氷点下の朝は… 番外編


地下の「氷点下の朝は…」のおふざけ番というか…、ちょびっと横道にそれてしまった妄想です。
2ページ目辺りのカカシがミナトに愛撫を施す所から。
ちょっと下世話な話になっています。
食事中の方は、終わってからお読みください。
そんな話です。
本当にしょうもない話なので、先に謝っておきます。
すみません。ごめんなさい。























ホントにいいですか?
どんな下世話な下ネタでも大丈夫という勇者なお嬢様のみ、どうぞ。











**********************





「ちょっ、カカシッ! やめなさい!」


ミナトは慌ててアナルを舐めるカカシを引き剥がした。


「何で?」
「そんなトコロ、カカシは舐めちゃダメ!」
「どうして?」
「汚いでしょ」
「センセのココ、綺麗だけど?」
「そーじゃなくて…。中…」
「中? 中がどうかしたの?」


ミナトは進まない会話にため息をついた。この先の話をするのも気が重い。


「…あのね、中に挿れるでしょ?」
「そのつもりだけど?」
「だから、それが汚いって…」
「?????」
「だから…朝だから…、その、ナニが降りて来てるでしょ…」「…ああ、そんな事」
「そんな事って…」
「センセはオレに対して気にしないでヤってるじゃない」
「え? だって、カカシの中、キレイだよ? ナニはなかった…と思う」
「何ソレ! 何の間!?」
「ちょっと記憶を辿っただけじゃないか」
「それで!?」
「だから、キレイだって」
「だったら、センセだって一緒でしょ?」
「ンな事ないって」
「……………」


暫し考えた後、意を決したように顔を上げたカカシ。その顔は真っ赤だ。


「あのね、センセ。トイレの棚の中に、アレが入ってるから使ってみる?」
「アレ?」



「……浣腸…」








「………………………」















何とも言えない空気が流れる。二人して攣った顔を見合わせる。ヒクヒクと口端が動く。


「…カカシは、ソレ、使ってるんだ…」
「え…ま、まあ…。やっぱ気になるし…」
「…使ってたんだ…」
「なっ、何も繰り返さなくてもいいじゃない」
「オレが挿してあげたのに…」
「え?」
「カカシがそんな事してたなんて知らなかった…。ん! これからはオレが挿してあげるから」
「けっこうです!」
「ん、遠慮することないよ。さすがに排泄するところまでは見ないから」
「見られて堪るか!」
「じゃあ、今夜からシてあげるね」
「どうしてそういう話になるんだよ!! 今はセンセの話でしょ!」
「う…、いや、まあ…」


話を誤魔化せたかと(ついでにカカシに浣腸出来ると)思ったのに、結局元に戻ってしまった…。
がっくりと肩を落とすミナト。ジーッと見つめるカカシ。
今の会話ですっかり逸物は萎えてしまっている。このまま無しにはならないだろうか…?
そんな一抹の希望を打ち砕く一言がカカシの口から飛び出した。


「オレが挿してあげようか?」
「冗談! 自分で出来ます!」
「じゃあ、行ってらっしゃい?」
「へ?」


回避したかったのに、今の流れで注入が決まってしまった。
それでも抵抗しようと思ったが、カカシの一言でそれはなくなった。


「オレ、挿れるの初めてだ…」


カカシの初体験を無下にするわけにもいかず、ミナトはすごすごとトイレに向かったのだった。





12.01.31






戻る











人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -