秘密の箱

参加者

GM.唯代終
PL.グロスケ/緒方 竹晴
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GM：では、これから「秘密の箱」を始めたいと思います。よろしくお願いします( ´∀｀)
緒方：遅れてほんとすみません・・・よろしくおねがいします！！
GM：だいじょうぶですよｗｗ
GM：ではでは、緒方くんはいま、お部屋のお掃除をしています。
緒方：ほうほう！
GM：そのとき、どこかの棚から出てきたのでしょうか。ひとつの鍵が出てきました。
GM：その鍵に、緒方くんは見覚えがありません。どうやらあなたのものではないようです。
緒方：「こんなの・・・持ってたっけ。」カギを手に取り不思議そうです
GM：金属製の鍵ですね。15センチほどある、大きいものです。持ってたら覚えていそうなんですが……
緒方：もともとここにあったものかもしれない。と、カギを棚に戻します
GM：ほうほう、了解しました。
GM：棚に鍵を戻し、緒方くんは掃除を続けます。
GM：集中してお部屋を掃除したお陰か、ぴっかぴかになりましたよ！
緒方：おおっやったー！！
緒方：満足そうです
GM：緒方くんは達成感と満足感で、きっとその日の夜はぐっすり眠れたことでしょう。
GM：―――――
GM：―――
GM：―
GM：その日、あなたは不思議な夢を見ました。
緒方：ほうほう
GM：真っ白な部屋。一枚だけぽつんと目の前にある扉。あなたの手の中には、昼間掃除をしたときに見つけた一つの鍵があります。
GM：さて、これからどうしましょう？
緒方：「・・・」見知らぬ部屋に茫然としています。扉を注視してみます
GM：木製の扉です。ちょっと古めかしい感じがする……気がします。
緒方：鍵を使って、扉を開けてみることにします。
GM：かちゃっと音を立てて、扉の鍵が開いたようです。
緒方：扉の向こうにいってみます！
GM：扉を開けるとそこは、まるで真っ黒な板を貼り付けたような、のっぺりとした暗闇です。どこまで続くのか、否、実際に続いているかどうかもわからない。
GM：行きます？
緒方：はい！
GM：あなたは暗闇に怯むことなく進もうとした。……進もうと、したのだ。
GM：足を一歩踏み出した途端、あなたの身体は地に沈みます。
いや、沈むという表現は正しくないかもしれません。あなたはそのまま、暗闇の中に落ちていったのですから。
千穂＠見学：【Inside heart】
緒方：「わああああぁぁぁぁ・・・・・・」
GM：浮遊感の中、あなたは誰かの声を聞いた気がします。
GM：「ごめんね、少しだけ君のこと、教えてね」
GM：―――――
GM：―――
GM：―
GM：あなたの意識が戻ってきたとき、あなたはどうやら映画館のとある一席に座っているようでした。
GM：片手にはポップコーン、目の前には幕が閉まったスクリーンがあり、周囲を見回してみると、あなたが座っているイスと似たようなものがいっぱい並んでいます。
GM：さて、どうしましょうか？
緒方：「・・・映画館！？」目を白黒させています。きょろきょろした拍子にポップコーンがちょっとこぼれた。　周囲に注視と聞き耳をしてみます！
GM：周囲はこれから映画が上映されるのか薄暗く、ものを見るのには適していない状況です。二三個先のお椅子しか見えませんね。
GM：また、どこからか機械の駆動音も聞こえてきます。
GM：さて、あなたがそれらの情報を確認すると、ブーっと、上演を知らせるブザーが鳴り、幕が上がってスクリーンがあらわになります。
緒方：スクリーンのほうを見ます　映画が始まるのかな？
GM：あなたの予想通り、一本の映画が流れ始めますよ。
GM：お話は、こんな内容です。
サーカスの舞台で活躍するライオン。
ライオンは人気者でした。
観客からの歓声を一身に浴び、彼は輝いていました。

しかし、ある日ライオンはえさを与えられず、
お腹がすいて、ひどく気が立っていました。
その日のショーで、
ライオンは人を噛んでしまい、檻に入れられてしまいます。

檻の中でぐったりしていると、支配人がやってきます。
いわく、3日後には自分は銃で殺されてしまうのだと、
ライオンは知りました。

ライオンは夢を見ます。
草原を自由に駆けている自分の夢です。
緒方：「・・・・」苦い顔でそれを見ています
GM：なるほど。
GM：映画を見終わったあと、しばらく時間があるようです。お好きにロールをどうぞ。
緒方：むなしくて、滑稽なお話だったなあ、とあまり気分の晴れない感じです。映画館に出入り口がないか、探してみます。
GM：了解です。
GM：では、出口を探そうと席を立ち上がろうとしたとき。ふらりとあなたの視界は歪み崩れ、暗転します。
GM：―――――
GM：―――
GM：―
緒方：ほああああ
GM：ｗｗｗｗ
GM：次に目を覚ましたとき、あなたは真っ白い部屋にいました。
GM：どこまでも続きそうな突き抜ける白の中、あなたの目の前に4つのライオンのぬいぐるみが置かれています。
GM：ライオンはそれぞれ首に「よろこび」「いかり」「かなしみ」「たのしみ」と書かれたプレートを下げています。
緒方：「な、・・・」　ひとつ、「よろこび」のぬいぐるみを手に取ってみます
GM：もっふもふで手触りがいいですよ。もふもふ(*´ω｀*)
緒方：もふもふ！
GM：そうしてライオンさんをもふもふしていると、どこからか声が聞こえてきました。
GM：「その子たちを、君が正しいと思うところに置いてあげて。
　君が思うまま、君の気持ちにだけ正直に答えてね。
　
　・・・そして、きみがどうしても
　自分の手に残したい気持ちだけ、持っておいで」
GM：「ちゃんと置いてあげられたら、道を教えてあげる」
GM：…………それきり、声は聞こえなくなります。
緒方：「あ、待っ、だれだ、」
緒方：ぬいぐるみを持ったまま茫然
GM：あなたの「誰だ」の返事……というわけではないかもしれないけれど、声と入れ替わりに、あなたの前に3つのセットが現れます。
緒方：ほうほう
GM：セットはそれぞれ「サーカスの舞台」「鉄の檻の中」「草原」を模しているように見えます。
GM：セットの大きさはちょうどあなたが抱っこしているぬいぐるみひとつ分くらいです。……どう頑張っても、ぬいぐるみはひとつ余ってしまうようですね。
緒方：「・・・」よろこびのぬいぐるみを置き、かなしみのぬいぐるみを手に取ります
緒方：そのまま「かなしみ」を檻の中へ
GM：ぬいぐるみを檻の中に入れると、声が聞こえてきました。
GM：「君はその子が、檻に入ることを望む？
　そこから一生出てこれなくて、一人きりになってもいい？」

「君は＜かなしみこに置いていくかい？
　それでよければ、その人形はそこに置いてお行き。
　
　・・・違うのなら、ほかの人形を持っておいで」
緒方：「・・・これでいい。」
緒方：ほかの人形も手に取ってみます
GM：ほかのお人形ももっふもふです(*´ω｀*)
緒方：もふもふう・・・(*´▽｀*
緒方：「たのしみ」の人形をサーカスの舞台へ
GM：「君はその子が、舞台に立つことを望む？
　大勢の前で指をさされたり、笑い物になってもいい？」

「君は＜たのしみこに置いていくかい？
　それでよければ、その人形はそこに置いてお行き。
　
　・・・違うのなら、ほかの人形を持っておいで」
緒方：「ああ。これで。」
緒方：残りの人形二つを手に取ります
GM：のこっているのは、よろこび、いかり、ですね。
緒方：「よろこび」の人形を草原に
GM：「君はその子が、自由になるのを望む？
　君の手を離れていってしまっても、いい？」

「君は＜よろこび＞を、そこに置いていくかい？
　それでよければ、その人形はそこに置いてお行き。
　
　・・・違うのなら、ほかの人形を持っておいで」
緒方：「・・・ああ。」
緒方：草原に置きます！
GM：「君はサーカスの舞台に＜たのしみ鉄の檻に＜＞を、青い草原に＜＞を置いたね。
　
　・・・この答えに迷いはないかい？
　あるいは、迷いを持ったまま進むのもいいだろう。
　準備ができたら、そこをくぐっておいで」
GM：ぐえっ、打ち直すぅ(´；ω；｀)
GM：「君はサーカスの舞台に＜たのしみ＞を、
　鉄の檻に＜かなしみ＞を、青い草原に＜よろこび＞を置いたね。
　
　・・・この答えに迷いはないかい？
　あるいは、迷いを持ったまま進むのもいいだろう。
　準備ができたら、そこをくぐっておいで」
緒方：うっす！(*´ω｀*
GM：ｸﾞｽﾞﾋｯｸｯ
緒方：「・・・ああ、大丈夫だ。」このまま進みます！
緒方：気にせんでええのです・・・(*´▽｀*
GM：ならば、あなたの返事に呼応するように、一枚の扉が現れます。
GM：古い、木製の扉です。
GM：もしなにか、ロールしておきたいことがありましたらどうぞ。
緒方：「いかり」の人形をもって、まっすぐ進むことにします！
GM：もふもふっ(*´ω｀*)
緒方：もふもふ！
GM：扉を開けると、真っ暗闇の中で一つ目のコウモリさんが待っていました。
GM：そのコウモリさんはまるであなたに「ついてこい」と言わんばかりに、暗闇の中に溶けていってしまいます。
GM：どうしましょうか。
緒方：「っあ、待て！」追いかけなければいけないような気がして、蝙蝠さんを追います！
GM：コウモリさんは、あなたのペースに合わせて前を飛んでいきます。
GM：後ろからあなたがついてきてくれているのを、ちゃんとわかっているようです。
緒方：やさしい！
GM：ｗｗｗ
GM：やさしいコウモリさんについていくとですね、だんだんと、ぼんやり明るいものが見えてきます。
緒方：ほうほう
GM：その明るいものは、サーカスの舞台でした。どうやら舞台に当たったスポットのお陰で、周囲が少し明るくなっていたようです。
GM：舞台の中央には「あなた」がいました。なにか芸をしているようです。表情は、楽しそうに見えますね。
緒方：「な・・・さっきの人形みたいだ」
GM：あなたが「あなた」の姿を確認し驚いていると、どこからかまた、声が聞こえてきます。
GM：「舞台に立っている君は、
　＜たのしみ＞でいっぱいで、笑顔を振りまいているね。
　たのしさで心が弾んで、つい笑顔になってしまう。
　君はこの気持ちをみんなに知ってほしくて、うきうきしてるみたいだ。
　観客の人たちも、
　君のその楽しそうな姿を見て、心が躍ったことだろうね」
GM：「・・・教えてほしいな、
君はどんな時に＜たのしみ＞を感じるかな？」
緒方：「たのしみ・・・誰かに飯を作っている時・・・かな。誰か、それが誰なのかは、思い出せないんだが・・・とにかく、誰かの為に飯を作るのは、楽しい、かな。」
GM：「そっか、人のために動くことが＜たのしい＞のかな。とても素敵な、たのしみ、だね」
GM：景色が、移り変わっていきます。
緒方：ほいほい！
GM：今度は、鉄の檻の中のようです。「あなた」が、檻の中でうずくまり、悲しそうにしています。
GM：「きみがあそこに置いたのは、
　"隠しておきたい"、あるいは"感じることに罪悪感のある気持ち"だよ。
　君は＜かなしみ＞をそこに置いたね」
GM：「檻に入れられた君は＜かなしみ＞に震えている。
　閉じ込められている理由はわかっているし、理解もしている。
　けれど、この悲しみは消えることはない。
　君の涙はもうとっくに枯れてしまったね。
　周りの人も君に同情はしているが、
　なすすべがないのだろう、みな近寄ろうとしなかった。
　君の＜かなしみ＞はそうやって隠されているみたいだね」　
GM：「・・・教えてほしいな、
　　　　　　君はどんな時に＜かなしみ＞を感じるかな？」
緒方：「・・・大切な、誰かのそばにいられなくなってしまうこと、かな」
緒方：「まだよく、思い出せない、けれど」
GM：「そっか、君は人の傍にいれないとき、＜かなしみ＞を感じるんだね」
GM：また、景色が移り変わっていきました。
緒方：ふおおおお
GM：今度は草原です。そよそよと風が吹いている中、「あなた」が歩いています。よろこびを体現しているかのように、弾んだ足取りです。
GM：「きみがあそこに置いたのは、
"君にとって叶わない願い"だ。
　君は＜よろこび＞をそこに置いたね」
GM：「青い草原の君は、走り、飛びまわり、
　＜よろこび＞を体いっぱいに表している。
　君は、そんな自分の姿に、あこがれ、胸を焦がしているんだ。
　同時に、この気持ちを、心のどこかで
　叶わない願いだと感じているようだね。
　このよろこびを感じることができたら。
　それを知ることができたら。
　
　君はその＜よろこび＞を、
　いつか手にできることを夢に見ているんだよ」
GM：「・・・教えてほしいな、
　　　　　　君はどんな時に＜よろこび＞を感じるかな？」
緒方：「誰かに必要とされて・・・安心している、時。」
GM：「君は必要とされていたいのかい？」
緒方：「俺なんかがばかみたいだよな、でも、そう思うんだ。どうしようもなく」
GM：「そっか。＜よろこび＞を求めることは、自由であっていいと思うよ。それは誰にも邪魔されないはずだ」
GM：また、景色が揺らぎます。
緒方：ゆらゆら
GM：今度は風景が現れることはありませんでした。
GM：代わりに、あなたの目の前に＜いかり＞のぬいぐるみと、そのぬいぐるみがぴったり入りそうな箱、それから、あなたが最初に使った、金属の大きなカギが現れます。
GM：「さあ、最後だよ」

「君が最後に手にした、
　その＜いかり＞は、君の"取り戻したいもの"だ」

「……おれは、心を食らう悪魔。君の心のことを知りたかったんだ。
　教えてくれてありがとう。
　……お礼に、おれから手渡すものがある」
緒方：ほあああ
GM：「その箱に人形を入れて、君が持っているはずの鍵で、
　その箱の鍵をしめてくれ。銀色の鍵だよ」
緒方：「な、なんだ、心を食らうって」
緒方：「とりもどしたかったもの・・・」
GM：「言葉のままだよ、ちょっとだけ分けてもらったんだ」
GM：「さあ、早くその子を入れて、鍵をかけてあげて」
緒方：言葉の通り、そっとぬいぐるみをいれて、鍵をかけました。
GM：「それは、"秘密の箱"。
　どうして君が＜いかり＞をのこしたかは、答えなくていい。
　
　　──君にだけ、その秘密は明け渡される」
GM：かちゃり。鍵をかける音が辺りに響きます。
GM：その瞬間、周囲の闇に亀裂が走りました。
GM：光が漏れ、暗闇に慣れきったあなたの目には、きっと焼かれるほど強烈な光が差し込んできていることでしょう。
緒方：「！？」
GM：あなたはたまらず、目を閉じます。そうして、それと同時に意識が暗転していくことでしょう。
GM：意識が暗い暗い底の方へと、落ちていく感覚……
GM：―――――
GM：―――
GM：―
緒方：「・・・・・・・」
GM：次に目を開けたとき、あなたは自室で眠っていました。
GM：なんだか、不思議な夢を見た気がします。けれど、どんな夢だったのかは、全く思い出せません。
緒方：「はっ！」
GM：ただ脳裏にきつくきつく焼き付いているのは、＜いかり＞の記憶だけでした。
GM：…………と、言うわけで「秘密の箱」シナリオクリアです、おめでとうございます！
緒方：わーーーー！！
緒方：ありがとうございます！！
GM：わぁい、ヾ(*´∀｀*)ﾉｷｬｯｷｬ
GM：クリア報酬は「スキルポイント50」と、「自身に関する＜怒り＞の記憶」です(｀･ω･´)
緒方：ウオオオオオオオオオオオ
GM：ログ、ここで保存します(｀･ω･´)