秘密の箱
参加者
GM.唯代終
PL.結捺/ユーナ・セイトラ
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GM：ではではこれより「秘密の箱」のセッションを開始させて頂きます。短い間ですが、一緒に楽しく、お話をつくって参りましょう！ヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ
結捺：よろしくお願いします！
GM：ユーナさんはいま、なにが気になったのかお部屋のお掃除をしています。せっせ、せっせとお掃除しているうちに、どこかの棚から、見覚えのない鍵が出てきました。手に入れた記憶もなにもありません。
銀製の鍵はぴかぴかしていて、大きさは15cmほどと大きめで、少し重いです。こんなもの、ユーナさんは手に入れた記憶がありません。
GM：さあ、それを含めてロールをどうぞ。
ユーナ：「？………これは…？…一体いつの間に紛れ込んで……？」？？？としながら箱をくるくる回して幻視したりｽﾝｽﾝ軽く匂い嗅いだりして観察してますね
GM：匂いは普通に鉄臭いかな？と思うくらいだと思います。幻視をしてみたところ、傷ひとつないことがわかります。それ以外は上記の情報と一緒ですね。
ユーナ：「……誰の、ものなのでしょうか…」 うーん、鍵かー 部屋も掃除してたとこだしなぁ…まわりをきょろりと幻視して観察してもさっきからいる部屋と変わりないだろうし…ちょっと困った顔してる
GM：周囲はやっぱり変わらず、掃除していた自分のお部屋ですね。
GM：ではでは、ユーナさんは鍵の処理にこまりながらも、お掃除を続けた……というふうにしても大丈夫ですか？
ユーナ：猫小屋に埋めたい というのはさておいて 聞き耳しても周りの音だけだろうから……とりあえず 一番人が集まりそうなところに置きに行こうかなぁ… あんまりよくわかんないもの部屋に置いておいても仕方ないって思ってる
GM：ほむほむ、了解しました。
GM：ではユーナさんはその鍵を、持ち主が現れることを期待して、人が集まるところにおいてきました。
GM：見知らぬ鍵を見つけて疲れちゃったのでしょうかね、そのひユーナさんは、ぐっすりすやすや、よく眠ることができました。
ユーナ：猫丸まり
GM：―――――
GM：―――
GM：―
GM：その日、ユーナさんは不思議な夢を見ます。
GM：どこまでも広がるような真っ白なお部屋にあばたはいます。目の前には扉がぽつんと立っていて、それ以外はなにもありません。不思議がるユーナさんの手の中には、昼間、人が多い場所においてきた、あの大きなカギが握られています。
GM：これから、どうしましょうか
ユーナ：いつもの悪夢じゃないだけマシですかね…と思いながら。まわりをキョロりと幻視聞き耳で観察してますね
GM：幻視、聞き耳ですね。
GM：まず幻視。白が何処までも続いていくような空間です。どこまでも果てがあるように感じるかもしれません。
GM：聞き耳。とても静かです。耳が痛くなるくらい。聞こえるのは、あなたの呼吸音と鼓動くらいでしょうか。
ユーナ：ふぅ……、と一つため息にも似た息を吐きながら 扉の方へいきます。 扉に鍵は、かかってるのかな
GM：そうですね、鍵がかかっててあきませんよ。
ユーナ：鍵、手持ちのと合うか確認しますねー 「いつものよりマシとは言え、面倒なのは少々いただけませんね……」ってぼやいてるけど
GM：さしてみたらぴったり合いましたよ＜鍵
ユーナ：警戒しながら開けますね 聞き耳たてたままがちゃり
GM：鍵を開けても、なにも聞こえてきませんよ。
GM：そのまま扉、あけちゃいますか？
ユーナ：開けちゃいますよー
GM：そうしたら、扉の先に続くのは、黒い板を貼っつけたかのようなのっぺりとした闇でした。
ユーナ：「っ……。」一瞬怯みますね ただ、戻っても白い部屋だし…灯火つけるかな とりあえず
GM：つけても、なにも見えませんねえ。本当にどこまでも真っ暗なようです。
GM：さてさて、
GM：入るか否か、迷っているユーナさんの背中を、なにかが思い切り突き飛ばしてきました。
ユーナ：「！？…」 びっくり
GM：それは突然のことで、あなたはきっと反応しきれず、扉の向こうに足を踏み入れてしまったことでしょう。
GM：地面があると思ったところにそれはなく、足はスカッと宙に放り出されます。どうやらあなたは暗い暗い穴を落ちていくようです。
GM：なにかありましたら、どうぞ！
ユーナ：うーん……受身、かな？ とっさだったら受身か猫化+受身でスタっとしてます
GM：ほむほむ。
GM：ではあなたは受け身の体勢をとるためにゃんこさんになろうとしました。……なろうとしたのです。
GM：しかし途中であなたの意識が暗転します。
GM：意識が沈んでいく途中、あなたは声を聞いた気がしました。
GM：「ごめんね、少しだけ君のこと、教えてね」
GM：―――――――
GM：―――――
GM：―――
GM：意識が戻ってきたとき、あなたは映画館のとあるイスに座っていました。目の前には大きなスクリーン、自分の手にはポップコーンが入ったバケット。周囲にはあなたが座っているようなイスと似たものがずらっと並んでいます。
ユーナ：きょろりとまわりを幻視で見渡すかな ポップコーン邪魔…
GM：キレイに手入れされているのがわかりますかね。ちょっと古めかしいけれど、使い込まれたのだろうなと分かる感じです。
GM：さて、ではそれをユーナさんが確認すると、開演ブザーとともにスクリーンの幕が上がり、映像が映し出されました。
GM：そこに映しだされたのは、こんなお話です。
サーカスの舞台で活躍するライオン。
ライオンは人気者でした。
観客からの歓声を一身に浴び、彼は輝いていました。
しかし、ある日ライオンはえさを与えられず、
お腹がすいて、ひどく気が立っていました。
その日のショーで、
ライオンは人を噛んでしまい、檻に入れられてしまいます。
檻の中でぐったりしていると、支配人がやってきます。
いわく、3日後には自分は銃で殺されてしまうのだと、
ライオンは知りました。
ライオンは夢を見ます。
草原を自由に駆けている自分の夢です。
GM：どうぞ、あなたが思うがままに、ロールをしてください。
ユーナ：出れるなら出たかった勢いで 仕方なし見るかなぁ…一応見聞きはしてるけど……思うことはあるけど映画自体はしっかり見てないかな…
ユーナ：まぁ、半ば 食べてしまえばよかったのに って思ってるところは少しあるかな……
GM：ｗｗｗ
GM：ではでは、そんなことを思っていますと、シーンが移り変わっていきます。
GM：ぼんやりと映像を見ていますと、草原を走っていたライオンの姿が、どんどん、どんどん、あなたの姿に移り変わっていきます。たてがみは伸び夕日のような赤い髪に、鋭い爪は短くなって、人の子の指に、4足歩行で駆けていたはずなのに、前足を浮かせ腕になり、残った日本の足になり……。終いには、真っ白な眼帯をつけて、ライオンは完全に「あなた」なって、草原を駆け抜けていきます。
ユーナ：映像には若干面白いことするなぁ…って思ってる。 残念ながら一般的な合成獣と違って獅子は入ってないですけどね
でも、やっぱりどこか真剣に見てるって感じではないのかな、わりと早くここから出たい
GM：スクリーンが暗くなりました、映像が完全に終わったようです。
GM：あなたが突然の暗闇に戸惑い、動けないでいるうちに、あなたの意識もだんだんと闇に飲まれていきます。
GM：―――――
GM：―――
GM：―
GM：意識が目覚めたとき、あなたは白い部屋にいました。
ユーナさんの目の前には「よろこび」「いかり」「かなしみ」「たのしみ」以上四種のプレートを首から下げたライオンのぬいぐるみがいます。
GM：あなたがそのぬいぐるみを確認したとき、どこからともなく声が聞こえてきました。
GM：「その子たちを、君が正しいと思うところに置いてあげて。
君が思うまま、君の気持ちにだけ正直に答えてね。
・・・そして、きみがどうしても
自分の手に残したい気持ちだけ、持っておいで」
GM：「ちゃんと置いてあげられたら、道を教えてあげる」
GM：その言葉が聞こえなくなったと同時に、あなたの目の前に3つのセットが現れます。
それぞれ「サーカスの舞台」「檻の中」「草原」をモチーフにしたセットのようです。
GM：セットの大きさは人形1つ分しかありません。どう頑張っても、ぬいぐるみはひとつ余ってしまうように見えます。
GM：……さて、どうしましょうか
ユーナ：「……。」微妙な顔して考えよう 面倒だなぁ…と思ってそうだけど
GM：面倒臭がられてるｗｗ
ユーナ：んー…サーカスの舞台に「たのしみ」 檻の中に「かなしみ」 草原に「よろこび」 かなー なんだかんだで映画覚えてやがるこの子
ユーナ：ぺぺっと ぬいぐるみをそこに置くかな
GM：サーカスの舞台にお人形をおいたとき、
「君はその子が、舞台に立つことを望む？
大勢の前で指をさされたり、笑い物になってもいい？」
「君は＜たのしみ＞を、そこに置いていくかい？
それでよければ、その人形はそこに置いてお行き。
・・・違うのなら、ほかの人形を持っておいで」
GM：と声をかけられます。
GM：檻の中にお人形をおいたときも
「君はその子が、檻に入ることを望む？
そこから一生出てこれなくて、一人きりになってもいい？」
「君は＜かなしみ＞を、そこに置いていくかい？
それでよければ、その人形はそこに置いてお行き。
・・・違うのなら、ほかの人形を持っておいで」
GM：と言われます。
GM：また、草原にお人形をおいたときも
「君はその子が、自由になるのを望む？
君の手を離れていってしまっても、いい？」
「君は＜よろこび＞を、そこに置いていくかい？
それでよければ、その人形はそこに置いてお行き。
・・・違うのなら、ほかの人形を持っておいで」
GM：と問われました。
ユーナ：「……彼がどう生きるか決めるのは私ではないので。残念ながら、笑いものになっても知りませんよ。第一、彼自身が嫌なら出ていけばいい。」
「檻に入る者はなにかしらの宿命や運命なのでしょう…、それか、理由がある時くらいでしょう。」
「彼が自由を選ぶなら、そのまま行けばいいでしょう。」 ちょっと面倒くさい感あったのであんまり機嫌よくない
GM：「そう、よくわかったよ」
GM：「君はサーカスの舞台に＜たのしみ＞を、
鉄の檻に＜かなしみ＞を、青い草原に＜よろこび＞を置いたね。
・・・この答えに迷いはないかい？
あるいは、迷いを持ったまま進むのもいいだろう。
準備ができたら、そこをくぐっておいで」
GM：その言葉と同時に、あなたの背後に今まで無かった扉があらわれます。
ユーナ：扉 一応じろりと幻視観察してるかな
GM：特に変わったところはありませんね。強いて言うなら木製なので、温かみを感じるかもです。
ユーナ：じゃあ、開くかな 開いたらがちゃりする
GM：扉は簡単に開きました。
GM：続いていくのは真っ暗闇です。
ユーナ：（いっそ舌打ちしそう） また暗闇か…って眉間にシワ寄せてる
GM：ｗｗｗ
GM：扉の向こう側で、ひとつめのコウモリさんが飛びまわっているのが見えました。
GM：どうやらユーナさんが来てくれるのを待っているみたいですよ？
ユーナ：しばらく無言で立ってから 一つため息をついて仕方なく足を踏み出すかな… まったくダメなわけではないのよ…覚悟がいるだけで…
GM：そうしたら、一つ目コウモリさんがあなたの目の前をぱたぱたと、まるで道案内をするかのように飛んでいきます。
GM：そのコウモリさんを追いかけて、あなたは暗闇を進みます。他に道標がないから、他に見つけられるものがないから。
他にも理由があるかもしれません。あなたはコウモリさんを追いかけていきます。
GM：そうすると、暗闇の中にぼんやりとした灯りが見えました。灯りの中心には、スポットライトがあたったサーカスの舞台が広がっています。
GM：その舞台の中心には「あなた」が立っていました。
GM：「きみがあそこに置いたのは、ほかの人にもっと
"見てほしい" "知ってほしい"と思っている気持ちだよ。
君は＜たのしみ＞をそこに置いたね」
「舞台に立っている君は、
＜たのしみ＞でいっぱいで、笑顔を振りまいているね。
たのしさで心が弾んで、つい笑顔になってしまう。
君はこの気持ちをみんなに知ってほしくて、うきうきしてるみたいだ。
観客の人たちも、
君のその楽しそうな姿を見て、心が躍ったことだろうね」
「・・・教えてほしいな、
君はどんな時に＜たのしみ＞を感じるかな？」
ユーナ：「………。知識を吸収している時…、それと、獲物を追い詰めるときは、わりと悪い気分ではないですよ…。好みの獲物なら尚よしです。」一瞬、瞳を細めたけれど ゆるく、うすく、微かに口元だけに笑みを浮かべながら答えるよ
GM：「そう、君は好奇心が強いのかな。僕も、君の＜たのしみ＞の一端を分けてもらった気分だよ」
GM：声はちょっと楽しそうです。
GM：また、景色がぼんやりと変わっていきます。
今度は、檻の中です。檻の中に、「あなた」がいます。一人静かにしている「あなた」の姿が目に入るでしょう。
GM：「きみがあそこに置いたのは、
"隠しておきたい"、あるいは"感じることに罪悪感のある気持ち"だよ。
君は＜かなしみ＞をそこに置いたね」
「檻に入れられた君は＜かなしみ＞に震えている。
閉じ込められている理由はわかっているし、理解もしている。
けれど、この悲しみは消えることはない。
君の涙はもうとっくに枯れてしまったね。
周りの人も君に同情はしているが、
なすすべがないのだろう、みな近寄ろうとしなかった。
君の＜かなしみ＞はそうやって隠されているみたいだね」
「・・・教えてほしいな、
君はどんな時に＜かなしみ＞を感じるかな？」
ユーナ：「……。難しい話ですね……。」 しばらく黙り込んで考えこんでしまう
「………もしも、大切な人でもいれば、それを失えばそれ相応の感情が出る、でしょうかね…確証はありませんが…。今は、どれが悲しいことなのかすらもわかりません…。」 色々と考えたのであろう後に言葉をこぼすがやっぱり自分の中で悲しいと思う瞬間をまだ描けないでいる感じ
GM：「そっか、君はまだ＜かなしみ＞を体感していない……体感した自覚がないんだろうね。それがしあわせなのかどうかは分からないけれど、これからその思いを知ることができればいいのにと思うよ」
GM：また景色が移り変わっていきます。
GM：今度は、草原です。草原の中を「あなた」がぽてぽてと歩いているのが見えることでしょう。
GM：「きみがあそこに置いたのは、
"君にとって叶わない願い"だ。
君は＜よろこび＞をそこに置いたね」
「青い草原の君は、走り、飛びまわり、
＜よろこび＞を体いっぱいに表している。
君は、そんな自分の姿に、あこがれ、胸を焦がしているんだ。
同時に、この気持ちを、心のどこかで
叶わない願いだと感じているようだね。
このよろこびを感じることができたら。
それを知ることができたら。
君はその＜よろこび＞を、
いつか手にできることを夢に見ているんだよ」
「・・・教えてほしいな、
君はどんな時に＜よろこび＞を感じるかな？」
ユーナ：「…好みの物を食せた時はそれ相応の気分にはなりますよ。都合よく手に入るものでもありませんからね。…後は………解放されること、ですかね…。それは悪夢か、恐怖か、孤独か…それとも生からなのかは…知りませんが…。抜け出せたのならば、喜んではいるんじゃないですかね…その時の私が生きているのかはまた別として。」 ゆるく微笑みを作って答えた後、瞳を細めて考え込みながらこぼすように話すかな
GM：「そっか。君の＜よろこび＞は、存外近くにあるのかもしれないね」ちょっとだけ嬉しそうに声はいいます
GM：ゆらりと、目の前の景色が薄れ揺れ、消え去りました。
GM：「さあ、最後だよ」声はいいます。
GM：「君が最後まで残した その＜最後の人形＞は、君の"取り戻したいもの"だ」
「……おれは、心を食らう悪魔。君の心のことを知りたかったんだ。
教えてくれてありがとう。
……お礼に、おれから手渡すものがある」
「その箱に人形を入れて、君が持っているはずの鍵で、
その箱の鍵をしめてくれ。銀色の鍵だよ」
GM：ああああ
GM：最後の人形は、いかり、でお願いします
GM：後ろから脅かされてエンター押しちゃった
ユーナ：はーい
GM：あなたの目の前に、小さな箱が現れます。ユーナさんの手の中には、いかりのプレートを下げたライオンのぬいぐるみと、始めに見つけた鉄製の鍵。
GM：箱には鍵穴がついており、あなたが握っている鍵と箱の穴は一致しそうです。
ユーナ：一瞬観察するように目で見て止まるけど 普通に鍵穴にさして箱を開けるかな
GM：あ、箱は開いていますよ
GM：「その中に人形を入れて、鍵をかけるんだ」
ユーナ：あ、開いてるのか じゃあ、言われた通りにわりと素直にするね。 多分抵抗する理由も術もないから素直
GM：ほむ、了解です。
GM：では人形を箱に入れて鍵をかけたとき、また声が聞こえてきます。
GM：「それは、"秘密の箱"。
どうして君が＜いかりこしたかは、答えなくていい。
──君にだけ、その秘密は明け渡される」
GM：そしてその声を合図にしたように、ぽろぽろと空間が壊れ始めていきました。
暗闇にヒビが入り、隙間から光が漏れさし、きっとあなたは、眩しさから目を閉じてしまうことでしょう。
GM：目を閉じたとき、闇の中に落ちていく感覚を味わいます。
GM：そして、また目を開いたとき、あなたは自室のベッドの上で眠っていました。
GM：……不思議な夢を、見た気がします。けれど、どんな夢を見たのかは、あなたは覚えていません。
GM：けれど、頭のなかには確かに
GM：「いかり」の記憶が残っていました……
GM：――と、言うわけで「秘密の箱」シナリオクリアです！
おめでとうございます！( ﾟДﾟﾉﾉ☆ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
ユーナ：う、うわぁぁぁい！ ありがとうございます！（震え
GM：クリア報酬はスキルポイント50と、自身の「怒り」に関する記憶をひとつ、です！