Garden


時空戦艦クロノスブルー


参加者


GM.千穂
PL.ひぃらり/東堂 紫音
PL.ソヨゴ/蔵未 孝一
PL.かわばた/ダニエル
PL.佐久間いずみ/イラリオン・ルィガロフ
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GM:ではでは皆様お揃いなので、
「時空戦艦クロノスブルー」第3回目のテストプレイセッションを開始いたします!
よろしくお願いします
紫音:おねがいいたしまーす!
蔵未:おねがいしまーす!
ダニエル:おねがいしますー!
イラリオン:宜しくお願いします
GM:【時空戦艦クロノスブルー】
GM:前回は、魔従生息域第二層の攻略を終了しました。
お話は、蔵未さんとイラリオンがシドを説得し、
「魔法都市イーラを救う」という本来の目的を聞いたところまでです。
GM:みなさんは休憩室で仮眠をとっていることでしょう。
そうすると、シドがみなさんのことを呼びに来ますね。
シド:「おはよう、みんな。 突然だが作戦を変更する。
・・・詳しいことは蔵未とイラリオンに聞いてくれ。 
身支度はゆっくりでいい、準備ができ次第メインフロアに集まってくれ。 
そこで詳細を説明する。軽食も用意しておこう、食べながら聞いてくれ」
GM:シドはそういうと、メインフロアの方へ歩いていきました。
みなさんご自由にロールをどうぞ。
イラリオン:説明は面倒もとい不得意なので、
椅子の背に顎を乗せてやる気なさげな表情で蔵未さんをがっつり見ています。
紫音:気分わるそーに説明求むといった顔で蔵未さんを見てます。
蔵未:熱い(?)視線を感じて苦笑。はいはい、と頷く仕草を見せたあと、
メンバーにこれまでの経緯を語ります。かくかくしかじか。
紫音:まるまるうまうま
イラリオン:そうだったのか!(嘘)
蔵未:二つ揃うと馬鹿になっちゃうじゃない……
蔵未:(しかうま
アーノルド:「みんなおはよう。作戦会議だってね? 食べ物だけど、
プレーンとチーズとチョコとメープルどれがいいかな。好きなのをとってってね〜」 
と、ゆる〜くアーノルドが飲み物と一緒に固形栄養食を渡してくれます。
ちなみに飲み物は大人組はスポーツドリンク、子供組はオレンジジュースですね。
紫音:メープルを手に取ります。
蔵未:「んー、俺は何でもいいや」食べ物は最後に選ぶYO。
ダニエル:「なにこれ?」固形栄養食を見て汚いものでも見るような顔をしてます
イラリオン:は?肉は?という顔をしています
アーノルド:「ん。君にはこっちのほうがいいかな?」とポップキャンディを取り出しますね
ダニエル:「わかってんじゃん」
アーノルド:「君は相変わらずだなリオン君。
仕方ない、そこの自販機から持ってっていいから」 
はいはい、と呆れた顔で自販機の方を指さします
蔵未:リオンくんはお肉を食べるようなので、プレーンを手に取ろうかな。
紫音:メープルおいちぃ
イラリオン:何故かここの連中には行動パターンを掴まれている気がして落ち着かない。
しかし肉は食べたいので言われた通り自販機からいただく。
アーノルド:「朝からよくお肉なんて食べれるねぇ〜」 
アーノルドが言えば、窓から見える景色が変わっていることに、
探索者たちは気づくでしょう。 
GM:メインフロアに入ると、窓からは真っ青な空と、雲の合間から覗く広大な自然。 
遠くには竜が飛び交う山々や、巨大な氷の城の頭も見えます。
蔵未:おお、と感動した様子で窓の方に身を乗り出しています。龍飛んでる!? 龍!
紫音:紫音は食べ終えたらさっさとメインフロアにいきます。
抱き枕は・・・部屋に・・・おいていきます・・・
シド:「・・・みんな揃ったか?作戦の説明にはいるぞ」 
メインモニタの前にシドが立ち、
その前に並んでいる椅子に座るようにみなさんに言いますね。
ダニエル:キャンディぺろぺろ
蔵未:スポドリをごくごくしたあと、ぐいと袖で口を拭ってから紫音たんのあとに続きます。
イラリオン:スポドリ片手に足を組んで椅子に座っている。
蔵未:じゃあお隣に座ろう
シド:「蔵未にも聞いたとは思うが・・・、事の真相から話そう。
お前たちがここに呼ばれたのは、おそらくはリジェネレーターの意思だ。 
リジェネレーターは、イーラの崩壊に干渉することができる
”イレギュラー”な存在を探していた。 
その条件に見合ったのが、異世界に飛ばされて集まった、
どの時間軸からも隔離されているお前たちだったんだろう。 
お前たちがここにくることは、あらかじめ予知をしていた。 
・・・そして、どうしてもやり遂げてほしいことがあった。 
俺たちにはなしえなかった、イーラの崩壊を食い止めることだ。
お前たちにはそれができる。 …できる可能性がある。 
しかし、その”イレギュラー”な存在であるお前らが、
必ずしも望む結果をおよぼしてくれるとは限らなくてな。 
イーラを救う・・・その反対もありえたんだ。
だからお前たちを見定める時間が必要だった、単純な戦闘力も含めてな。
だから魔獣生息域に潜らせた」
紫音:「・・・救うって、具体的にはどうするの?」
シド:「しかし、もう隠す必要もなくなったんでな。
お前たちには相応の戦力があるし、なによりそれを知る権利があるだろう。 
・・・今からそれを説明する。長くなるが、ゆっくり聞いてくれ」
シド:「俺たちが今から向かうのは「神獣歴2080年崩壊時イーラ」だ。 
崩壊時イーラでは、神獣卵による変異により、"変異天獣"の発生が確認されている。 
比較的発生数の少ない区域にお前たちを下ろす。 
お前たちはその地点から、変異天獣を殲滅しながら 
まっすぐリジェネレーターへ向かってくれ。 
リジェネレーターは巨大なドーム型の建物の中にある、
その地点につけばすぐにわかるはずだ。 
その内部にはその時間軸の"俺"がいるはずだ
。……だからそこには俺は行くことはできない。 
過去の自分自身との接触は世界原則全98条によって禁止されている。  
さて、そこでおまえたちのすることだが、その"俺"のことを助ける必要はない。 
お前たちがすべきことは、そこでリジェネレーターからの接触を待つことだ。 
リジェネレーターは崩壊の歴史を変えることができる"イレギュラー"を求めている。 
・・・お前たちのことだ。たどりつけばその意味がわかるだろう。 
リジェネレーターの問いかけに答えろ。お前たちのすることはそれだけでいい。 
自分たちが何を求めるか、何を望むか──
それをリジェネレーターはお前たちに問うはずだ。  
イーラの救出に必要なのは、お前たち”イレギュラー”による
リジェネレーターへの干渉なんだ。 
リジェネレーターの本当の能力を引き出すキーと言えばいいかもしれない。 
必要なのは、お前たちの意思そのものだ。 
・・・その干渉があれば、リジェネレーターの本来の能力を引き出し、
崩壊を食い止めることができるだろう。 
・・・その後だが、お前たちはリジェネレーターの力で、 
危険のない時間軸へ飛ばされるはずだ。 
その地点をこちらで観測して、お前たちを迎えに行くことになる。 
無事に合流できれば作戦は成功だ。その時は約束通りお前たちを元の世界へ返そう」
シド:「話は以上だ。・・・こちらは協力してもらう身だからな、
なにか質問があれば答えるよ」
紫音:「その変異天獣っていうのに弱点は?」はーい、と手をあげて質問。
シド:「ん、弱点か。パネルの情報が不足していてすまなかったな、
・・・おそらく火には弱いだろう。
火の魔法が使えればよし、武器に属性付与ができるならなお良しだ」
蔵未:「あのさ、ワクチン何本か持ってっていい?」
蔵未:「MHSPとやらの副作用が抑えられるんなら持って行きたいんだけどさ」
シド:「ああ。現地では高濃度の魔素の発生が予測される。
変異天獣の攻撃で汚染されないとも限らないし、ワクチンは必須だろうな」
シド:「副作用を抑える方法か・・・あれには体を慣らすしかない。 
・・・代わりと言っちゃなんだが、これを渡しておこう」
イラリオン:「注射器型のしかねーのか」イタイノキライ
シド:「GEAR-U knuckle」  
装備アイテム。  
金属製の部品がついた、イケてる感じのナックル。  
装備している間、攻撃力が+3上がる

「GEAR-U Guard」  
装備アイテム。
金属製の板がついた、イケてる感じのガード。  
装備している間、耐久力が+3上がる。
各2個ずつ、探索者に渡されます。
シナリオ終了時にNPCに変換されるため、持ち帰ることはできません。
蔵未:シドくんの趣味が見える
シド:「カプセル型のもある。少し待て、持ってくる」
イラリオン:イケてるモノ、に少し心躍った模様。注射せずに済んで大分ほっとしている。
GM:そういうとシドは休憩室へ行き、
棚からいくつかカプセルの入ったシートを持ってきますね。カプセルは30個ほどあります。
蔵未:「あ、どーも。防具貰えるのはありがてーな」
内心もうちょっと落ち着いたデザインのはねーのかと思っている
(自分が付けるのは気恥ずかしい
イラリオン:「サンキュー」カプセルくれくれの手。
GM:*アイテムを装備する方は、装備の宣言後にステータスに反映をお願いします。
紫音:GEAR-U Guardをもらいます。耐久力+3反映しますね。
シド:「こっちの白いのが羽毛症ワクチン、ピンク色のがMHSPだ。
ワクチンが25個、あとの5個がMHSPだな。もっと欲しければ渡しておくが」
蔵未:少し考えた後、子供に防具は譲った方がいいかと考え自分はナックル貰いますよ。
攻撃に+3します
イラリオン:迷わずナックル掠め取っていきます。
紫音:MHSPもっとくれくれしてます。
シド:「わかっているとは思うが、リスクが伴う代物だからな。
ワクチンのほうは安心して使っていいが、気をつけろよ」 
そう言いながら追加のシート(5個入り)を渡してくれますね。
紫音:MHSP5個入りシートを受け取りますね。
シド:「・・・ほかに準備しておきたいことや質問はないか?
なければ、このまま崩壊時のイーラへ飛ぶことになるが」
蔵未:「あ、さっきの分の汚染を打ち消しときたい。注射借りるぞ」
シド:「ああ、打っておけ。念のため、突入直前にまた打っておくといいだろう」
蔵未:注射型の方のワクチンぶっすー。カプセルはとっとこう。
このカプセルって水無し一錠?
イラリオン:スポドリでさっきのカプセルを呑んだ。
紫音:椅子からたってシドさんに近寄る。
シドさんに乗組員のみんなと記念に写真撮っておきたいとひそひそ話します。こしょこしょ。
GM:水無し一錠ですね。
GM:では飲んだ人の汚染度をリセットしておきます。
シド:「ん? ・・・ああ?なんだ、記念写真?
いいぜ、無事に帰ってこれたら、どっか星の綺麗な谷にでも降りて、みんなで撮ろう」
シドは思わぬ提案にちょっと驚きますが、笑って了承してくれますよ。
紫音:「・・・うん」ちょっと笑って離れてきますね。紫音の準備はおっけーなようです。
蔵未:蔵未もOKですよんよん。
イラリオン:OKです。
シド:「・・・よし、じゃあ、時空移動を開始する。各人、戦闘準備を整えておけ」
蔵未:戦闘直前にワクチンもう一本打っときますね。汚染コワイ
紫音:戦闘直前になったらカプセル一個飲みますね。
GM:了解しました。ダニエル君の防具装着と汚染度のリセットを反映しました。
GM:カプセルは直前に全員飲むことにして、さらに4個消費としておきます。
GM:では、時間をイーラ到着まで進めますが、よろしいでしょうか?
紫音:大丈夫でーす!
蔵未:OKです!
GM:イラリオンさんも大丈夫かな?
イラリオン:問題ないです
GM:了解です。では時間を進めますね。
GM:【混乱】
GM:さて、崩壊時のイーラへ時空移動します。
崩れた立体道路、破壊されたビル群、逃げ惑う人々の悲鳴。
地面には、腐臭をはなつ変異した大量の羽毛と、肉片が転がっています。
上空にはヘリコプターが飛び交い、緊急事態を知らせるサイレンが鳴り響いています。
蔵未:「あーあァ……すげえ惨状」
恐らくは広がっているだろう、爪の焼けるような匂いに顔をしかめる。
慣れちゃいるけどヤなもんはヤ。
シド:「ここでおまえたちを下ろす、北に見えるのがリジェネレーターだ。
気をつけていけよ、後で無事落ち合おう」
シドは探索者たちを船から下ろし、北に見えるドーム型の建物を指さします。
「ステルスをかけてここまできたが、万が一見つかると厄介だ。
俺たちは先に合流地点まで飛んでいる。 
・・・万が一のことがあれば、その時点でおまえらの救出を優先する。以上だ、頼んだぞ」 
紫音:「・・・・・・」気持ち悪そうに、眉をしかめてそれらの惨状を見やります。
GM:さて、皆さんの周りには先ほど描写した惨状と、
北へ続く道、反対側の広場へ続く道があります。
北へ続く道の途中には乗り捨てられた車やバイクも目に入りますね。
イラリオン:「……こっちに逸れた路地を抜けた方が早い。
……北の大通りは当時渋滞で、大混乱を、……?……」
血肉の臭いには驚くほど何も感じなかった。
普段なら、興奮するだろうに、まるで慣れきったような。
蔵未:車、バイクは運転できそうですか?
紫音:バイク乗りたい!
GM:【混乱】
GM:キーはささったままのようですね。乗ることができそうですよ。
蔵未:「そーなの? じゃあそっちの通り行ってみるか、ではその辺のバイクに跨がります。
「リオン運転できる? そっちはダニエルのせてくれ」紫音たんおいでおいで。
イラリオン:「分かった、……俺が先導する」
紫音:いくいく。慣れた様子で蔵未さんのバイクの後ろへ飛び乗り、お腹に手を回します。
蔵未:「ヘルメットは、……ねえけどしゃーねーか。案内頼むぜ」
GM:では、そうこうしていると、崩れた道路から、
体中から硬い羽毛を生やした異形の者が襲いかかります。変異天獣です。
紫音:これは逃げれますか?
イラリオン:バイクで振り切る事は可能ですか?
GM:急げば逃げれそうですよ。敏捷に+20で対抗しましょうか。
GM:運転する人の敏捷で判定してください。
蔵未:ヤッテミヨウ リオンくんの値で頼む(敏捷1
蔵未:って蔵未も運転してたやべえな
イラリオン:今から車に乗り換えるわけにもいかないしな(震え声)
GM:シークレットダイス
蔵未:紫音たん運転でき……な……
紫音:運転できるけど止まれないよ
イラリオン:い、いや俊敏1d+20なら勝ち目はありますが1dの値に+20デスヨネ
GM:そうですね
紫音:停止するときに跳躍してもらうけど(震え声
蔵未:跳躍ないから蔵未が運転しますね(震
イラリオン:ええいままよ。
蔵未:1d21 カミサマァ
DiceBot : (1D21) → 15
イラリオン:1d38 バイク急発進
DiceBot : (1D38) → 17
GM:ぶっちゃけワロタな値でたからよっぽどのことがなければ逃げれるよ(ワロタ
蔵未:ktkr
GM:はい。ではお二人の乗った車とバイクは
無事変異天獣二体を振りきることができました。
蔵未:ヤッタァァァ
紫音:ヤッタァァァ
蔵未:どっちもバイクだよ!
紫音:蔵未さんの背中にぎゅーってしがみついて目瞑ってる
イラリオン:運転者なしで走る車が一台
GM:すみません、どちらもバイクだったようです。
そのままリジェネレーター方面へ逃げますか?
イラリオン:リジェネレーター方面まで路地を抜けていきます。
通りが狭ければ一度に多くは襲撃できまい。
蔵未:リオンくんの先導に着いていきますビュンビュン
GM:了解しました。イラリオンさんが先導し、
バイクで路地を抜け、リジェネレーター方面へ逃げます。
GM:前方に変異天獣一体の影が見えますね。こちらに襲いかかろうとしているようです。
イラリオン:先生、バイクは武器に入りますか?
紫音:轢けええええ!!!
紫音:GOGO!
GM:はいりますよ。固定値+10でいきましょう。
蔵未:すげえ値出た
イラリオン:はい、「武器」として扱われるのならばもっとスマートにいきます。
イラリオン:受け流し_武器 の要領でイケませんか。
GM:よろしい。では変異天獣の攻撃をバイクで受け流します。 
その後の逃走の判定は再び敏捷対抗となりますがよろしいですか?
イラリオン:OKです。
蔵未:逃げ切れなかった場合、鬼神発動後に攻撃_武器カウントで轢いてですか?
蔵未:<轢いていいですか
GM:可能ですよ。
紫音:<GO!
蔵未:ヒャッハァ
GM:では再び運転者は敏捷値に+20でダイスをどうぞ。
蔵未:1d21 でもできれば戦いたくないです
DiceBot : (1D21) → 7
イラリオン:1d38
DiceBot : (1D38) → 16
蔵未:はい一ケタ
GM:シークレットダイス
GM:はい。ではギリギリでしたが、変異天獣一体から逃れることができました。
蔵未:コエエエエエエ
GM:リジェネレーターはもうすぐそこですね。施設をかこうフェンスが見えてきます。
イラリオン:フェンスの耐久値はいくつですか?
蔵未:聞くと思ったぜ!
紫音:<GO!GO!
GM:8程度ですかね?その大型バイクでつっこめば簡単に壊れそうですよ。
蔵未:じゃあ行っちゃおうヒューーー
イラリオン:自動成功なら演出いれてもいいですか?
GM:どうぞどうぞ。
イラリオン:ではバイクの姿勢制御は足と重心に任せ立ち上がると、
フェンスを支える金具部分を銃弾で打ち抜き、最小限の衝撃でフェンスを突っ切ります。
GM:はい、ではフェンスは壊れ、中へ突っ切ることができましたね。
蔵未:「紫音、手ェ離すなよ?」では蔵未はサバイバルナイフでフェンスを切り裂いて行こう。後に続くよ
紫音:ぎゅっと先ほどより少し強くしがみつきます。
GM:中に辿りつくと、大きなドーム型の建物があり、入口であろう場所が見えますね。
GM:建物の扉は頑丈で、扉は電子ロックがかかっていますが、
探索者が手を触れると、まるで内部へと導くように扉は開きます。
GM:中は長い長い白いらせん階段が地下に続いていますね。
紫音:一目散に入る前に周囲に注視、聞き耳。警戒をする。
イラリオン:入り口付近で急ブレーキ、
ダニエル君を即座に小脇に抱えるとバイクのエンジンを切る事なく
横滑りに乗り捨て内部へ走ります。
GM:注視ですね。周囲に敵の気配はありません、振りきったようです。
聞き耳をすると、遠くからヘリの音やサイレンが聞こえてきますね。
紫音:それを確認したあと、続いて建物内部へ走って入ります。
蔵未:様子を見ながら安全にブレーキを踏みますよ。キーは差しっぱで後に続きます。
GM:【時の卵】
GM:らせん階段を降りきると、四方を白い壁にかこまれた部屋にたどりつきます。
・・・部屋の中央には光の柱があり、その前に、
灰色のスーツを着た小柄な銀髪の男性が倒れています。
紫音:男性に近寄り、注視を。
蔵未:では周りに聞き耳を。
イラリオン:その光景に呆然と立ち尽くしますが、
ダニエル君は多分はよ下ろせやデクがという勢いでシュタッと小脇から下りたと思います。
GM:紫音さんはその男性の顔を見ることで、
あなたの知る彼より髪は短いですが、男性がこの時間軸のシドだということがわかります。
シドは口を薄く開け、まぶたをかたく閉じており、ぴくりとも動きません。
紫音:ほっぺぐいーっと引っ張ってつねってみます。
GM:聞き耳をすると、異様なほど静かなことがわかりますね。
光の柱がこうこうと光り、あなたたちを照らしてみます。
蔵未:「リジェネレーターが教えてくれる、……か」
助けなくていい、との言葉を思い出して、光の柱に近付きます。
GM:シドに反応はありませんね。どうやら丸ごと意識を、
このリジェネレーターに持っていかれている、という状態なのでしょう。
GM:蔵未さんが光の柱に近づくと、いっそう光は強くなります。
イラリオン:「……教えるってえなら、早く教えて欲しいもんだな」
ようやく、少し震えた声で絞りだす。
紫音:蔵未さんの後ろにくっついて、一緒に近づきます。
GM:その時、光の柱からまばゆい閃光が放たれます。 
・・・探索者たちはその光に包まれ、視界を奪われます。
──そして、襲い来る激しい頭痛。
探索者たちの頭の中に、失った記憶が波のように押し寄せてきます。
それは走馬灯のように探索者たちの頭の中を駆け巡り、
探索者たちの感情を直接揺さぶります。
GM:同時に、滅んでいく都市の光景が見え、泣き叫ぶ人々の悲鳴が耳元で響きます。
──あなたの望むものは、なに?
──頭の中に直接響いてくるその声は、ひどく懐かしいものです。
機械の心が問いかける、滅びゆく都市の人々の望み。
紫音:「・・・・・・助けて」
GM:その声は、あなたの一番大切な人、
あるいは失い、もう二度と会えない人、
聞いたこともあったこともないのにひどく懐かしい人
──そういったように届いたことでしょう。
紫音:小さな声で、そうつぶやきます。
蔵未:恋人の死ぬところ見えたカナー? 口押さえて踞っておこう。
紫音:「・・・・・・・・・・・助け、て」
紫音:赤い髪と血と白い花と壊れる空、
誰に求めているかもわからず救いの言葉を口に出す。
・・・僕は、救われたい。
蔵未:「……会いたい、……もう一度、だけで、いいから、……」
―いや、違う、
「誰でもいいから、……一人に、しないで」
蔵未:他の誰に聞こえようも無いか細い声で、そう呟く。
ひとりは嫌だ、ひとりぼっちのまま、誰にも愛されずに死んでいくのは、……嫌だ。
イラリオン:銀髪の少女、銀髪の青年、同じく鮮やかなブルーを宿した瞳、紅の飛沫。
全てはこの手が。
「消してくれ、俺も、すべて、こんな思いをするくらいなら……」
(誰も傷つけないで、誰の涙も見たくはない、
全てを幸福だった頃に巻き戻して、
全てを無かった事にして――どうか、あの子を助けてくれ、そうしたら)
「消えたっていいんだ」
GM:探索者たちは、蘇る記憶と揺さぶられる感情、
滅びゆく都市を目の当たりにしながら、たった一つの自分の望みを、胸に秘めましたね。
イラリオン:救いを求めます。
紫音:助けてと請います。
蔵未:同じく、救いを。
GM:さらにまばゆい光が、あなたたちを包み込みます。 
最後に、──来てくれて、ありがとう── という声が聞こえました。
はかなく、か細い声です。
GM:そして、あなたたちの「救いを求める願い」 ──は、""
GM:""
GM:""
GM:”再生の意思”として、リジェネレーターに受け入れられました。
GM:やわらかな光があなたたちを包みます。
・・・・次第に意識は遠くなっていきます・・・・
GM:【STOP】
GM:・・・さて、探索者たちが目を覚ますと、そこは空いたオフィスの一室。
窓からは近未来的な高層ビル群が覗き、ずいぶんと発達した都市だとわかります。
並べられているはずのデスクや椅子の類はすべて片づけられていて、がらんとした空間です。
探索者の足と腕には特殊な拘束具がついており、身動きがとれません。
紫音:目をこすろうとして拘束されているのに気づくとは?という顔。どういうことだこれは
イラリオン:「……ンーだよこりゃ」
蔵未:「……」呆然。さっき見た記憶の残滓でまだ身体が動かない。
GM:身に覚えの無い事態に探索者たちが困惑していると、
ヒールをカツカツと鳴らして、通路から黒髪の女性がやってきます。
GM:「さて、事情聴取の時間です。 
あなたたち、なぜあんなところにいたんですか?理由をお聞かせ願います」
紫音:「・・・???」
イラリオン:「あんなところ、というと?」
蔵未:声が届いてないのだろうか、ずっと手元を見つめている。
GM:「何処って──リジェネレーターの内部です!
関係者でも立ち入りは禁止されているのに。 
その上、全員身元不明です。怪しすぎます。
・・・約一名、非常に見覚えのあるお顔の方がいらっしゃいますが…
…ああやだ、私そういうの信じないんです」
イラリオン:っふ、と口元を歪めたかと思うと、
何かのたががはずれたかのように笑い出します。
紫音:わけがわからない、といった顔で
拘束をなんとかとけないかガチャガチャしてますね。これ攻撃ではずれない・・・?
GM:「スキャンは通したの?」
探索者たちが困惑していると、のろのろと、通路のほうから金髪の男性が現れます。
探索者たちには見覚えがあるでしょう、アーノルドです。
ただ今は灰色の制服を上下着ていますね。雰囲気が違って見えます。
紫音:「・・・・・・」
拘束がとけないことを知ると、ただ黙って暗い目で睨みつけています。
GM:アーノルドは探索者たちと目が合うと、
黒髪の女性に気付かれないように人差し指を一本立て、しー、と口元にやりました。
「通しました。その結果をそのまま信じるなら── 
ほかの時空から、あの空間へぱっと現れた、ということになります。ありえません」
黒髪の女性は憤慨している様子で、
詰め寄られたアーノルドは困ったように頭をかいています。
GM:拘束具は特殊なもののようで、解けませんね。
紫音:「・・・」
蔵未:反応はしません。壁に頭を預けて目を閉じる。
イラリオン:口元は拘束されていませんね?
GM:されてないですよ。
イラリオン:自身の舌を噛みちぎる処理は自身の攻撃ダイスで振る、で間違いありませんか?
GM:ちなみに先ほどの戻ってきた記憶は消えているはずですが、それでも噛みちぎりますか?
蔵未:じゃあリオンくんを横目で見て「一人にするの?」って一応言っておきます
イラリオン:感情の残滓は残っています?
GM:残っていますよ。
イラリオン:では、ひとしきり笑い終えて喉が枯れた頃に
舌へ思い切り食い込ませた歯は幾らかの肉を切りましたが
蔵未さんの一言にはっとそちらへ振り向き、つ、と口端から血を垂らしながら
自身の行動が理解できない、といったような表情を見せて困惑しています。
アーノルド:「ん、思ったよりショックが強かったみたいだね・・・
ちょっと早めてもいいかな」
アーノルドがその様子をみて、少し焦る様子を見せて、
ひとり言のようにそういい、黒髪の女性が「は?」とその言葉に反応した瞬間です。
GM:【Tune up!】
紫音:はぁ、とため息をついて気だるそうに背もたれに身体をあずけます。
蔵未:「……」冷ややかな目でリオンくんのことを見つめておこう。
GM:通路のほうから激しい銃声とともに、叫び声が聞こえてきます。
「ひいいいい、ば、化けて出たぁ!?」
「副指揮!生きてらっしゃると思ってました!」
「ふざけるな、捕まえろ!そいつら全員国家テロリスト犯だ、あいつらもグルだ!」
GM:一番威勢のいい制服の隊員だったでしょうか、
その人はこの部屋に現われたかと思うと、
アーノルドのみぞおちへの一蹴りで、床に伸びてしまいました。
「ちょっ!?アーノルドさん、なにを──」
「さて、おれは一足先に行くとするかね。君たちもちゃんと帰ってくるんだよ」
そういうとアーノルドは探索者たちにウィンクをし、
手元にかくしていたスイッチを押すと──探索者たちの拘束具は解かれました。
アーノルドは通路のほうに加勢しにいったようです。
蔵未:武器は手元にありますか?
紫音:「・・・ほんっと」はは、と小さく笑って立ち上がります。
GM:武器はどこかへ回収されている様子です。今は手元にはありませんね
蔵未:ちぇっ。じゃあ女性の腹に思い切り蹴り入れてから檻の中を出ようかな
紫音:紫音の腕輪(糸収納)はアクセサリに・・・入りませんでしたか・・・
蔵未:拘束具で殴れるなら殴るんですけど殴れますか?
GM:殴れますよ。
GM:ただし女性も戦闘能力がありますので、回避判定をおこないます。
蔵未:了解です。では拘束具で後頭部殴ろうとしますね。ダメージ判定入れた方がいいです?
GM:もっとも、女性は完全に混乱しきっていて、こちらに攻撃を加える様子はないですね。
GM:はい。ではダイスをどうぞ。
イラリオン:拘束具が解かれた状態でそのまま座って現状処理中。
蔵未:ノックアウト宣言はしません。拘束具の固定値貰えます?
GM:+3ぐらいで。
蔵未:1d12+3
DiceBot : (1D12+3) → 1[1]+3 → 4
蔵未:ヤサシカッタ
紫音:ヤサシカッタ
GM:固有スキル【カウンター】を宣言。攻撃をうけた瞬間、1d3の反撃を行う。
GM:1d3
DiceBot : (1D3) → 1
蔵未:防御_武器(拘束具)で打ち消します
GM:まあ軽いやりあいで済んだ感じですね。 
女性の反応は脊髄反射だったようで、蔵未さんに敵意をむけている様子はありません。
「副指揮・・・!?あなた、5年も前に殉職したはずじゃ、
そこの、そこの・・・イラリオン・ルイガロフ氏と一緒に!」
蔵未:「……」銃があったら膝の皿割ったんだけどな。
紫音:座ったままのリオンさんの手掴んで、
蔵未さんの手掴んで廊下の方に走っていくってできますか?
シド:「よお、チヨリ!飲み込みが遅いぜ。テメェこっちでもあっちでもトロいな!」 
通路のほうから、腕に付いたマシンガン、
そして左手もう一丁に構えてそこに現われたのは、
クロノスブルーの司令官である、シドでした。
シドは探索者たちの姿を認めると、こう叫びます。
シド:できますよ。今はシドとアーノルドと合流したところでしょう。
あたりには銃痕がありますが、威嚇射撃だったようで血は流れていません。
体術でやられたようで、隊員がそこらじゅうに伸びています。
紫音:できるなら二人をぐいぐい引っ張ってそちらへ行きたい・・・
確保、収容、保護。確保、収容、保護。
シド:「来たな、てめーら!!迎えが遅くなってすまねえな、ずらかるぜ!!」
蔵未:「……俺の、銃は?」ってシドくんにぽつりと聞こう。無いと落ち着かないよぉ
紫音:「僕の武器は!?」この人ら早く何とかしないとやばい・・・焦燥の表情で。
シド:シドがそう叫ぶと、通路の窓ガラスがすごい勢いで割れ、
ぬっと青い翼が顔を出します。時空戦艦クロノスブルーです。
どうやら建物に直接乗り付けたようです。
クロノスブルーから黒髪の女性が顔を出します。
シド:「武器なら回収済みだ!ほらよ!」 と手渡してくれますよ。
紫音:じゃあ全員分のひとまず受け取ります(渡さない
蔵未:「紫音、返して?」
紫音:「あとで」
紫音:有無を言わさず二人を引っ張ってクロノスブルーに乗り込んでいきます。
イラリオン:抵抗はないです。
蔵未:それ以上は強請らない。黙って着いていくよ
シド:「よし、全員乗り込め、いくぞ!」シドが入口から手をさしのべます。
急いで乗り込んでください。
紫音:紫音は二人を乗りこませてから最後に乗ります。
蔵未:押されるがまま乗り込みます。
イラリオン:抵抗なし。
GM:通路の両側から押し寄せる隊員たち。
オフィス内にはサイレンが鳴り響き、
クロノスブルーもそう長く乗りつけることはできないでしょう。
では、全員が乗り込んだこととします。

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