだからやっぱりもう帰るね。』

《日曜ミステリーってなんやねん!》


おータイミングぴったりじゃん。
なんかすごいね。


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