Garden


ブラッド/ブライド


参加者


GM.オットリア
PL.ひぃらり/東堂紫音
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オットリア(GM):それではセッション「ブラッド/ブライド」TPを開始させていただきます。宜しくお願いします。
紫音:よろしくお願いいたします!
オットリア(GM):【拠点近く】
オットリア(GM):【STOP】
オットリア(GM):【庭園】
オットリア(GM):そこは、大きな庭園だった。
オットリア(GM):眠りについたはずなのに、いつの間にかその庭園に立っていた。不思議なことに、あれほど感じていた眠気は今はかけらも感じない。周囲には幾何学的に整えられた花壇がある。庭園の真ん中に広い道があり、探索者はいつの間にか、そこに立っている。
紫音:「ウッウー ねむい・・・」目を擦りながら、周囲に幻視します。
オットリア(GM):道の左右にはベンチやガス灯が等間隔に並んでいる。
紫音:花壇を指定して幻視することは可能ですか?
オットリア(GM):可能です。
紫音:花壇を幻視します。どんな花があるのか。
オットリア(GM):花壇にはほとんど純白と言ってもいいほどに真っ白な花が咲いている。花の種類までは分からないが、それほど変わった形をしたものではなのが分かる。
紫音:広い道はどの方向へ続いていますか?
オットリア(GM):目覚めた時に見ていた方向に、道は続いています。また振り返ると、その庭園から出るためのような柵が見えるでしょう。
オットリア(GM):柵で出来た門です。
紫音:門は開きそうですか?
オットリア(GM):門は開きそうですが、どことなく不穏な雰囲気を持っており、紫音さんの第六感は「それはすべきではない」と警告するでしょう。
紫音:てこてこと道を歩いていきます。
オットリア(GM):それでは紫音さんは道を歩いていきます。
オットリア(GM):しばらく歩くと、噴水が見えてきた。
オットリア(GM):そして、
オットリア(GM):その向こうに小高い丘に建つ大きな建物が見える。真っ白で大きなそれは、十字架を模したような形をしている。拠点をその根元から見上げた時を思い出すかもしれない。
紫音:「あれなんだろ?」てこてこ。建物を幻視しながらそちらへ向かいます。
オットリア(GM):紫音さんは幻視をしながら白い十字架の建物に向かって歩いていく。
オットリア(GM):光を弾く純白で、青空との対比がとても美しい。十字架に嫌悪を抱く者で無ければ、その美しさに息を飲むだろう。
オットリア(GM):幻視を行ってもまだ遠いのではっきりとしたことは分からない。
紫音:十字架の意味を知らないので綺麗だなーって思うだけですね。てこてこ歩きながら近づいていきます。聞き耳で何か聞こえるものはあるかな?
オットリア(GM):もっと近くまでよれば、何かが聞こえるかもしれない。
紫音:行きます。
オットリア(GM):それでは、小高い丘を登り、白い大きな十字架の手前まで来た。
オットリア(GM):ご自由にロールをどうぞ
紫音:建物に対して幻視&聞き耳。また、人影などもないか周囲を確認。
オットリア(GM):紫音さんは建物に幻視を行う。染みひとつない白い十字架には特に目立っておかしなところはない。しかし、建物の根元の一か所に扉のように四角く切り取られた部分が見える。
オットリア(GM):また、周囲をみると、十字架の後ろ側にも道が続いているのが分かる。
オットリア(GM):見える範囲に人影はないようだ。
オットリア(GM):先へ進む道を行きますか?
紫音:行きます。
オットリア(GM):それでは、白い十字架の建物を回り込むようにして、その後ろへ続く道を進んだ。
オットリア(GM):【STOP】
オットリア(GM):【哀悼】
オットリア(GM):白い十字架の後ろは少し日陰になっていて薄暗い。
オットリア(GM):じめじめとした空気が流れているように感じるかもしれない。
オットリア(GM):木の枝を組んだだけの粗末な十字架が地面に突き立っており、その傍らに喪服姿の女性が立っている。
紫音:粗末な十字架と女性に幻視。
オットリア(GM):女性に幻視を行う。女性は紫音さんと同じくらいの身長で、黒髪黒瞳の麗人だ。物憂げな雰囲気を纏った童顔で、年齢は一見しただけでは分からない。
オットリア(GM):全身喪服のような黒い服を着ており、粗末な十字架を見ている。その手には白くて膨らんだ大きな袋を持っている。
オットリア(GM):粗末な十字架は比較的新しく作られており、中央が紐で結ばれている。
オットリア(GM):十字架をよくよくみると、その根元が少し盛り上がっているようにも見えるかもしれない。
紫音:女性に話しかけてみます。「・・・おねーさーん、そこで何してるんですか?」
オットリア(GM):「……お墓参り……でしょうか」彼女は振り向きもせず、十字架だけを見つめてそう言います。
紫音:「そのお墓?・・・おねえさんの大切な人のお墓なの?」話術を使用します。
喪服の女性:話術、了解しました。
喪服の女性:「……大切な人、ということに間違いはありません」
喪服の女性:「……たしかに、大切な、大切なひとでした。」
喪服の女性:「……大事な、私の娘のお墓です」
紫音:「・・・そう、それは悲しいね。お花とか、供えてあげないの?」
喪服の女性:「……ええ、とても、とても悲しい。お花ですか。そうですね。悲しみに呉れるあまり、そんなことすら気づいていませんでした」
紫音:「供えてあげるといいかもね」少なくとも、自分への慰めにはなるだろう。お墓のまえまで寄って行って、そっと手を合わせます。
喪服の女性:「……ええ。……そうですね。次に来た時には、お花を供えましょう」そのあと、ぼそりと「次にくることがあれば」と付け加えます。
紫音:「・・・もうきてあげないの?」手を合わせるのをやめ、女性の近くから見上げる形で彼女の顔色を伺います。話術+精神分析。
喪服の女性:「……いいえ、来るつもりですよ」
喪服の女性:「……しかし、人はいつ死ぬか分かりませんから」
紫音:「確かにそうだね」
喪服の女性:【固有スキル発動】
喪服の女性:[ポーカーフェヰス]あなたはとっても無表情。精神分析を使用してもほとんど情報が得られない。
紫音:「お姉さんはどこからきたの?あっちから?」そう言って、自分が来た方の道を指さします。「僕このあたりのことよく知らないから、知ってたら教えてほしいんだけど」
喪服の女性:「……そうですね。……向こうから。……私は結婚式に出るためにここに。……それは、あの――」そう言って大きな十字架を指します。「……十字架で執り行われるものです」
紫音:「結婚式?あそこで?・・・誰と?娘さんがいるなら、旦那さんもいるんじゃないの?」ん?という顔で首をかしげて、たずねます。
喪服の女性:「……言うまでもなく、私の結婚式ではありませんよ。……そうであれば――いえ。……22世紀の今では、子を持っていても常に結婚しているとも限らないでしょう」
喪服の女性:「……そう娘は生まれる前に死んだ」
紫音:この人のじゃないのか。ふむふむ、と頷いていよう。家族の成り立ち方についてはよくわからない。
紫音:「結婚式かぁ・・・僕らも見ていいのかな?いつ始まるんだろ」
喪服の女性:「……きっといいのではないでしょうか。……私も招待客に招かれたくらいです ……想定外の闖入者であっても、受け入れてもらえるでしょうね」
紫音:「? 何か招かれることがないだろう事情でもあるの?お姉さん。誰と誰の結婚式をやるの?」
オットリア(GM):喪服の女性は、ふと紫音さんを見ます。無表情であっても、話すべきか否かを悩んでいるような雰囲気を感じるでしょう。
オットリア(GM):お二人は信用ロールを行ってください。もし会話を続けたければそのあとの任意のタイミングでも構いません。
紫音:「誰と誰が結婚するのかもわからないまま参加するのもアレだし。・・・それとも、その結婚式には何かあるの?それだったら事前に教えてほしいな」信用+説得を使用します。+補正はありますか?
オットリア(GM):+補正は検討します(あるとは言っていない)
喪服の女性:「……結婚されるのは、私の会社の同僚とその新しい婚約者です」
紫音:1d100<=80 信用
DiceBot : (1D100<=80) → 4 → 成功
オットリア(GM):クリティカル補正も込み。
オットリア(GM):【STOP】
オットリア(GM):【無題】
喪服の女性:ゴクリ、と
喪服の女性:彼女の決意のような唾を飲み込む音が聞こえた。
喪服の女性:心なしか緊張したようなその立ち振る舞いから、彼女は口を開く。
喪服の女性:「……結婚するのは、私の元婚約者、焔杖寺雅道(えんじょうじ まさみち)という男です」
喪服の女性:「……それと、新しい婚約者の、槃堂美澪(ばんどう みれい)。今日、これから開かれる結婚式は、その二人の結婚式」
喪服の女性:「……私は、その結婚式……まあ正確には結婚披露宴、なのですが、そこに乱入して台無しにしようと思っています」
紫音:「台無し。へぇ・・・具体的には?元ってことはその婚約者に恨みでもあるの?」
喪服の女性:「……恨み、恨み。……ええ、とってもあります。 私は都合のいい女。本当にただの都合のいい女として、捨てられたのです」
喪服の女性:「……私の娘は、焔杖寺と私の子でした。……ですが、新しい婚約者との結婚にはその存在は邪魔だった」
喪服の女性:「……だから、生まれる前に死んだ。……殺された!」
喪服の女性:「……私は復讐をしたい。……だけれど、私一人の力ではできるかわからない」
喪服の女性:「……だから。……私はお願いする。……あなた方に」
喪服の女性:「……一緒に、この結婚式を、潰しませんか?」
喪服の女性:シークレットダイス
紫音:「僕は別にいいよー、それは確かにムカつくしね」うんうん、と頷きます。「でも、どうやってぶち壊すの?」
喪服の女性:「……結婚式の潰し方として、有名なのは白無垢のドレスを着て結婚式に出席するというものです。……私はそれをしたいと考えています」
紫音:「白無垢のドレス・・・」
喪服の女性:「……白無垢のドレスならここに」そう言って、彼女は自身の持っている袋をそっと掲げます。
喪服の女性:「……あなたは私を護ってほしいのです」
喪服の女性:「……白無垢のドレスを着た花嫁でもない女が会場に入ろうとすれば、十中八九何をしでかすかわかるでしょう」
喪服の女性:「……なにがあるのかと問われれば何もないでしょう。……ええ、何もない。……何も残らない。……そんなことは分かっているのです。……でも復讐とはえてしてそんなものでしょう?」
喪服の女性:「……無事に守ってもらった私は、彼が私を理不尽に捨て、これから生まれる娘を殺したことを皆に説明します」
喪服の女性:「……他にも、彼の料理にだけ毒を混ぜて殺す、なんていうのも考えはしましたが……」
喪服の女性:「……ありがとうございます。……これで、これで、娘の無念と……私の恨みが、晴らせる……」
オットリア(GM):喪服の女性はそう言って深々とお辞儀をしました。
オットリア(GM):「……私の方の計画は、ほとんど計画とも呼べないものです。……ですので、知恵を借りられたらとも思います」
紫音:「それだけであなたの無念が晴れるのなら」穏便でいいね、と内心頷き協力の意思を示す。「あ、手伝ったら何かお礼とかもらえちゃったりする?」えへへー、ちょっとはにかみながら聞いてみる。
喪服の女性:「……正直に言えば、あの男に死んでほしいという気持ちもあります……」
喪服の女性:「……お礼ですか。……ああ、そんなものまで考えていないだなんて、私はずいぶんと呆けているようですね」
喪服の女性:「……どうしましょう。……捨て鉢になるあまり、そんなことも考えていなかったなんて」
紫音:女性と紫音の体格は同じくらいですか?
オットリア(GM):紫音君の方が少し大きいです。
紫音:紫音に女性の喪服は着れそうですか?
オットリア(GM):3pくらい
オットリア(GM):着れるでしょうね
紫音:「じゃあ・・・そうだなぁ、着替えたあとその服もらってもいい?あとでどこか行く時何か役にたつかも」と、女性の喪服を指さします。
紫音:特に深い意味もなく言ってます。
喪服の女性:「……こんなものでいいのならば。……なんならウェディングドレスの方でも構いませんよ?」そう言ってちらりと持っている袋を掲げる。
喪服の女性:「……すべて終わった後、になりますがね」
紫音:「ドレスもいいの?じゃあ、前払いでそっちの喪服もらって、終わったらドレスももらおうかなー」
喪服の女性:「……そんなもので、構わないのですか?」そう言って少し驚いてみます。
紫音:「試しに言ってみただけだもん、もらえるものなら欲しいだけー」驚く女性にはにかみます。「もう今から行くの?」
紫音:「ぶち壊し作戦の準備ってやつに」
喪服の女性:「……いえ、結婚式はまだ始まりません。……なので、私はもうしばらくこの庭園を歩いてそれから時間を見計らってトイレで着替えます」
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