Garden


神隠し


参加者


GM.オットリア
PL.篠崎/柏木千歳
PL.三木/ノコ
--------------------
オットリア(GM):それではこれよりセッション『神隠し』始めさせていただきます。
柏木千歳:よろしくお願いします
ノコ:お願いします〜
オットリア(GM):それではまず導入の順番を決めます。
お二人は1d10を振ってください
柏木千歳:1d10
DiceBot : (1D10) → 3
ノコ:1d10
DiceBot : (1D10) → 9
オットリア(GM):ではノコさんから始めます
オットリア(GM):【悠久の絆】
オットリア(GM):善陣営の皆さんは理由こそそれぞれですが、
度々森の中を散策することがあります。
さて、ノコさんもまた、拠点近くの森の中を散策しています。
ノコ:(てとてと)
オットリア(GM):理由はとくにないようですが、ノコさんはてとてとあるいています
オットリア(GM):さて、てとてと歩いていたノコさんですが、
ふと木々の間になにか違和感を覚えました。
ノコ:「?なんだろ〜?」木々の間を幻視する
ノコ:「食べ物だったらいいなぁ」
オットリア(GM):ノコさんが木々の間を幻視すると、
その木と木の間だけ、夕日に染まっているのが分かりました。今は正午近く。
夕日なんてどこにも見えないのになぜ?
ノコ:「うわぁあ、なんだろうコレ〜!不思議だなぁ」
ノコ:夕日に染まっている部分を触ってみる
ノコ:ぺとぺと
オットリア(GM):それではノコさんがぺとぺと触ってみますが、
特に変わりはありませんでした。
ノコ:「うーん」周りを幻視してキョロキョロする
オットリア(GM):周囲には特に不思議なものは見当たりません。
その木と木の間。そこだけが夕日に染まっているのでした。
ノコ:「ひょっとしたら、中にお日さまが入ってるのかも…?」
ノコ:木々の間を殴る
オットリア(GM):木と木の間で悩んでいたノコさんですが、
突然中から黒い手が現れました。
ノコ:「ふっふわぁあああッ」
オットリア(GM):黒い手はノコさんの身体に巻き付くと、
木と木の間の空間にノコさんを引きずり込もうとします。
ノコ:「きゃぁああッ誰かぁー助けてぇー!」
ノコ:足で蹴る
オットリア(GM):抵抗むなしく、木々の間にノコさんの姿は消えていきました。
オットリア(GM):それでは一旦シーンを斬ります。
オットリア(GM):お待たせしました。柏木さんの番です。
柏木千歳:はーい
オットリア(GM):善陣営の皆さんは理由こそそれぞれですが、
度々森の中を散策することがあります。
さて、柏木さんもまた、拠点近くの森の中を散策しています。
柏木千歳:「んー、何か美味しそうな果実とかないですかね・・・」きょろきょろ
オットリア(GM):それでは柏木さんもまた木と木の間になにか違和感を覚えます。
柏木千歳:「………む。なになに、何でしょうこれは?」
柏木千歳:近くにあった木の棒を拾って近づいてみます
柏木千歳:そろりそろり
オットリア(GM):柏木さんは違和感を覚えた木と木の間に近づきましたが、
特に何もありません。気のせいだったのでしょうか??
柏木千歳:「…………、あれ?」きょろきょろ
柏木千歳:「気のせいだったのかな……うーん、よいしょっと。
こうかな」とそのあたりを幻視してみますけど 何かあったりしますかね
オットリア(GM):周囲を幻視した柏木さんは、
最初に違和感を覚えた木と木の間に黄昏色の景色を見ます。
柏木千歳:「………わぁ、なんて綺麗!」
柏木千歳:その景色をよーく見てみますけど特徴とかは無いかな 人が立っていたりとか
柏木千歳:「しかし何でここにだけ夕暮れ時なのでしょう。変わった木ですね」
傍の木を撫でながら見てる感じで
オットリア(GM):そうですね。人が立っているということはありませんが、
単にそこだけ時間が違うと言ったものではなく、全く違う景色だと感じるでしょう。
柏木千歳:「…どこなのかなあ、ここ。」
柏木千歳:「本当に綺麗だなあ。」と呟やいて、
やがて無意識に景色に手を伸ばしてみちゃうかな
柏木千歳:触れます?
オットリア(GM):特に触れることができるものではありませんが、
先に進むことができるとかんじるでしょう
柏木千歳:「……んん?わー」ぶおんぶおんと手を上下にして遊んでみる
柏木千歳:「きっと怖いところじゃないよね」んーと悩みながら
オットリア(GM):それでは手をぶおんぶおんさせて遊んでいた柏木さんの手に、
ぬるりと黒い手が絡み付きました。
柏木千歳:「わっ」
柏木千歳:「えぇっ」
オットリア(GM):【irna】
オットリア(GM):ちょっと怖いBGMを導入
柏木千歳:「こ、こんにちわぁ・・」
オットリア(GM):手を握られた柏木さんは強い力であちら側に引きずり込まれます。
柏木千歳:「わっ、っとっとっと……んー!」抵抗してみる
オットリア(GM):抵抗むなしく柏木さんの姿は黄昏の世界に呑み込まれました。
オットリア(GM):【花よ川よこの大地よ】
柏木千歳:「……わっ、うわあああああっ」ひゅー
オットリア(GM):さて、お二人は気が付くと、
四方を森で囲まれた少し開けたところに居ました。
オットリア(GM):空は黄昏色に染まり、時刻は夕暮れ時のようです。
辺りは、枯草のような香りが漂っていました。
ノコ:「うーん…?」
柏木千歳:「…………、ん…………んん……わぁっ」ガバッと起き上がる
柏木千歳:きょろきょろとあたりを見回して
何があったのかを思い出そうとする、多分引きずり込まれたあたりは憶えてるだろうし
ノコ:キョロキョロして柏木さんに気づく「あれぇ…?」
オットリア(GM):お二人とも同じ場所にいますね。
柏木千歳:「…一体……何があったんだっけ。」 
「あぁ、大丈夫ですか?」とノコさんの元にぽてぽてと寄る
オットリア(GM):きょろきょろと周囲を見回したお二人は、
まず大きな岩があることに気が付くでしょう。
ノコ:「こんにちはーどうしてここへ…?」
柏木千歳:「…ええと、僕が覚えているのは……
…木と木の間の黄昏を見ていたら、黒い手が。」
オットリア(GM):【花よ川よこの大地よ】
オットリア(GM):【花よ川よこの大地よ】
ノコ:「黒い手!怖かったですねー!」
柏木千歳:「えぇ、怖かったですね。
…しかし、ここにじっとしてるわけにもいきませんし、動きましょうか」
不安だらけだけどノコさん幼女だし、自分が護っていかなければと思ってるかな
柏木千歳:その大きな岩をまずは幻視してみますね。
ノコ:「私の倍くらいあるのかな…?」
オットリア(GM):それでは、柏木さんが大岩を幻視すると、
その上に青い着物を着た幼い女の子が姿を現しました。
柏木千歳:「ふふふ、どうでしょう でも大きな岩ですね。…………、あれ?」
オットリア(GM):大岩は3〜4mあります。
柏木千歳:聞き耳してみるけど、何か女の子が呟いてたりするかな。
ノコ:「同い年くらいかな…?」
オットリア(GM):柏木さんが聞き耳を使用すると、
少女の楽しそうな鼻歌が聞こえてきます。
柏木千歳:「可愛らしい子ですね………ふふ、歌もうまいです。」
ノコ:ノコさんも聞き耳して聞いてみます
柏木千歳:「おーーい、そんなところで何をしているの?」声をかけてみる
着物の少女:着物の少女はその声掛けに反応して、ふと視線をこちらに向けます。
「おにいちゃんたち……だれ?」
柏木千歳:「こんにちわ。迷子だよ、僕は千歳。」
ノコ:ビクッとする
ノコ:「…ノコっです」
柏木千歳:「君は?そんな高いところにいて大丈夫ー?」
着物の少女:「こんにちは、千歳さん、ノコさん。
私は大丈夫よ。だってここは私の庭なんだもん」
ノコ:柏木さんの後ろに隠れる
柏木千歳:「そうですか、君の庭なんですね。」
そう言われて改めてあたりを見回してみるけど、花とか咲いてるのかな?
そう言えばあたりの描写が無かったような
オットリア(GM):「……おにいちゃんたちこそ、こんなところにきていて大丈夫? 
早く帰った方がいいよ?」
柏木千歳:ではノコさんには大丈夫ですよって言いながら
安心させるように頭を撫でてみる
ノコ:「こんなとこ…?」
柏木千歳:「そうですか……黄昏の空、
とても綺麗だと思ったから、思わず手を伸ばしてみたんですよね。」
柏木千歳:「では、帰る前にあたりを見て回ってもいいでしょうか?
もう少し、堪能したいですし…」にこ
オットリア(GM):足元には道のようなものがあります。
道には草が生えていますが、踏み固められています。
辺りを見回すと、大きな岩のそばに、
小さな詰み石がいくつも並んでいるのがわかるでしょう。
ノコ:「…どうやって帰るんだろー…?」
オットリア(GM):「……帰るときはね、来た道を通ればいいとおもうよ」
着物の少女はそう言うとくすくすと楽しそうに笑っています。
ノコ:「ふぎゃぁ」
柏木千歳:「来た道……引きずり込まれたような」むーん
柏木千歳:じゃあ、着物の少女のくすくす笑ってるあたりで
精神分析してみてもいいですか
ノコ:「木の根元から来たから、木の根元から帰るのかなー?」
オットリア(GM):それでは、柏木さんは着物の少女に精神分析を行います。
柏木千歳:「ふふふ、何だかもぐらみたいですね。」
オットリア(GM):着物の少女は楽しそうに笑っていますが、
今はそれ以上のことはわからないでしょう。
ノコ:周りを幻視して木を探す
柏木千歳:今はねえ どうもです
柏木千歳:「……最後に、名前を聞いてもいいですか?」って
着物の少女に名前を聞いてみようかな
オットリア(GM):ノコさんが回りを幻視してみますが、特に変わった木はありません。
着物の少女:「……私の名前? 
うん、おにいちゃんたちも教えてくれたし、教えてあげる。私の名前は、手毬」
ノコ:「てまりさん?」
柏木千歳:「ありがとう。手毬ちゃん、可愛い名前ですね」
手毬:「うん。わたしは手毬よ。ありがとう。
おにいちゃんたちも気を付けてねー」そう言うと、
手毬の姿は岩の後ろに隠れて見えなくなりました。
ノコ:手を振る
柏木千歳:んじゃ柏木も手を振る
手毬:「ばいばーい☆」と声だけが聞こえました。
柏木千歳:「元気ないい子ですねえ」のほほん
ノコ:「…」怖がっている
柏木千歳:「……あれれ、大丈夫ですか?とにかく、移動してみましょうか。」
しゃがんで目線を合わせ、どうにか落ち着かせようとしているようだ
ノコ:こくこく頷く
柏木千歳:「はい、」踏み固められた道って
自分たちが今いる場所からどう見えてるんだろう、
前にも後ろにも続いてるってことかな?
手毬:前にも後ろにも続いていますが、
どちらも森の中に続いており、どこに続いているのかも判然としません。
ノコ:「どっちに行きましょう?」
柏木千歳:「そうですねえ……」
柏木千歳:大きな岩はどっちの森に近いですか?
オットリア(GM):始めにお二人が目覚めたところの後ろに続く道と、
大きな岩の後ろ側に続く道があるようです。
柏木千歳:「来た道を戻るなら、後ろに進めばよさそうですね」
柏木千歳:「僕はもうちょっとここら辺を見て回りたいんですが………」と
岩の方に行きたがってるよ
ノコ:「じゃあもう少し見て回り…あっ」詰み石にけつまづいて転ぶ
ノコ:とかできるのかな…
柏木千歳:「わわわ、大丈夫ですか!」急いで抱き起す
オットリア(GM):それではノコさんは詰み石に躓いて転び、
その詰み石を盛大に崩しました。
ノコ:「ふぇえ、すみません、大丈夫です〜」
柏木千歳:「危ないので走らないように………」おろす
柏木千歳:詰み石直せますかね ついでに何かないか見てみます
ノコ:「元に戻しておこうっと」崩れた石を元に戻す
オットリア(GM):詰み石を直そうとしますが、
かなりの数の石があるので夜までかかるでしょう
柏木千歳:全部崩したのか……?wwww
ノコ:えぇー?!
オットリア(GM):地面には石が散らばっており、
何かが落ちていたとしても容易には見つけられそうにありません。
柏木千歳:「わ、わあああ凄い量が崩れちゃいましたね…
……大丈夫かな、これ………あとで手毬ちゃんに会ったら謝りましょう……」
ノコ:「ううっ、ごめんなさいごめんなさい…」石に謝る
柏木千歳:とりあえず詰み石に手を合わせてごめんなさいしておく
柏木千歳:「では気を取り直して、行きましょうか」岩の奥の方の道に行きまーす
ノコ:行きまーす
オットリア(GM):【花よ川よこの大地よ】
オットリア(GM):それではお二人は岩の奥の道に進みます。
オットリア(GM):お二人が岩の奥の道を進むと、しばらくして視界が開けました。
オットリア(GM):そこはとても小さな村のようになっています。
正面には田んぼが広がり、向かいに祠、
その隣に古民家があり、隣には井戸のある広場があります。
ノコ:「わぁー」
柏木千歳:「わぁー」
柏木千歳:「……村、でしょうかね」
んーとりあえず祠に向かうついでに田んぼに幻視してみるか
オットリア(GM):田んぼは稲がよく育ち、稲穂が頭を垂れています。
小さな子供なら、その身を隠せるかもしれません。
田んぼにはその稲を害鳥からまもるためでしょう。案山子が立っています。
ノコ:案山子を幻視する
柏木千歳:「よく育っていますね」
オットリア(GM):案山子は二体ありますが、一体は折れて倒れています。
ノコ:「誰か住んでるんでしょうか?」
柏木千歳:「あちらに民家がありますし、多分誰かが住んでいるのでしょう」
オットリア(GM):ノコさんが案山子を幻視すると、
麦わら帽子を被り、花柄のタオルを首にかけ、農作業をするような格好をしています。
ふとノコさんは何かの違和感を覚えます。
よくよく見ると、案山子はノコさんの方を見ています。
柏木千歳:田んぼに幻視は特に情報なしでいいのかな
オットリア(GM):案山子はノコさんが動くのに合わせて
そちらの方を見ているようでした。
ノコ:(見られてる…?)
オットリア(GM):田んぼに幻視を行ってもこれと言っておかしなところはありません。
稲穂があるので見えない部分も多いですが、ぱっと見たところ異常はありません。
柏木千歳:では田んぼを見て特に気になる点が無いことが分かれば、
柏木も案山子に幻視をしてみます
オットリア(GM):柏木さんが案山子に幻視を行うと、
ノコさんと同じ情報を得ることでしょう。探索者のほうを見ているようです。
しかし、これと言ってそれ以上のことは無いでしょう。
ノコ:誰かいないか聞き耳してみます
オットリア(GM):ノコさんが聞き耳を行うと、
田んぼの中から何者かのうめき声が聞こえてきます。
柏木千歳:「何だかこちらを見ているようですねえ…
片方折れていますし、ちょっと見てきましょうか」
柏木千歳:案山子の方に行くことはできますか?
ノコ:「ひぇっ、うめき声が…」
柏木千歳:「おや、うめき声ですか……
ノコさんは危ないかもしれませんし、待っていますか?」
ノコ:「柏木さん、行かない方がいいんじゃ…」
オットリア(GM):稲穂を踏まないように気を付ければ
田んぼを傷付けずに中に入ることもできるでしょう。
柏木千歳:「倒れている人が居るかもしれないなら、
放っておくわけにも行きませんので」
ノコ:「そうですね…私も行きます!」
柏木千歳:「すぐ戻ってきますよ」
柏木千歳:「…おやおや、じゃあ今度は転ばないように、」と
一緒に案山子の方向に稲穂を踏まないように気をつけながら行きます!
オットリア(GM):【irna】
ノコ:行きまーす
オットリア(GM):二人が田んぼの中に分け入っていくと、
中年の男が苦しそうに首を抑えて呻いています。
ノコ:「大丈夫ですか!?」
柏木千歳:「………!大丈夫ですか…!」
では姿を見つけたところでなるべく急いで駆け寄ってみます
中年の男:「うぐぐ……」
ノコ:柏木さんの後について行きます
柏木千歳:「一体何が…」中年の男をよーくみてみます 怪我かな?
オットリア(GM):二人が中年の男性に声を掛けますが、男は返事ができない様子です。
しきりに首をかくような動作をしています。
ノコ:首もと幻視します
オットリア(GM):男は怪我をしているわけではないようです。
柏木千歳:さっき折れてた案山子ってどこ部分が折れてたんでしょうか
オットリア(GM):ノコさんが中年の男の首元を幻視すると、
男の首に帯のような長く黒い腕が男の首を絞めているのが見えるでしょう。
それは柏木さんも同時に見ます。
柏木千歳:案山子じゃなかった
オットリア(GM):案山子は足の部分がへにょと間抜けに倒れています。
柏木千歳:「……ひっ」
ノコ:「うわぁっ」
柏木千歳:「こ、これ……どうしたら、」その黒い腕を引っ張ってみようかな
中年の男:「あ、が……たす……け……」男は苦しそうに手を伸ばしています。
ノコ:黒い腕の肩側ってどうなってますか?
柏木千歳:「えい、ちょっと、ごめんなさいっ」手で解けますかね
柏木千歳:「今助けますからね……っ」
オットリア(GM):黒い手はそのままうでがにょーんとのびているかんじですね。
柏木千歳:苦しいのはほどけないか
柏木千歳:んー
柏木千歳:「………えっとどうしたら……」
じゃあ螢火とかやって近づけてみようかな…消えたりしない?影だよーみたいな…
オットリア(GM):柏木さんが腕を掴んだことで驚いたように
黒い手が男の首もとから手を離します。
柏木千歳:解決してしまった・・・
ノコ:「あぁっ、良かった〜」
オットリア(GM):そのまま空中に溶けるように消えていきます。
オットリア(GM):【花よ川よこの大地よ】
ノコ:「おじさん大丈夫ですか!?」
柏木千歳:「………わわ、よかった。」
柏木千歳:「間に合ってよかった……」腰が抜ける
ノコ:柏木さんを支える
中年の男:「ぐは、うぐぐ」中年の男はしばらく咳き込んだあと、
呼吸を落ち着かせるように深呼吸をします。
柏木千歳:「おっとと、ごめんなさい。気が抜けてしまって…よっと」立て直す
中年の男:「ありがとう……なんとか大丈夫だったよ……。」
柏木千歳:「……それなら、良かったです。あれは…一体なんですか?」
ノコ:「何があったんですか?あの黒いのは…」
中年の男:「私にもなにがなんだか・・・。
さっき会社から出たばかりなのに、どうしてこんな場所にいるんだ……」
そう言って首元のネクタイを緩めます。
柏木千歳:あっそういう
ノコ:「会社…?」
柏木千歳:「では、ここの村の方ではないんですね」
ノコ:「会社ってなんですか?」
中年の男:「ああ、いったいここはどこだ? 
そういう君たちもここの村の人たちではないんだな」
中年の男:「会社が何か。か……難しい質問だ。
私達のような大人がいく学校のようなものだと思ってくれたらいいだろうか……」
柏木千歳:「僕は、…いえ、僕たちは、
黒い手に引きずり込まれて、気づいたらここに居たんです。」
ノコ:「ふわぁー」ため息をつく
柏木千歳:「ちょっとノコちゃんには難しいですかね」
ノコ:「田んぼから出ましょう、黒いのがまた来るかも…」
柏木千歳:「うーん、でも僕は、あのこちらを見ていた案山子が気になりますね…
…お二人は先に出ていますか?」
中年の男:「ああ、ありがとう。助けてもらったのにまた襲われたら大変だ」
ノコ:「先に出てますね」
柏木千歳:「えぇ、十分気をつけてくださいね。」
オットリア(GM):そう言って中年の男は田んぼから出ます。
ノコ:ノコも後に続きます
柏木千歳:柏木は案山子を目指していくゾイ
中年の男:それでは先に柏木さんから処理しましょうか。
柏木千歳:ヒューイ
オットリア(GM):柏木さんは案山子を目指して歩きます。
そして特に障害もなく案山子の元にたどり着きました
柏木千歳:んじゃ改めて幻視してみますかね
オットリア(GM):改めて幻視を行った柏木さんは、
案山子が柏木さんを見つめていることがわかるでしょう。
柏木千歳:「………うーん、やっぱりこちらを見ている気がしますね。…おーい。」
声をかけてみます
オットリア(GM):案山子は柏木さんの方を見つめますが、特に返事はありません。
柏木千歳:「うーん、……参りましたね、どーしても気になるんですが…」
柏木千歳:周りをぐる―って歩いてみようかな
中年の男:周りをぐるーっと歩くと、それに合わせて案山子もぐるーっと回ります。
柏木千歳:「わっすごい」パチパチパチ
柏木千歳:「ハイテクな案山子ですね。」
余りにも凄いのでちょっと近づいでなでなでしてみよう。
中年の男:なでなでしてみますが、案山子に目立った反応はありません。
柏木千歳:その周りに何かめぼしいものは落ちてたりはしないよね
オットリア(GM):特になにもないですね。
柏木千歳:「うーん、どうして見つめるのかな……」
むむむ、と悩んだ後にポン!と思いついたように掌をたたきます
柏木千歳:折れている案山子を直してあげたいんですけど、
柏木の袖を引きちぎって、それで結ぶのでどうにかなりそうですかね?
倉持:どうにかなるかもしれません。
オットリア(GM):どうにかなることにしましょう
柏木千歳:じゃあそれでどうにかします!!!!
柏木千歳:ヤッターーーー
オットリア(GM):田んぼから出たノコさんはどうしますか?
ノコ:「おじさん、どうしますか?お家の方に行ってみませんか?」
中年の男:「ああ……。ああ、そうですね」
中年の男はそう言って、ノコさんに尋ねます。
「そう言えば、君の名前を聞いていなかった。私の名前は倉持といいます」
ノコ:「くらもちさん…?私はノコです」
中年の男:「ノコさんか。ノコさんに一つ聞きたいんだが、
私の息子によく似た男の子をこちらで見たんだが、見覚えはあるかい?」
そういって、男は掌でこのくらい、と身長を表します。
ノコ:「男の子…?着物の女の子は見ましたけど…」
倉持:「着物の、女の子?」倉持は怪訝な顔をします。
ノコ:「息子さん、探されてるんですか?」
倉持:「そうなんだ。私の息子がこちらに来ているのなら、見つけたい。
命を助けてもらってその上厚かましいとは思うのだが、
息子を探すのを一緒に手伝ってほしい」
ノコ:「かっしわっぎさーん」田んぼの向こう側から呼んでみる
柏木千歳:「よいしょ、行けるかな。」ビリーッ
柏木千歳:「はーーーーい」
オットリア(GM):それでは柏木さんはワイルドに袖を引きちぎると
折れている案山子を縛って治してあげました
柏木千歳:「………ふうっ、なかなかの出来です。」えっへん。  
「…これで、寂しくないですか?なんて、」
オットリア(GM):心なしか案山子が嬉しそうにしているように見えるかもしれません。
ノコ:「これくらいのー男の子ってー見てませんかーっ?」
柏木千歳:「…いいえ、見ていませんー!」
ノコ:「うーん、柏木さんも見てないって」
倉持:「そうか……」倉持は少し残念そうにしています。
ノコ:「どんなお顔なんですか?息子さんって。何歳くらい?」
ノコ:掌で表した身長ってどのくらい?
倉持:140センチくらいでしょうか。大体でしか分かりません。
ノコ:「140…」
倉持:「今年で10歳になるくらいだ。私には、あまり似ていないかもしれないな」
ノコ:「でも、息子さんと一緒にこっちには来てないんですよね…?
別々に来ちゃったのかなぁ」
柏木千歳:では幻視してみて、改めて何か変わってたりするかな。
オットリア(GM):特に案山子に変化はありませんね。
ただ直してあげた案山子も一緒になって柏木さんを見つめているでしょう。
柏木千歳:「2人仲良しですねえ」聞き耳しても何もないかな
オットリア(GM):聞き耳をしてみますが、今度は何も聞こえる音はありませんでした。
柏木千歳:「……じゃあ、僕はそろそろ行きますね。
待ってる人が居るので…また壊れてしまったら、僕が直しに来ますから!」
そう言って田んぼを出るかな
オットリア(GM):それでは3人合流した形でいいですかね
オットリア(GM):シーンをいったん切りますね。
オットリア(GM):ノコさんの質問に倉持さんが応えようとしているところで、
柏木さんが田んぼから出てきて二人に追いつきます。
柏木千歳:「……よいしょっと、お待たせしました」
ノコ:「案山子さん直されたんですねー優しいなぁ」
柏木千歳:「えぇ、不器用ながらもどうにかなりました!」
倉持:「案山子もきっと喜んでいることでしょうね」倉持はそう言うと、
先ほどノコさんに聞いたのと同じように
柏木さんにも自分の息子に似た子供を見なかったか聞いてきます。
ノコ:「あっ、倉持さんておっしゃるそーです」
ノコ:「息子さんのお名前はなんですかー?」
柏木千歳:「そうだと嬉しいです。」で暫く倉持さんの話をしばらく聞いてから、
「……すいません、そのような子供に心当たりはありません。」と
申し訳なさそうに首を振ります
柏木千歳:「そうですね、お名前は聞いておきたいです」
倉持:「ああ、すまない自己紹介が遅れてしまった。私は倉持という。
名前、ああ。私の息子の名前か。……私の息子は、ヨシユキ、という」
柏木千歳:「あなたが倉持さん、息子さんがヨシユキくんですね。
憶えました では一緒に探しましょう」
オットリア(GM):それでは3人でどこに向かいますか?
柏木千歳:祠に行きたいかな〜
オットリア(GM):それでは3人は祠に向かいます。
ノコ:てとてと
柏木千歳:ぽてぽて
倉持:ざっざっ
ノコ:「ほっこら、ほっこら〜♪」
オットリア(GM):それでは3人が各々足音を立てて進み、
祠のちかくまでやってきました。
ノコ:「一番最初に挨拶しなきゃですね〜」
オットリア(GM):田んぼの近くにある祠は、苔むしています。
オットリア(GM):四角い箱の前面だけが
切り取られたような形のごく一般的な石造りの古い祠のように見えるでしょう。
柏木千歳:「凄く緑色ですね」
柏木千歳:祠と周囲に対して幻視してみます
ノコ:祠幻視します
オットリア(GM):お二人が祠や周囲に幻視を行うと、
あたりに犬の足跡のようなものがいくつも見えます。
柏木千歳:「犬…ですかね」聞き耳してみるかな
ノコ:「うーん?」足跡をぺちぺち触る
オットリア(GM):聞き耳を行いましたが、
どこからか吹く風の音以外には何の音も聞こえません。
柏木千歳:「……どうやら、近くにはいないみたいです。」
オットリア(GM):ノコさんが足跡をさわりましたが特に変化はないようです。
ノコ:「近くにはいないんですねー」
ノコ:「一匹だと可愛いけど、たくさんいるとちょっと怖いかも」
倉持隆史:「うむ。野犬だと私の息子が襲われてしまうかもしれない…
…早く見つかるといいのだが……」
ノコ:祠に向かって拝む 「むにゅむにゅ」
柏木千歳:「……そうですね、ここは森も近いですし、…野犬じゃないと信じましょう」
柏木千歳:「あちらに民家もありましたから、話を伺いに行ってみましょうか」
ノコ:「そうですね、行きましょー」
倉持隆史:「息子がいるといいのだが……」
オットリア(GM):それでは、3人は古民家の方に向かいました。
柏木千歳:「きっと見つかりますよ。」
オットリア(GM):3人は古民家の前にやってきました。
木造平屋建てのその民家は茅葺で障子が閉められているので中の様子は分かりません。
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