Garden


神隠し


参加者


GM.よなか
PL.杜都/朽葉 津雲
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よなか(GM):セッション・神隠しのつづきを行います。2人がお夕飯の支度をしていると、古民家にれいじの友人であるとしきがやってきました。彼もまた、神隠しに遭いこの森へ連れて来られたようです。今晩はこの古民家で寝泊まりさせてもらおうかな、と考えているようですね。
朽葉津雲:「…れいじの友達かーなるほどなるほど」両腕を組んでふむふむととしきくんを見つめます
としき:としきはれいじから津雲くんが恩人であることを聞き、信じても良さそう……と考えつつあります。「れいじを助けてくれてありがとうございます、お兄さん。えっと……名前は…?」
朽葉津雲:「いや〜礼なんていいさ。俺か?俺は朽葉津雲」少し擽ったそうに頬を掻きそう笑うと、よろしくなととしきくんの頭をぽんぽんします
としき:「あ、お、おれ、『おうさか としき』って言います。」としきは一人森を彷徨っていたせいか、津雲くんに撫でられて些か安堵の表情を浮かべています。へへ、とちょっと笑顔がこぼれていますね。
としき:「津雲さんたちは此処で何をしているんですか……?」
朽葉津雲:「俺とれいじはここに泊まらせてもらうことになったから、まあ、手持無沙汰なもんだからご飯の準備を…」
朽葉津雲:台所にちらと視線をやりつつそう返します
としき:「……、」としきは何か気になったのか、津雲くんのその言葉に一瞬曇った表情を浮かべます。彼はふとちゃぶ台の方へと視線を投げ、しばし考える素振りを見せると津雲くんに耳を貸してほしいと言ってきます。
朽葉津雲:「んあ?」言われたとおりに中腰になってふわふわのけものの耳をとしきくんのほうに向けます
としき:「あの……ごはんて、ここの…?食べるのはやめておいたほうが良いんじゃないかなって…思うんですけど。」と、こそこそと耳元で囁きます。
朽葉津雲:「んー…でも腹がへってはなんとやらだからな…としきはお腹すいてないのか?」としきくんに倣ってこしょこしょ声で言います
としき:「……すいてます…。」きゅう、と小さくお腹を鳴らして困り顔。2人が小声で話している間、れいじは会話に水を指すように「まーだー?」と急かしてきます。どうやらもう一人の少年のお腹は限界のようです。
としき:「でも、みんなが食べるなら…おれも…。」
朽葉津雲:「ははっ、うん、としきもちょっと腹になんか入れたほうがいいな」お腹の音に苦笑しつつ、ぽんぽんとまた頭を撫でます
朽葉津雲:「おーおー、もうすぐできるかられいじもそう急かすなよ」立ち上がり、れいじくんに振り返りつつそう笑います。尻尾は上機嫌にゆらゆら揺れてます
よなか(GM):左右に揺れるしっぽを珍し気に見ながら、としきは控えめに居間の中へ入っていきます。みんなでゆうごはん!という言葉に機嫌を良くしたのか、ちゃぶ台前でおりがみを折っていた視えない少女も、茶碗やお茶を並べるお手伝いをはじめました。あとは、津雲くんのおおまかな指示に従って彼らは動くでしょう。
朽葉津雲:ツクピー3分クッキング
朽葉津雲:テレレッテテッテッテ(
朽葉津雲:みんなが手伝ってくれたので手際よくご飯の完成だー
朽葉津雲:お嬢ちゃんの家にあったもので作ったから質素だけど素朴なごはんを津雲は手際よくもりつけ
よなか(GM):できたてほかほかの白いごはん、すりつぶして作ったシンプルなずんだのお団子、煎れたてで葉の香りがふんわりと香るお茶。それぞれ四人分、質素で量は少ないけれど、津雲シェフの料理の腕にかかればなんのその。とてもおいしそうです。
朽葉津雲:「どんなもんだ」ドヤァって顔でふんぞり返っています。でも頭の隅では、自分は庶民派だったのだろうかと考えてます
よなか(GM):いただきます!と声を上げて一番にかぶりついたれいじは頬を膨らまし、とても幸せそうな顔をしています。としきはまだ幾分か躊躇っていたようですが、皆が料理を口にし始めるとゆっくりと食べ始めました。少女もご満悦のようで、姿の視えない津雲くんとれいじには空中にごはんが消えていくように映るでしょう。
朽葉津雲:「…なんか手品でも見てる気分だ…。みんなの口に合ってたらいいんだけどな」
着物の少女:「おいし!枝豆ってこんな味するんだ知らなかった!」
朽葉津雲:「お嬢ちゃんてっきりこうして食べてるもんだと思ってたぜ…。豆ってそのままだとちょっと食べにくいんだよな、なんとなく」もぐもぐしながら俺って箸つかえるんだーって顔してます
着物の少女:「私お料理はあんまり得意な方じゃないから、いつも茹でておわりなの。こうやって誰かとごはんを食べるのもずっとずっと憧れてて、でも、なんだか懐かしいような気もするの。これもじゅーじんさんのお陰なのかな?」
朽葉津雲:「そうなのか…。1人でごはんはさみしいな」少し耳を垂れさせ、悲しい顔をし「俺も、なんだかなつかしいや」と小さく呟きました
着物の少女:「そうだね、ちょっとさみしいかなあ……。でも、今は楽しいから良いの!」
よなか(GM):少女とれいじの茶碗はもうからっぽ。お茶で口を締めて一息つくと、ごちそうさまでした!と元気にあいさつをして流しに食器を片付けていきます。ゆっくり食べていたとしきも漸く完食したようで、静かに手を合わせて片付けに入ります。
朽葉津雲:「おーみんなえらいなあ、自分で食器もってくのかー」満腹だと、満足そうに尻尾を揺らしてましたが立ち上がり自分の食器ももっていきます
よなか(GM):手分けしながら食器を洗い、また一息。食事を終え、少年2人は1日の疲れにうつらうつらとして来る頃でしょう。れいじは津雲くんのしっぽを枕の代わりにしようとしているのか、やたらもふもふしてきます。
れいじ:「にーちゃん……ねむい」
れいじ:「ここって、人が住んでたんだろ?布団とかないかな……」
朽葉津雲:「俺の尻尾枕にしていいから寝るか?」髪の毛を撫でながら優しくそう言います
朽葉津雲:「どうだろうな」ふすまで見た死体を思い出し、言葉を濁します
着物の少女:「お布団ならあるよ、ちゃーんと毎日干してるからふかふかだよ!」
着物の少女:「私持って来ようか?」
朽葉津雲:「頼んでいいか?」尻尾を枕代わりにされてるので申し訳なさそうにそう言います
着物の少女:「うん、わかった!」少女のちいさな足音が廊下先に飛んで間もなく。ふわふわと不安定な動きをみせながら、ひとつ、ふたつ、みっつと、三人分の布団が運ばれてくる。ちゃぶ台をどかして手際よく並べると、居間があっという間に寝室に早変わりしました。
着物の少女:「はい、どーぞ!今日も干したからきもちいいよ!」
朽葉津雲:「いち、にい、さん……お嬢ちゃんは自分の部屋?」
着物の少女:「うん、ここじゃ狭いから、私はあっちで寝るね。それともお布団もっとくっつけて、みんなで雑魚寝する?」
朽葉津雲:「俺は雑魚寝でもかまわないぞ。それよりもお嬢ちゃんが1人で寝るのがちょっと心配でな。泊まらせてもらってる俺が言うのはヘンだけど」
着物の少女:「心配してくれるんだ?それじゃあ、お言葉に甘えて私もみんなと一緒に寝ようかなっ!」少女は布団の隙間を無くしてもぞもぞと真ん中を陣取っていきました。
よなか(GM):津雲くんはもしものために備え、居間の入り口付近側へ寝転がります。れいじはとしきに揺り起こされて布団の中へ潜り込む。そしてそのれいじに寄り添うようにして、としきが身を丸めます。そう時間も経たないうちに、三人は眠りの中に落ちていくことでしょう。
よなか(GM):津雲くん、今のうちにやりたいことはありますか?なければ翌日まで時間をとばします。
朽葉津雲:特にないかなーみんなが寝息をたてたころにスヤァします
よなか(GM):了解です。三人が静かな寝息をたてていると、それにつられて津雲くんもうとうと。居間の中は静寂に包まれていきました。あたたかい布団の中では夢も見ず、ぐっすりと眠ることができたのではないでしょうか。
朽葉津雲:「スヤァ…」
よなか(GM):ーーーーーーーーーーーーーー
よなか(GM):薄い障子からこぼれる朝日が部屋を満たす頃。津雲くんが重たい目をこすりながら半身を起こすと同時に、右端で寝ていたとしきも目を覚まします。津雲くんが起きていることに気がつくと、おはようございます、とあいさつをしてきます。
朽葉津雲:「んあ〜…はよー…」まだ微妙に眠いのか重い瞼をこしこししてます
よなか(GM):としきも目をこすり、軽くぱちぱちと両頬をたたく。まだ起きそうにないれいじと少女を一瞥し、としきは津雲くんの顔をじっと見ていました。
朽葉津雲:「…どうした?」じーと見つめ返し首をかしげます
としき:「津雲さんて、どこから来たんですか?ここの森に住んでいるわけじゃないですよね……?」
朽葉津雲:「ここじゃあないどこか、としか説明できないな…。俺、少し記憶なくてな」
としき:「あ……ごめんなさい、でも、やっぱり、おれ達と同じように別の場所から来たってことですよね。……あの、この森のどこかで、これくらいの小さな巾着袋を見かけませんでしたか?紐が付いていて首から提げられるようになっているものなんですけど……」としきは身振り手振り自分の表現できる範囲で、自分の探している物を伝えようとしてきます。
朽葉津雲:「いや謝ることじゃねーよ、ちょっと慣れてきたしな」笑いつつ、としきくんの頭をわしゃわしゃと撫でます「巾着袋……?見てないなあ、大事なものか」首をひねりうーんと唸ります
としき:「あの巾着袋はお守りとしてお父さんが持たせてくれた大切な物なんです。中にはおれの『ともだち』が入ってて、今どこにあるのか分からなくて不安で……」と、少年は言います。としき曰く、この森に来て出口を探している最中、不審な男性をみかけたこと、その男性がとしきを目にすると奇声をあげながら追いかけて来たこと、そしてその男性からは黒いもやのような物体が取り巻いていたと言います。
よなか(GM):彼に追われている最中お守りを落としたのだと、としきは後悔と不安を織り交ぜた表情を浮かべています。一緒に探してくれませんか、と、津雲くんに懇願の意を表している。
朽葉津雲:「大事なものなんだろ。だったら協力するさ」元気づけるようにもう一度頭をわしゃっと撫でて笑います彼を不安にさせないように、自分も似た人物にここに連れてこられたことは話題に出さずに
としき:「!、ほんとですか!ありがとうございます……!!」津雲くんの優しい声と撫でる手の温かさに安堵し、としきの表情も幾分か晴れたよう。弾んだ幼馴染みの声に反応したのか、うん…、と小さくうなり声を上げてれいじと少女も目を覚まします。
よなか(GM):さて、皆が起きたところで行動開始です。お好きにロールをどうぞ。
としき:「そういえば津雲さん、ちょっと腕怪我してるんですね。たしかここに絆創膏が入っていたような……」ごそごそとポケットのなかを漁り、あった!と内側から取り出す。応急手当を使用します。
としき:1d5
DiceBot : (1D5) → 1
としき:すまぬ・・・・
朽葉津雲:としきくんの絆創膏はたぶんキャラクターもののなのかな…かわいいから許す…;;
よなか(GM):取り出した絆創膏は津雲くんの傷のサイズには合わなかったのでしょう……ご当地キャラの描かれたかわいらしい絵が津雲くんの腕にはられましたとさ。
朽葉津雲:「おお…(小さいけど可愛い)。ありがとな!」
よなか(GM):さあ、では気を取り直して行動に移りましょう。少女はてきぱきと布団を片付け始め、立てかけてあったちゃぶ台を直すと、そうそうに「お散歩に行ってくるね!」といって外に行ってしまいました。古民家の中にいるのは津雲くん、れいじ、としきの三人です。
朽葉津雲:「朝のお散歩かな…お嬢ちゃんもなかなかやるな、ふあぁああ…」ちょっとはねた寝癖をいじりながら呟き、盛大なあくびをもらしています
よなか(GM):そのあくびはふわふわとれいじの方へ飛んでいきました。としきはお守りのことが気がかりになっているようで、何度も外へ視線を投げていました。
朽葉津雲:「お守りやっぱ気になるよな。よっしゃ、探しにいくか!」自分の両頬を掌でパン!と叩くと津雲はよし!と勢いよく立ち上がりました
よなか(GM):それではとしきのお守りを探すべく外へ参ります。津雲くんのあとへ続くよう、少年ら2人も靴を履いて古民家をあとにします。
よなか(GM):【知らぬ森】
よなか(GM):では神隠しの続きをして参りましょう。前回は古民家で一晩過ごした後、おまもりを一緒に探してほしいと言われ今から探しに行く所ですね。古民家から出て、これから何処に行きましょうか。
朽葉津雲:「そうだなあ…」知った場所ではないけど虱潰しに探そう、まずは田んぼのほう行ってみたいと思います
よなか(GM):はいです。では少年2人を連れて田んぼまでやってきました。稲がよく育っていて、幼い子供や背の低い人ならば身を隠すことが出来そうですね。
朽葉津雲:「うし、とりあえずこっから探すか!れいじととしきはどうする?」津雲はささっと靴と靴下を脱ぎズボンをまくり上げます
よなか(GM):お兄ちゃんやるきだね
朽葉津雲:大事な稲なので踏まないように空いたところをずんずん進もう
よなか(GM):寿貴も怜二も津雲君に付いて行くようです。寿貴は相変わらずそわそわしていますが、怜二は稲穂の波に入ることになんだかわくわくしている様子。
朽葉津雲:「お前ら無理すんなよ〜〜」適当に屈んで泥の中に躊躇なく手を突っ込みます。大事なお守りがこんなところにあったらそれは大変だけど念のため
よなか(GM):あ、すまんもう刈り取れるくらいに育ってるから泥ないんや・・・・
朽葉津雲:ないのか!!www
よなか(GM):(圧倒的説明不足)
よなか(GM):すまんwwwwwww
朽葉津雲:おけwwwwじゃあ稲をいたわるようにかき分け隅々まで探しませう
よなか(GM):乾いた土の上を歩き、稲をかき分けながらながら探してみましたが、それらしい物は見付かりませんでしたん。
朽葉津雲:「うーんここにはないか」
よなか(GM):寿貴も怜二も倣うように稲をかき分けて探しましたが、お察しの通りここにはお守りは落ちていないようですね。
朽葉津雲:「無駄足だったかあ」少ししょんぼりしましたが、気を取り直して拳を握ります「よし、次だ!」
よなか(GM):おーっ!と気合いを入れてかけ声いっぱつ!では田んぼを出るということでよろしいでしょうか。次は何処にいきます?
朽葉津雲:大岩のほう言ってみようか
朽葉津雲:行って
朽葉津雲:ズンドコドコドコヨッコイショー
よなか(GM):では靴を履き直して大岩へ。土道を辿って行くと、遠目からでも分かるように大きな岩がひとつ堂々と佇んでいます。その後ろには、ひっそりと積み石の山も見えるますね。津雲君は、大岩の上で何度も何度も跳ね返る紙風船を目の当たりすることでしょう。
よなか(GM):ドッコイーショドッコー遺書
朽葉津雲:「ここはお嬢ちゃんのお気に入りの場所なんだね」薄く微笑みそう言います
朽葉津雲:遺書wwwww
着物の少女:「あら、じゅーじんさんたちも朝のお散歩かしら?そうよ、ここの大岩は私のお気に入りなの。この岩上から見る景色、変わらないけど好きなの。」
朽葉津雲:「変わらないものがあるっていうのは、寧ろいいことなのかも知れないな」耳を動かし、少し切なそうに呟きます。「ところでお嬢ちゃん、ここらで落し物を見かけなかったか?」
着物の少女:「落とし物?どんな?」
朽葉津雲:「えーっと、としきのなんだけど首から下げられる巾着袋なんだな……」
着物の少女:「ううん、みてないわ。それにここら辺は茂みが多いから見つけるのも大変そうね。」
寿貴:「あの、津雲さん」
朽葉津雲:「ん?」
寿貴:「女の子、今岩の上じゃなくて、あなたの後ろにいますよ。」
朽葉津雲:「えっ!?」
よなか(GM):ぽんぽんと飛跳ねる紙風船はしぼみ岩の上へ。少女は、大岩に向かって話しかける津雲君の姿をみて、楽しそうに笑っているようでした。
朽葉津雲:「くぅううう」少し頬を赤く染めつつ、尻尾をばたばた振っています
よなか:おもしろーい!しっぽうごいてるー!と笑う少女を横目に、寿貴から津雲君へ一つ提案です。「あの…、もし抵抗がなければ、なんですけど……女の子の姿を見ることができますよ。」
朽葉津雲:「そうなのか?」としきくんを見てへーって顔をします。「俺はかまわないよ」
寿貴:「じゃあ、ちょっと失礼します。」寿貴は津雲君の手を取って握り、視界を彼の背後へ向けます。固有スキル[異界共有]を発動します。探索者は寿貴に触れている間、寿貴が見ているものを同じように見ることが出来ます。幻視と似たような物と思ってくれれば。
朽葉津雲:ほーしゅげえ
寿貴:寿貴と手を繋いでいることで、津雲君の視界は幾分変化を来します。背後に居たのは、少年2人と同い年くらいの着物の少女。栗色の長い髪を結い、黒と黄色の2色の瞳を向けて笑っています。
朽葉津雲:「お嬢ちゃんそんな姿だったのだね。遅ればせながらでごめんよ」としきくんと手を繋いだまましゃがみ、少女と目を合わせます
着物の少女:「……あら?私が見えるようになったの?ふふっ」驚きつつも、目と目が合う感覚を捉えてか着物の少女は満足そうに笑顔を振りまきます。
朽葉津雲:「ちょっとの間だけな」苦笑します「そうか〜こんな可愛い子と俺ご飯食べて一緒に寝たんだな〜幸せ者だな」
着物の少女:「もー、おだてたって何にもでないよ!ふふ、じゅーじんさんが姿見えるようになって良かったぁ。」
朽葉津雲:「褒めるのは自由だからな」へへっと笑ってみせます。
朽葉津雲:ここにもなさそうだから移動するかな
よなか(GM):さて、着物の少女の姿は自分の姿を見つけてくれたことに満足したのか、再び大岩に上って紙風船で遊び始めましたとさ。
よなか(GM):はい、では次はどこに行きましょうか
朽葉津雲:あとは祠だね
朽葉津雲:行ってみます
よなか(GM):積み石はいいのかな?
朽葉津雲:あ、詰み石みてみたいです
よなか(GM):了解です。大岩の後ろに並んでいた沢山の積み石。大きい物から小さい物まで色々ですね。今津雲君は寿貴と手をつないでいる状態(幻視と同じ状態)なので、好きに調べちゃってください。
朽葉津雲:ショタと手を繋ぎグフフフ
朽葉津雲:はい
よなか(GM):不意打ちwwwwwwwwwww
朽葉津雲:積み石を詳しくみたいのでとしきくんの力を借りて幻視しますな
よなか(GM):あい。ぐるりと積み石一帯を見渡してみると、ある一ヶ所だけ青白く光っている場所を発見しましたな。
朽葉津雲:「んあ?なんだこれ」もちょっと視認できるかしら
よなか(GM):できるね。そこに近づいて行くと、光を発していたのは積み石の下に落ちていた紐つきの小さな巾着袋でした。これこそ寿貴の探していた物ですね。
朽葉津雲:「お!としきあったぞ!」手に取ってとしきくんに見せます
寿貴:「!!ホントだ、俺の、俺のお守り……!!」こんな所に落としていたなんて。お守りを見つけて気が緩み、寿貴のは喜びを露にしながらも目は仄かに滲んで、ついにはぼろぼろと泣いてしまいました。
朽葉津雲:「よかったなー大事なもの見つかって」抱き寄せてよしよしと頭を撫でくりまわします
よなか(GM):嗚咽を漏らしながら津雲君の胸で一頻り涙を流す。このお守りは寿貴にとって、かけがえのないもののようです。赤く腫れた目尻を拭って「ありがとうございました」といい、彼はお守りを受け取ります。
朽葉津雲:「よかったな!」もう一度そう言いニカっと笑って見せます。
よなか(GM):寿貴はお守りの中に入っていたものを確認するべく、袋を開いて掌に転がします。中から出て来たのはひとつのビー玉。よくラムネ瓶の中に入っているような物ですね。寿貴は今一度津雲君の手をとると、「助けてくれたもう一人の友達を紹介しますね。」といって、ビー玉の中にいるモノを呼び出します。
朽葉津雲:「お?」
よなか(GM):済んだ雫のような玉から出るは、白く美しい毛を揺らす一匹の獣。呼び出した少年の横に降り立ち、森に響くような高い遠吠えをする。
寿貴:「この子は『ころ』。俺の友達で、家族の一員なんです。」
朽葉津雲:「おおおお玉の中から!!はじめまして!」ころという獣に片目をしばたかせ、尻尾をぶんぶん振ります
ころ:「お初にお目にかかります。私は寿貴に仕える精霊、名をころと申します。主が世話になったようで、改めて礼の言葉を差し上げたい。」彼女は深々と顔を下げると、同じような耳としっぽを持つ津雲君にどこか親近感を持ったのか幾分微笑んでいる様子。
朽葉津雲:「へー精霊さんなのか!いやいや、君が入っていたのなら見つかってよかったぜ」津雲も親近感を持ったのか尻尾をぶんぶん振ってそう言います
どどんとふ:「ころ」がログインしました。
ころ:【知らぬ森】
ころ:「このガラス玉は私の依り代ゆえ、あなたが見つけてくださらなければ私も寿貴も離ればなれになっていたことでしょう。さて……この森には私の祠がございます。その裏の茂みにて、精霊の道を開きましょう。」
朽葉津雲:「わ、私の祠!?依り代!?」めちゃくちゃ驚きつつもこくこく頷きます「精霊の道、かあ…すごいな…」
ころ:「ええ。彼に仕えるために、暫く留守にしておりましたがね。」ころは祠のある方へ三人を導きますが、つーくんやっておきたいことはありますか?
朽葉津雲:んーお守り見つかったしいいかな〜
朽葉津雲:あ、祠にはいったら戻ってこれない感じかな
よなか(GM):はーい。では三人と一匹は祠までやってきました。石造りの祠には苔がはびこり、犬の足跡のような物が残されています。ここは木漏れ日に照らされ、清廉な空気を纏っているようにも感じます。
朽葉津雲:「はー…神聖なとこなんだな…ん?犬の足跡??」
よなか(GM):ころが祠の後ろに回ると、青い草の茂みに向かって高く一鳴き。一筋の光の道が草木の間を貫くように伸び進んでいきます。
朽葉津雲:「ほー!」
ころ:「これで現世に帰れるはず……。この森には悪い気が蔓延っております。そうそうに出た方がよろしいかと。」
朽葉津雲:「お、おう…れいじととしきもほら」2人に手を差し出します
朽葉津雲:(としきくんとはまだ手繋いでたかもしれない)
よなか(GM):2人はこくりと頷き、津雲君の手を握ります
朽葉津雲:「せーのっ!」そのまま光の道の中に進みます
よなか(GM):光の道へ進もうとした、その時。何かに跳ね飛ばされるよう、三人の体はぐらりと後ろに向かって倒れます。道は広がり、見えているのに、進むことが出来ない。そんな状況を目の前に、ころも、寿貴も、怜二も、ただただ唖然とした表情を浮かべていた。
よなか(GM):【うしろのしょうめん】
ころ:「こ、これは一体……」
朽葉津雲:「…ッ」
朽葉津雲:念のため先にとしきくんに保護壁はっておきますな
よなか(GM):おk
朽葉津雲:1D3
DiceBot : (1D3) → 2
よなか(GM):少年たちは不安げな表情に顔を歪めながら、森の中に伸びる道を見ています。その最中、背後から雑草を踏む軽い足跡が聞こえてくる。上機嫌にはずむ子供の笑い声。祠の前に居たのは、着物を纏った少女の姿。
朽葉津雲:「やっぱりきみか」
朽葉津雲:2人を背に庇いますだ
着物の少女:「えへへ、じゅーじんさんも、その男の子たちも、みーんなそこからは帰ることはできないよ。だって、皆で楽しくお夕飯食べたもんね?」くすくす、無邪気に笑う少女。この森は、霊の集う場所。黄泉のかまどで煮炊きした食物を口にしたら、神聖な精霊の道を通ることは出来ないと少女は言います。
朽葉津雲:「なるほどな…。俺は兎も角れいじととしきが帰れる方法はないか?」
着物の少女:「そうね。うん、良いわ。教えてあげる。どっちも助けるなんて無理な話よ。その道は2人しか通ることが出来ない。あっちの森に彷徨ってる男の人が居るから、その人と、男の子どっちかを殺すしかないわ。」
着物の少女:「それとも、助けたいならじゅーじんさんがこの森に残ってくれてもいいのよ?」
朽葉津雲:「……わかった、俺が残ろう」少し考えた後、ぽつりといいます
着物の少女:「本当?やったぁ!えへへ、意外と早い決断ね。」
朽葉津雲:「他人を差し出すなんてできないからな」少しだけ悲しそうに微笑みます
よなか(GM):津雲君の判断に少年2人は首を横に振り「一緒に帰ろう」と、潤んだ声で訴えかけます。
朽葉津雲:「…」としきくんとれいじくんに微笑みます。「そうだお嬢ちゃん、あっちの森ってここを出た先のってことだよな」
着物の少女:「ええ、そうよ。」
朽葉津雲:「そこにいる男の人って誰だ?2人のどっちかの血縁者?それとも…」それとも、俺をここに連れてきた変な奴か
朽葉津雲:残るとは決めたけど一応聞いてみるの巻
寿貴:「た、多分……俺を追いかけて来た人、だと思います……」絞り出すように寿貴は答えます。「古民家で一度お話したかもしれませんが…、俺がここに呼ばれたとき、おじさんが一人いたんです。その人には黒い靄みたいなのがかかってて、俺達を見るなり、変な声をあげて追いかけて来て……っ」その最中にころとはぐれてしまったのだと。
寿貴:「だ、ダメだよ津雲さん、やっぱり此処に残っちゃ……!!」
朽葉津雲:「じゃあその人消すか」
着物の少女:「がんばるねー、じゅーじんさん。良いよ、消しちゃって。私もあの子がいると遊びの邪魔されて迷惑してたの。」
朽葉津雲:「迷惑してたのか」思わず吹き出します。「消すってことは倒せばいいのか」
着物の少女:「そうね。私、あのこ嫌い。おいしいあめ玉も持って行かれちゃうんだもの。」
朽葉津雲:「ドロボーなのか」飴玉には深く突っ込まずうんうんうなります
よなか(GM):さて、つーくんや。それじゃその人討伐にいくのかえ?
朽葉津雲:倒せる気がしないけどいくゾー
よなか(GM):おう、じゃあ折角なので
ころ:「津雲様。お一人で行かれるのは危険にございます。此処は悪霊の巣窟。主とそのご友人を救ってくれたご恩もありますゆえ、私もご一緒させて頂きます。」
朽葉津雲:「おーころさん!助かる!」心強い仲間だ!と喜んでます
着物の少女:その人はあっちに居るわ。少女は津雲君が始めにやって来た森の奥深くを指差します。「死んじゃったらいやよ。獣のおにいちゃん。」少女は笑っているような、どこか寂しそうな、そんな気持ちを含んだ声を漏らして祠の前から去って行きました。
朽葉津雲:「死なないようにがんばるさ…」津雲も少しだけ自身を笑うかのように口だけ笑みの形にしました。が、すぐに真剣な顔になると「れいじととしきはそこらに隠れてな」と言います
朽葉津雲:一応隠すスキル使っとこう
着物の少女:おっけおっけ
どどんとふ:「よなか(GM)」がログインしました。
よなか(GM):【うしろのしょうめん】
よなか(GM):ほい、ではつーくん。男性の討伐にいきまっしょい。
朽葉津雲:いきまっしょい
よなか(GM):一旦祠を出て、最初に来た深い森の奥へ。一歩進むごとに、日の光も僅かしか届かないような暗闇に変わっていく。朝を迎えたばかりだというのに、すでに夜を迎えたよう。津雲君とその横に並ぶころの耳に、幾重にも重なるような低い笑い声が聞こえてきます。それと同時に、どこか鼻をつくような鉄の臭いも漂ってくる。
朽葉津雲:「…なんだこの匂い」眉を顰め服の袖で鼻を隠します。ついでに聞き耳してみよう
よなか(GM):においは血のようですね。耳を立てて周囲に注意を払ってみると、男性の低い声が聞こえてきます。高揚して笑っているのかと思えば、言葉のない奇声を上げ、独り言を呟いての繰り返し。
よなか(GM):そこで津雲君は、一人の中年の男性の後ろ姿を見ることでしょう。がりがりと自分の指の骨をかじりながら、森の奥先に広がる闇に向かっておぼつかない足取りで歩いています。おそらく、目的地なんてないのでしょうが。
朽葉津雲:「…ころさん、相手はなに考えてるか理解しづらいから気を付けてな」声のするほうにそのまま進みます
ころ:「はい。あの者……もうすでに人間の心を無くしているようです。津雲様も気をつけて。」
よなか(GM):ゆらゆらと歩いていた男性はふと足を止めます。闇に向かっていたつま先はくるりと方向を変え、後方にいた津雲君ところへ。男性の顔は血を滴らせ、歪んだ笑顔を浮かべています。焦点の定まらない目をひとたびぎょろぎょろと動かせば、新しい獲物が来たとよろこびこちらへやってきます。
朽葉津雲:「うわー…顔面の血くらい拭けよ」流石にドン引きな津雲です
よなか(GM):ころは威嚇の体勢をとりうなり声を上る。彼の周囲には黒く淀んだモノの気配。ごちそう、ごちそうだ。男性は舌なめずりをしながら距離を縮めていきます。では戦闘のお時間です。
よなか(GM):【戦闘】
朽葉津雲:ワワーイ
よなか(GM):はい、ではつーくん・ころ・男性の順だねでは攻撃どうぞ!!
朽葉津雲:うんん〜攻撃_武器します!
よなか(GM):ろーるよろしくー
朽葉津雲:1D12+2
DiceBot : (1D12+2) → 4[4]+2 → 6
よなか(GM):ではそのまま受けちゃおうね
朽葉津雲:おっおじさん〜〜〜
よなか(GM):男性の腹部に津雲君の固い拳が入ります。人間の姿をしているはずなのに、何ともやわい手応え。まるで骨が粉砕しきっているような感覚を覚えます。
朽葉津雲:「アンタ…ヒトじゃないなら一体…」その感触を確認してから素早く後ろにさがります
ころ:「津雲様、奴は『奇』と呼ばれる悪霊にございます!もう既に彼の体に浸食しきっているのでしょう……次は私が参ります。」
ころ:ころは狐火を使います
ころ:1d5
DiceBot : (1D5) → 2
ころ:2かよ……
ころ:1d3
DiceBot : (1D3) → 3
よなか(GM):津雲君の与えた拳の一撃部に力を加えるよう、宙に浮いた炎の玉を男性目がけて放ります。苦しそうな声を漏らしつつ、男性は気が狂ったように笑い続けています。次は男性のターンです。津雲君に攻撃_素手
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 2
朽葉津雲:耐久でうけます
朽葉津雲:1D11
DiceBot : (1D11) → 1
よなか(GM):are,
朽葉津雲:おっまええwwwwwwww
よなか(GM):回避とってなかったっけ
朽葉津雲:回避もあるヨ…
よなか(GM):ヤッチャウゼー
朽葉津雲:今回避してもあれだろうからドウゾ…
よなか(GM):男性の振り上げた拳は津雲君を襲います。咄嗟に防御の構えをとったものの、相手の拳は怪我を負った場所に当たり、痛みを与えます。
よなか(GM):津雲君のたーんです
朽葉津雲:「いってて」
朽葉津雲:はいです、固有スキル牙撃使います
朽葉津雲:1D5 攻撃回数
DiceBot : (1D5) → 3
朽葉津雲:3D12
DiceBot : (3D12) → 19[10,7,2] → 19
よなか(GM):なにこれこわい
朽葉津雲:津雲やっぱダイスに恵まれてないな
朽葉津雲:ノックアウトでも大丈夫だろうか…
よなか(GM):うーん、ノックアウトは意味が無いんだなこの人……
朽葉津雲:気絶判定がないってことか
よなか(GM):最早倒されるべき人だから・・・(合掌)
朽葉津雲:なるほど、じゃあそのままいっちゃいます
よなか(GM):どうぞ
朽葉津雲:「こンの、やろッ!」片目のまま渾身のパンチをぼかすかー
よなか(GM):全身の力を溜めたその拳は男性の心臓を貫きます。口から赤い液体を吐き出し、ただの骸と化した男性は草の上に身を放られ倒れます。おつかれさまでした!戦闘終了です。
よなか(GM):【うしろのしょうめん】
朽葉津雲:「ああ…きたねえ…」
朽葉津雲:なんで口から血を吐くんだ…と自分がやったことなのに骸と化した男性をすごい目つきでみてます
よなか(GM):男性はもう動くこともなく、ただただその場で暗い森の空を仰ぎます。
よなか(GM):もう此処ですることはないでしょう。
朽葉津雲:「ころさん戻ろうか」腕についた血を服で無理やり拭いそう言います
よなか(GM):ころはこくりと頷きます。2人は男性の死体に背を向けて深い森をあとにします。では、祠まで戻ってきました。無事に戻って来た姿を見て、少年達は顔を上げて出迎えます。目尻が赤く、少しだけ、泣いていたようです。
怜二:「にーちゃん!!大丈夫かよ……」
朽葉津雲:「お?おー!なんとか大丈夫だったぜ!」手を挙げ2人の頭を撫でます。「心配してくれたんだな〜よしよし」
よなか(GM):何度も撫でてもらったあたたかな手の感覚に、怜二は鼻をすすりながら「本当に心配していたんだからな」と、ぺちんと手のひらで津雲君の足を叩きます。また腕のあちこちに怪我をしていることに気がついてか、寿貴が再びポケットの中から絆創膏を取り出して手渡してきました。津雲君に応急手当を使用します。
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 4
朽葉津雲:ワァアアアイ
寿貴:「こ、これ……絆創膏並べて貼ったら傷も隠せるかなって。」
朽葉津雲:「いてて、いてえよ」足を叩かれたけれどとても嬉しそうです。ドマゾじゃないです(「ああ、ありがとな」お前らいい子だな〜と思わず津雲はむぎゅーと2人を抱きしめます。むぎゅむぎゅ
よなか(GM):ーっ、とされるがまま。大きな腕に包容されて、2人も津雲君の背に手を回します。ここからは、別れの時間です。
ころ:「津雲様、もう一度確認を致します。本当に此処へ残るおつもりですか?」
朽葉津雲:「あの道は2人しか通れないんだろ?だったられいじととしきが帰った方がいい。待っている人がいるんだからな」
朽葉津雲:霞の向こうにしか『あの人』を見れない探せない自分より、見すえるものが分っている2人のが適任だと頷きます
ころ:「心遣い、感謝致します。」敬意を評し、深く頭を下げる。するところはひくひくと鼻を小さく動かし、津雲君の瞳を覗いて言葉を紡ぐ。「……津雲様、あの少女はもしかしたらまだ何か隠しておられるかもしれませぬ。どうか、お気を付けて。」
朽葉津雲:「そんな気はするから大丈夫さ。それじゃあな」
ころ:「ええ。それでは……。」ころは開かれた光の道を一歩先に進み、少年2人を誘導して歩きます。怜二も、寿貴も、別れを惜しむ一心を持ちながら、明け渡してくれた道の中へとゆっくり歩み進めて行きます。ごめんなさい。ありがとう。さようなら。光の道は閉ざされ、祠には津雲君ただ一人が残されるのでした。
朽葉津雲:「……さて、嬢ちゃんはもうここにはいないかな」
よなか(GM):【知らぬ森】
朽葉津雲:さっと振り返り祠からでますたた
よなか(GM):祠の外は朝の光で満たされ、小さな雲が森の上を悠々と泳いで行きます。この祠からは大岩、田んぼ、井戸の広場、古民家、それぞれの場所が見えます。さて、何処に行きましょう……
朽葉津雲:大岩のほう行ってみよう、お嬢ちゃんいるかなー
よなか(GM):大岩に到着しました。遊び道具や声は聞こえず、少女はここには居ないようですね。
朽葉津雲:「どこ行ったんだかな。…もしかして俺捨てられた?なんて」しょぼんと独り言をつぶやき古民家のほうにいきます
よなか(GM):とぼとぼわんこのつーくんや。古民家に到着です。中から幼い少女が歌う童謡が聞こえてきますね。
朽葉津雲:「もしもーし!」玄関を開けずに前で大きな声で吠えます。わんわん
着物の少女:「ふふっ、いないよー☆」と中から声が返ってきました。
朽葉津雲:「いじわるだなあ」困ったように笑います
よなか(GM):中からぱたぱたと足音が近づいてくると、玄関の戸がひとりでに開きます。恐らく目の前に少女が居るのでしょうが、もう寿貴と離れてしまったので少女の姿を見ることはできませんね。
朽葉津雲:「すまねえな嬢ちゃん、俺もう見えないんだ…」少ししょんもり
着物の少女:「………そう、でも、私の声は聞こえるんでしょう?」
朽葉津雲:「聞こえるよ。あ、そうだ、俺には触れるのか??」
着物の少女:「うん、触れるよ。ほらっ」津雲君の服の裾が何もない空間の方へちょいちょい引っ張られて行きます。折角来たのだから上がって行って、と言っているのでしょうか。
朽葉津雲:「おーここにいるのか」尻尾をふらふらします「ところでここに残ることにしたわけだが俺はどこに居ればいいだろう」振っていた尻尾が下にシュンとたれます。「野宿かなー」と呟いてます
着物の少女:「それならこの古民家にいなよ!お布団もあるし、おもちゃもあるし、それにごはんだってあるんだもの。」
朽葉津雲:「んー…どうすっかなあ」
着物の少女:「じゅーじんさんがお外好きなら、野宿でも構わないわよ?森広いし。どうするの?」
朽葉津雲:「でも寒そうなんだよな外…」尻尾を揺らします「じゃあ少し厄介になろうかな」
着物の少女:「やったあ!あのね、あのね、今折り紙で鶴を作っている途中なの!一緒にやろう?」少女はぐいっと津雲君を中に引っ張り、居間の中まで通します。いらっしゃいませ古民家へ。
着物の少女:【古民家】
朽葉津雲:「おお、お邪魔します。鶴?折り方をおしえてくれるか?」
朽葉津雲:足がすこしもつれつつもお邪魔します
着物の少女:「うん、いいよ!」赤い行灯に照らされた居間に散らばる沢山の折り鶴。その内のいくつかには紐が通され、鶴同士が縦に並んでぶら下がっています。少女は千羽作ることを目指しているようですが、なに分最近始めたばかりなので完成にはほど遠いでしょう。
朽葉津雲:「なんだこれ?」千羽鶴を初めて見たので不思議そうに首を傾げています
着物の少女:「これ?これね、折り鶴を紐で通して作ったものなんだよ。千羽作って束ねて繋げると、長生きしたり病気を早く治してくれるっていわれてるんだ。はいこれ、お兄ちゃんの分ね!」少女は折り目のない新品の紙を津雲君に渡し、折り鶴の手順を教えて行きます。さて、何日かかることやら。
よなか(GM):シークレットダイス
朽葉津雲:「へーまじないなのか〜!こ、こうか?」津雲は少女の指によって完成されていく鶴を見よう見まねで作りました
着物の少女:「うん、そうそう。お兄ちゃん手先が器用なのね!あっそうだ、あとでお料理もおしえてね!私も上手になりたーい!」
朽葉津雲:「料理か?かまわねえぜ」ささっと折鶴を折っていきます
よなか(GM):そんなこんなで、折り鶴を作りから始まった着物の少女との奇妙な生活は約3年間(分くらい感じるほどの長い時間が)続きました。すっかり津雲君はこの森の住人さんデスネ。
朽葉津雲:さ、三年wwwwwwwwwwwwww
よなか(GM):この森の中だけだからwwwwwwwwww
朽葉津雲:津雲は少女と仲良く……おお、オイシイデェス…
よなか(GM):ーーーーーーーー
よなか(GM):ーーーーーーーーーーー
よなか(GM):ーーーーーーーーーーーーーーー
よなか(GM):そんなある日、少女が津雲君にある話を持ちかけます。「たまには森の外に出てみない?」と。
朽葉津雲:「森の外?えーっととしきやれいじが抜けたのとは別のとこか?」
着物の少女:「そうよ、お兄ちゃん前にも出て行ったことがあったじゃない。この古民家のふすまの奥にある、化粧台の鏡から。」おぼえているかしら?
朽葉津雲:「あ、あーあそこか……あそこ変な黒いのいなかったっけ…」
着物の少女:「そんなのいたかな?だいじょーぶだいじょーぶ。」そういって少女は居間を出て、隣の部屋の右側のふすまがある方へと行ってしまいました。
朽葉津雲:「お嬢ちゃんひとりでいくなよなー」仕方ないのでついていきます
よなか(GM):寝室を通り越しふすま2の方へ入ると、大きな鏡の布が取り外され姿を映し出します。見た目は相変わらず何の変哲もないただの鏡。少女はこの先を通れば先に出られるといっています。
朽葉津雲:「そうだ、お嬢ちゃん視認できないのがちょっと俺はさびしいから服の袖つまんでてくれるか?」
着物の少女:「うん、いいよ!」服の裾をつまみます。一部分だけ皺がよってくしゃっとなってます。
朽葉津雲:「んじゃ潜るか〜」津雲からいそいそ鏡の中に入っていきます
着物の少女:「はーい!」あとに続いて少女も鏡の中に入って行きます。地面に足をつけると、久方ぶりの彼岸花畑がそこにはありました。絶えず咲き続け、長い一本道が続いています。
朽葉津雲:「そう、お嬢ちゃんこの先にはなにがあるんだ?」つままれた袖のほうを見つつ訊きます
着物の少女:「このみちをずーーーーっと行くとね、にんげんさんのすんでいる場所につくんだよ。おうちがいっぱい並んでいる場所。それにね、かわいいお着物が並んでいたり、不思議な形をしたお菓子も沢山売っているの。じゅーじんさんが来る前は、私もこの道を通って外にいっていたんだ。」
朽葉津雲:「へー(現世ってやつかな)…じゃあま、行くか」彼女の歩調に合わせるように歩き出します、の前に
朽葉津雲:聞き耳!
よなか(GM):彼岸花の揺れる音と2人の足跡しか聞こえませんな!
よなか(GM):あ、まだ歩いてなかったやすまん
朽葉津雲:ほいほい〜じゃあとことこ歩きます
よなか(GM):【かえりみち】
よなか(GM):さて、いつのことだったか。怜二と歩いた道を今度は少女と歩き始めます。前は何だか黒い物に追いかけられたような……と先ほど思い浮かべていた津雲君でしたが、今度は何とも遭わずに道先にある一点の光の元までやって来ることが出来ました。
朽葉津雲:「ほー」
よなか(GM):此処から先の様子は窺うことは出来ず、何も聞こえません。津雲君の服の裾から小さな力がほどかれると、茎から切り取られた一つの赤い彼岸花が手に添えられます。
朽葉津雲:「ん?」
朽葉津雲:手に添えられた彼岸花をしげしげ見つめます
着物の少女:「お兄ちゃん、その道を行けば元の場所に帰れるよ。私とはここでお別れ。」
朽葉津雲:「…お嬢ちゃんは、行けないのか?」
着物の少女:「ううん、そんなことはないわ。でも、私がその道を通って辿り着く場所と、お兄ちゃんが辿り着く場所はきっと違うんだわ。」
着物の少女:「私ね、あの森でずっと一人で寂しかったけど、一緒にごはんも食べられたし、遊んでくれたからとても楽しかったの。お兄ちゃんは私を怖がらなかった。それに……あなたの帰りをまっている人も居るはずなの……。」
朽葉津雲:「そうなのか…」少し悲しそうな顔をします「俺の帰りを、か……いると、いいな」そのうち思い出せるといいけどと小さくこぼします
着物の少女:「だから、道の先で寂しくならないように此処でお別れさせて。でも……お兄ちゃんとは、また会いたいな。」少女は津雲君の背中を押して、道の先へ進むことを促します。
朽葉津雲:「俺も、お嬢ちゃんとの思い出はきっと忘れない…。覚えてる」少し目を潤ませ、それでも気丈に笑います
朽葉津雲:「ありがとう、さようなら」そっと道の先へと歩みを進めます
着物の少女:「ありがとう、お兄ちゃん。またね。」少女は光の道の先へ消えて行く津雲君の後ろ姿を見送り、小さく手を振ります。
よなか(GM):光の先には、見覚えのある大樹の景色。赤い一本の花を手にさげ、一筋の涙を落として今までのことを振り返る。……さて、何をしていたのだろうか。誰かと、長い時間を過ごしていたような。形のない記憶にわだかまりを残しながら、津雲君は大樹のもとへ歩き出します。皆が居る場所へ、おかえりなさい。
よなか(GM):セッション『神隠し』クリアです
朽葉津雲:ぷわぁああああおつかれさまです;;;;;
よなか(GM):おつかれさまー!!!!

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