Garden


デイライト


参加者


GM.ひぃらり
PL.るふらか/サク
PL.雨蛙/羅刹
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羅刹さんは拠点である場所から大分歩いたところ、
鬱蒼と茂った森の中を探索していると少し開けた場所に忽然と、
金属性の扉「だけ」が立っているのを発見します。
羅刹:「なんだ・・・?」近づいて幻視します
GM:ドアノブのついた扉です。
読めるかどうかは分かりませんが
(図参照)
そう書かれたプラスチック製のプレートがついていることがわかります。
それ以外特に特筆すべきところはありません。
現代の現実世界に近しい世界から来たのであれば、
比較的見慣れた扉だと感じるでしょう。
GM:扉の裏にまわっても何もありません。ただ扉だけが立っています。
羅刹:「なんて書いてあんのかわっかんねえな・・・開けてみるか」
ドアノブに手をかけます
GM:ここで、サクさんの導入に移らせていただきます。
GM:サクさんはひとり、大樹の星からだいぶ歩いた森の中を探索している途中です。
茂みをがさがさいわせながら歩いています。
きっと一緒に探索していた仲間とはぐれてしまったのでしょう、
どこか不安げな表情をしています。
そんなサクさんが歩いていると、数メートル先にふと人影を見つけます。
人影は何かドアのようなものを調べているような・・・?その姿に見覚えもない。
だが、今はそんなことよりも。
人だ!人を見つけた!ひとりじゃない!
嬉しさが一瞬で思考を支配することでしょう。
サク:「あ……わあああ〜!よかったぁ〜…!」
サク:と駆け寄るが勢いをつけすぎてぶつかる
羅刹:「おうふッッ!?」突然の後ろからの衝撃にバランスを崩し扉に額をぶつける
GM:サクさんは勢いに任せて、その男性に向かって走り出しました。
羅刹さんは背後から突然聞こえてきた女性の半泣きの声に驚き、振り返ろうとします。
すると、自身に向かって突進してくるピンクが見えた、ような、その瞬間。
衝撃と共にドアに向かって倒れ込んでしまいます。
目前には、開きかけていたドアが・・・!
GM:勢いよくぶつかってきたピンクの何かと一緒に、
羅刹さんは扉の向こうへと転がり込んでしまいました。
羅刹:「おわあぁ!?」ピンクの何かを(思わず)抱えながら落ちます
GM:【路地猫】
GM:ガツン、と頭が硬い地面にぶつかり少し星が飛んだかもしれません。
痛む後頭部を我慢し、前を見れば・・・髪も眼も桃色の少女。
羅刹:「ッてえ・・・・・誰だてめえ」
サク:「う……?うう……?」頭をぐらぐらさせながら起き上がる
GM:ぱちくりと桃色の眼を瞬かせながら、サクさんは羅刹さんの上からどきます。
羅刹:「見ねえ奴だな・・・」少女の目に幻視します!
GM:・・・あれ?きょろきょろと周囲を見渡せばいつの間にか知らない場所に。
自然いっぱいの景色から、コンクリートで固められた街景色。
ここは・・・どこかの路地裏のようです。
それにしても、空気が暑い、真夏のような暑さです。
薄暗い、人気の無い路地裏には青色のゴミ箱以外特に目に付くものはなく、
道の向こうには活気に満ちた町並みが見えます。
サク:「うぇ…?あれ?ここどこ…?お兄さんだれ…?」きょろきょろー
GM:少女の眼は鮮やかな桃の色を映し出しています。
不機嫌そうな自分の顔が映り込むほど、その眼差しは透き通った純粋なものです。
羅刹:(透き通りすぎてやがる・・・
こういうやつは皮肉が効かなくて苦手なんだよなあ。
羅刹:(・・・それよりここ、どこだ?)
羅刹:「・・・羅刹だ。ったくこの世界はどうなってやがんだ・・・」
町並みに幻視します
GM:道の向こうの町並みはどこか賑やかな空気を醸し出しています。
人の行き交いも激しい通りのようです。
サク:「羅刹…おにいさん?わたしは、えーっと…サクってなまえです!」
帽子の位置を直しながら見上げる
羅刹:「サクね・・・。てめえが突っ込んできたせいで変なとこきたんだ。
責任とって協力しろよな。」
サク:「う、うん。わかった。……落ちてきたんだよね?」上見上げて注視します
GM:見上げても灰色の建物とその隙間から見える空しかありません。
上から落ちてきたわけではないと羅刹さんは知っています。
扉の向こうに来ただけだ。だが、周囲を見渡しても、その扉は影も形もない。
GM:元の場所に帰るためにはこの場所のことを探らないといけないだろう。
・・・このとぼけた少女と一緒に。羅刹さんはそう思い至ることでしょう。
羅刹:「戻れる訳では・・・なさそうだな。
ここあちィし、とにかく開けたとこいって様子を確認するか」
羅刹:羅刹は一人勝手に通りへ向かいます
サク:「うーん?わかったよー……あっ?おにいさんまって〜!」
荷物を背負い直す動作をして追いかける
GM:【鮮】
GM:路地を出た先の町並みは、灰色の空に映えるような鮮やかさで包まれている。
古着を売っているらしい店や、
屋根に小さな彫刻が無数に彫りこまれた高い建物が目に入ります。
人通りも中々に多い。気を付けないと二人ともはぐれてしまいそうだ。
羅刹:「人多いな」通りに目に付くものがないか幻視。
GM:通りは東と西に続いています。
サク:「はぐれたら大変だね〜…」
GM:通りの中には特に気になるものは見当たりません。
ただ、東の通りの方から歩いてきた気の弱そうな中年男性が
何かを探しているように、きょろきょろと周囲を見回しています。
サク:不思議に思って男性に注視
GM:人ごみに逆らうようにうろうろしているので、
その不自然な動きが目についた、というところでしょうか。
GM:男性は特に変わった容姿でもなく、
どこにでもいそうなメガネをかけている中年男性です。
顔つきや表情からどこか気の弱そうな印象を受けます。
羅刹:関わるのめんどくせえなと思って羅刹は特に話しかけません。
歩く人々の様子に幻視。
GM:歩く人々に変わった様子は見受けられません。
ただ、東から流れてくる人の方が多いように感じます。
サク:「……ねぇ、おにいさーん!」
サク:羅刹さんの腕引っ張って声をかけるよ!
GM:気の弱そうな男性は、人の波に流されながら二人の近くまできます。
そこで、自身を見つめている視線、そして呼びかける声に気づくと一瞬、
驚いた様子を見せましたが、人ごみをかき分けながらサクさんの元へと寄ってきました。
羅刹:「あぁ!?」自分よりも小さい体を振り切るわけにもいかず
ずるずるひきずられるままサクちゃんの後ろに立ってます
男性:「・・・はい?何か御用でしょうか?」
男性:男性は不思議そうにしながらも、サクさんへと話しかけてきました。
サク:「えっと…なにか探してるの?あんまりフラフラしてると危ないよ!」
サク:聞いてみる
男性:「あぁ・・・ええ、少し、人を探していましてね」
男性は元気に話すサクさんに、微笑んで返事をします。
「・・・すみませんが、あなたと同じくらいの歳の少女を見ませんでしたか?
黒髪で彫りが深い、インド系の…親戚の娘なんですが
この人ごみではぐれてしまいましてね」
サク:「うーん、ごめんね、私たちまだ来たばっかりだからわからないや…」
力になれなくてシュンとする
羅刹:後ろから男性に精神分析してみます
男性:「いえ、いえ。お嬢さん、気にしないでください。
突然聞かれて困るようなことを訪ねてしまって申し訳ない。
もう少し、自分で探してみることにしますよ」
男性は少し苦笑いをし、サクさんに優しく話しかけています。
羅刹さんが警戒を持って見ても、男性には特に変わった様子も見られません。
羅刹:「・・・だってよ。気ィ済んだか。」羅刹はサクを見下ろして聞きます
サク:「……お手伝いするよ!
ここ、人いっぱい居るし…早く見つけてあげないと、きっと
サク:怖いと思うし……」
羅刹:「そうかよ・・・」
ため息をつきながらほっとく訳にもいかず、男性に話しかけます。
「そのガキはこの辺でいなくなったのか?」
男性:「そうです、あちこち探しているのですが、
どうも見つからなくて・・・別の場所に移動してしまったのかもしれませんね。
そうですね・・・もし、そのような特徴の少女を見つけたら
私の元へ連れて来ていただけると助かります。
この辺りを彷徨いていると思いますので・・・
僕はもう少し、あちらの方を探してみましょうかね」
男性はそう呟くと東の方の通りへと歩いていきました。
場にはサクさんと羅刹さんの二人が残されます。
羅刹:「東へ行ったか。で、何処さがすんだ?」
サク:「えっと…じゃあね、ちょっとここら辺探して、
居なかったらあっち行ってみようよ!」西を指差す
サク:そのあと周囲に同じくらいの女の子いないか注視します
羅刹:では入って話を聞ける店がないか幻視
GM:サクさんが周囲をキョロキョロと見渡すと、先ほど自分達が出てきた路地裏。
そこから、少しだけ顔を出し通りを見渡している黒髪の少女を見つけます。
その少女は何かにおびえるような表情で、路地裏へと顔を引っ込めました。
GM:中に入れそうなお店は多くありますね。
古着屋や雑貨屋・・・骨董品店のようなものまで様々です。
羅刹:「店に入って聞き込みでもする・・・ん?何か見つけたか?」
サク:「…?あっ!ね、ねぇ今あっちに女の子がいたよ!」指差す
羅刹:「なんだんんだ早速お出ましかよ。さっさと捕まえるぞ」
指差した方に歩いていきます
サク:「うん!」たったったと駆け足で向かう
GM:【路地猫】
GM:二人は先ほどの路地裏へと戻ってきました。
・・・しかし、路地裏には人っ子ひとり見当たらない。
行き止まりの壁と青いゴミ箱、そして左右を建物の壁が埋めるばかりだ。
確かに、ここに入っていったはずなのに・・・?
サクさんは不思議そうに周囲を見渡すことでしょう。
サク:「あ、あれ……?おかしいなぁ…」キョロキョロと注視
羅刹:周囲に幻視
GM:二人が周囲を見渡すと、青いゴミ箱が微かにガタリ、と
物音を立てたような気がします。蓋も、ほんの少し隙間を開けていますね。
羅刹:「・・・・・(いるな)」
羅刹:ゴミ箱に静かに近づき軽く大きめの音がたつように蹴る
サク:「…?ごみ箱が…動いた?…生きてるの?」
変なこと言いながらそーっとフタにさわる
GM:サクさんがゴミ箱の蓋を触ろうと手を伸ばす直前、
羅刹さんがそのゴミ箱を蹴りつけます。
ガン、という軽い音が周囲に響いたあと、
「ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさいぃっ!!!!」
静かな路地裏に女の子の、泣き叫ぶような声が響き渡ります。
声の元は・・・ゴミ箱の中。
サク:「ひゃあっ!?」驚いて尻餅つく
羅刹:「やっぱりか。ったくおっさんが探してんだ!さっさと帰れ!」
羅刹:フタをバッと開けます
GM:羅刹さんがゴミ箱をの蓋を開けると、彫りの深い黒髪の少女と目が合います。
年齢は17才ほどでしょうか。
首にスカーフを巻きリュックサックを背負った彼女の表情は恐怖にゆがんでおり、
「ヒィ」と小さな悲鳴を上げたと思うと頭を強く両手で庇い、
身体を限界まで小さく丸めたあと恐怖に震えた声で
「殺さないで、殺さないで」と呟きました。
羅刹:「はぁ?何言ってんだてめえ」
とりあえずリュックつかんでひょいと持ち上げ、ゴミ箱から出します。
サク:「……あっ女の子だ…だ、大丈夫?ごめんね?」なでなでします!
少女:「ヒッ、ヒィ、・・・や、やだ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、
殺さないで、た、助け・・・」少女は息を飲み、泣きながら頭を抱えています。
どうやら暴れる、といった選択肢も思い浮かばないほど混乱し、
恐怖に呑まれている様子が見受けられます。
ゴミ箱から出されても立ち上がろうとせず、
身体を小さく縮めてごめんなさい、ごめんなさい、たすけて、と仕切りに呟いています。
サク:「あう……どうしよう、大丈夫だよ?こわくないよ?」なでなでハグ
羅刹:少女に幻視と精神分析。
少女:少女の外見に特に変わった様子は見られませんが、周囲全てに怯えているような、
恐怖のためか周りが見えなくなっている様子が少女からは見受けられます。
ただ、サクさんが少女自身を撫でる仕草を見せるとどこか狼狽した空気を感じます。
羅刹:自分じゃ怯えさせるだけだろうなと思いサクに少女を任せます(丸投げ)
少女:「あ・・・あの・・・」
少女はサクさんの大丈夫だよ、とかける声に恐る恐る顔をあげます。
その顔は涙に濡れて、少々眼も赤くなってしまっていますね。
「あ、あなたたち・・・インセクトじゃ・・・ないの?」
少女は震えた声で、二人へそう問いかけてきました。
サク:「落ち着いた?よかったあ……ん?いんせくと?ってなーに?」
GM:「え、あ…あいつらを知らないの…?ニュースにもなってるのに…?
……お姉さんとお兄さんは、本当に、インセクトじゃないの?」
少女はサクさんの言葉に驚きながらも少し落ち着きを取り戻したようで、身を正します。
てっきり…もう死ぬかと……そんな小さな呟きが二人の耳には聞こえたかもしれません。
羅刹:(インセクト・・・ここでは有名な団体か何かか?
やばそうな感じしかしねえけど)
サク:「……?よくわからないけど、危ない目にあったの?
怪我とか、してない?」ぽんぽんします
少女:「え、あ…う、うん、だい、じょうぶです」
サクさんのぽんぽんに少女は驚きながらも、どこかホッとした顔を見せました。
そして、少女は羅刹さんを横目でチラリと見ます。
羅刹:視線を感じ目を合わせます(自覚は無いが睨んでる)
少女:少女はビクリと、肩を震わせたあと羅刹さんからサッと眼をそらします。
そして、どこか悩むような素振りを見せたあと、
意を決したようにサクさんの服の袖をちょいちょいと引っ張りました。
申し訳ないような顔をしながらも、どうやら何かを耳打ちしたいようで
指でサクさんの耳を自分に寄せるような仕草を見せます。
サク:「……?なぁに?」そのまま聞きます〜
少女:少女はサクさんの天然な様子に額を指で抑え、
周囲を良く警戒したあと仕方ない・・・といったようにそのまま話し始めます。
「あの・・・私、実は・・・えっと、行きたい、場所があって・・・
そこに、一緒に着いてきて頂けないかなって・・・・・・」
思って・・・少女は羅刹さんの睨むような視線に段々と声が小さくなっていき、
ついには俯き、声が消えてしまいます。
羅刹:「・・・?」←自分のせいだとわかっていない
少女:「えっと・・・私・・・実は、
その、さっき話したインセクトっていう組織に追われてて・・・」
少女:「それで、ローズ・ストリートにある
ホライズン・チャーチならかくまってくれると思って・・・
そこに行こうとしていたんですけど・・・」
羅刹:この話は羅刹にも聞こえてるんですよね?
GM:聞こえています。
サク:「ほらいずん…いんせくと…うん!わかった、…お兄さんもいーい?」
羅刹:「ちょっと待て。じゃあさっき会ったおっさんは
そのインセクトって奴らなのか?てかインセクトってなんだ。」
サク:「あっ……(そっか、わたしたち探しに来たんだっけ…)」
少女:「え、ほ、本当に!?・・・本当にいいんですか・・・!?」
最初からダメ元で言っていたのか、サクさんの言葉に
少女は目に見えて驚き、そして嬉しそうな顔を見せます。
「ありがとう・・・あなた、ちょっと不思議な雰囲気を感じるわ・・・
きっと、神様の使いがいらっしゃったらあなたみたいな子なんだわ」
少女は首に下げていたんどえあろう、ロケットを取り出すと
誰かに祈るように眼を閉じぎゅっと握り締めました。
そして、羅刹さんの言葉に再度眼を開けると首を傾げます。
「おっさん・・・?
えっと、その人のことはよく分からないけど・・・インセクトの事なら、話せます」
少女がインセクトについて話してくれたのは以下のような内容です。
・インセクトとはキャリアの権利の獲得を主張する組織の中でも
特に過激な団体のテロ組織。 
反キャリア派は勿論、穏健派のホライズン・チャーチとも敵対関係にある。
・爆破テロや要人の誘拐、殺人などといった非常に過激な行動を行う一方で、 
キャリア、非キャリアは勿論宗教や人種、 
国籍などによる差別も行わないという方針のため非キャリアの支持者も少なくない。
少女:「…私、一昨日あいつらが爆破テロをする場所が「見えて」
…だから、今朝それを止めようとしてそこにいったんです。
多分、テロは止められたと思うんですけれど、犯人と目が合って…それで…」
羅刹:「見えて・・・?」その言葉が気になり羅刹は体を少女に向き直します。
サク:「う、うん…」頑張って言葉を理解しようとしている
少女:「・・・あ、見えて、っていうのは・・・
未来が見える、というか・・・予知みたいなものです。
狙って何かが見えるわけじゃなくて、その、いつも突然、光景が見えるんです。
それで、一昨日いきなりテロの場所が見えて・・・・・・
止めたら自分の身が危なくなるかもしれない、って、悩んだんです。
でも、テロでたくさんの人が死ぬかもしれないって考えたら、
・・・きっと、分かっていたのに止めなかったことを
これからも後悔し続けてしまうから・・・って、
結局危ない目にあっちゃってるんですけどね」
少女はどことなく疲れたような顔で、苦笑いを零します。
よく見れば、目の下には小さな隈があり、少女がどれだけ悩んで、
どのような想いで夜の間を過ごしたかを物語っていることでしょう。
羅刹:「へえ・・・」その話を聞き未来が見えるという少女の目に興味がわく。
ぐいっと距離をつめ至近距離で少女の目に幻視。
サク:「………っ、大丈夫だよ!もう大丈夫だからね、
一緒に危なくないところに行こーね!……ってお兄さんなにしてるの…?」
少女:「!?・・・な、なんですか・・・?」
少女の目は黒々とした瞳をしており、先ほどまで泣いていたせいか少し充血しています。
瞳の輝きは澄んでおり、羅刹さんの姿が反射してくっきりと映っているでしょう。
意思の強さが感じ取れます。
少女:よーく見た羅刹さんは、瞳孔の周囲に黒い線があることにも気付くでしょう。
羅刹:(光具合はよし。だがまだ生きてきた経験が浅え。
濁りが足りない。今後の成長に期待・・・あ、この瞳孔の周りの特徴・・・
どっかで見たことあるな・・・誰だっけ。まあいいや。)
羅刹:「いや、別に。」そう言ってパッと離れるとふむ・・・と一瞬考えた後。
再び少女を向き言います。「手伝ってやってもいいぜ。その目気に入ったし。」
サク:「ほんと!?よかったねぇ!えーと……おなまえ…」
羅刹:「あ・・と、もうちょい聞くが、そのキャリアの権利ってのは何だ?
あと、ホライズン・チャーチ?だっけ?そこに行ったら身寄りがいるのか?」
少女:「え・・・」少女は心底、驚いた、という顔で声を漏らします。
そして、数瞬、固まったあと地面からバッと立ち上がりました。
「・・・っ、・・・あ、ありがとうございます・・・!」
絞り出すような声でそう言うと、眼を潤ませます。
不安で不安で、仕方なかったのでしょう。
誰かに話すことができて、自分に協力してくれる人がいて、
心がどんなに安らいだことでしょう。
首からさげたロケットを強く握り締め、泣くまいと堪えるように少女は祈ります。「・・・・・あ、名前、私はサンカヴィと言います。・・・お二人の、お名前は?」
再度顔をあげた少女の眼はどこか赤みを増していたような気がしましたが、
サクさんと羅刹さんは少女が見せたその笑顔に何も言わなかったことでしょう。
少女:羅刹さんの問に、少女は以下のように答えます。
まずは、キャリアについて。
キャリアとは超能力を持っている人々を一般的にそう指して呼ぶようです。
超能力を持つ人達はウィルス感染が原因とされているため
このような名称で呼ばれている、と。
先進国にもキャリアの人権を認めない国家が
少なからず存在するほどの強い差別の対象となっており、
比較的差別の小さいジュタンネシア、今いる場所でさえ
警察はキャリアの訴えには耳を貸さないなどということが
当たり前に行われているのが現状であるそうです。
サク:それに嬉しそうに笑みを返して「サクだよ!よろしくね、サンカヴィちゃん。」
少女:そして、ホライズン・チャーチについて。
キャリアの権利獲得を主張する穏健派組織でも最大の組織の一つであり、
ジュタンネシアの議会でも多くの議席を持つほどの影響力があるらしい。
とある宗教の全ての人間は神のもとに平等であるという思想から
派生した、という経緯があるらしいことも話してくれました。
サンカヴィ:サクさんの笑みに答えるかのように、サンカヴィも笑顔を返します。
サク:「へー…そうなんだ、大変なんだね…」わかってなさそう
羅刹:「なるほどね・・・ようは超能力者の人権を得たいと思ってる団体の中でも
インセクトってのは過激派で、ホライズン・チャーチってのは穏健派・・・。
でもお前もそのキャリアってやつなら
インセクトに見つかっても殺されたりはしねえんじゃねえの?同じキャリア同士だし。」
サク:「!(なるほど…?)」って顔する
サンカヴィ:「インセクトは、過激派・・・
しかも、犯罪ごとにも平気で手を染める連中です。
彼らは、自分達が信じる思想の成立のためなら、沢山の犠牲もいとわない・・・。
その犠牲が、同じキャリアの人間であったとしても、です・・・」
少女は痛ましそうな顔で、うつむきます。
羅刹:「ふーん・・・。まあてめえがさっきのおっさんに心当たりが無いってんなら
アレはインセクトの可能性が高いって訳だ。
ならさっさとそのホライズン・チャーチってとこ行こうぜ。
どこにあるのか知らねえが。」
羅刹:「ああ。忘れてた。俺は羅刹。」
サク:「!そ、そうだね、早く行こう!」ちょっと焦る
羅刹:「お守りは勘弁だからな。自分の身は自分で守れよ。」
サンカヴィ:「あ、はい。サクさんと、羅刹さん…ですね。よろしくお願いします!
ご迷惑をかけないよう、しっかりしますので・・・!」
少女は元気にそう言うと、ホライズン・チャーチへの道筋を教えてくれます。
現在自分達がいる場所は、インド街という場所で
ホライズン・チャーチがあるローズ・ストリートには
ここからまず東にある中心街までいき、
そこからローズ・ストリートに行く必要があること。
人気の少ない場所は不安だから、なるべく人気の多い場所を通っていきたいこと。
羅刹:じゃあとりあえず中心街に向かいます
サク:サンカヴィちゃんとお手手繋いで行きます!
羅刹:おてて掴むと警察呼ばれそうなんで2人のすぐ後ろを歩いていきます
GM:【摩天楼】
GM:羅刹さん、サンカヴィと手を繋いでうきうき気分のサクさんは、
インド街を東に行き、中心街へとたどりつきます。
GM:灰色がかった空を支えるがごとく摩天楼が広がり、
その下には1階にコンビニエンスストアを有した、
ホテルや百貨店と思わしき建物も立ち並んでいます。
真新しい建物の周囲では、空中に投影された映像に
次々と美女の微笑や見たこともないような機械が映し出されていきます。
道行く人々の中には観光客や学生も多く目に付きますね。
羅刹:周囲に目に付く物、怪しい人物などいないか幻視。
サク:「ひゃあ…すごーい…!」キョロキョロしてる
GM:周囲を見渡してみても、特に怪しい人影などは見当たりません。
ふとマスクをつけた青年が羅刹さんのまえを横切っていきますが
彼は足早にその場から歩き去っていきました。
視線の向こうでは、観光客と思わしき裕福そうな老夫婦が
看板の地図の前で楽しそうに話をしています。
羅刹:「ローズ・ストリートやらへの道は知ってるのか?」サンカヴィに聞きます。
サンカヴィ:「はい、あっちの道をいけば・・・」
サンカヴィは羅刹さんの問いに迷わず答え、一つの道を指さします。
羅刹:青年の存在が少し気になりましたが深くは気にしませんでした。
「じゃあそっちだな。お前もそれでいいか?」
キョロキョロそわそわしてるサクをがしっと掴んで停止させて聞きます。
サク:「ひゃっ、うん!……どっち?あっち?」指差した方を向く
羅刹:「あっち」
GM:どっち?そっち?
羅刹:あっちの道へ
羅刹:(サンカヴィちゃんの指差した方へ)
GM:それでは、お三方はあっちの道へ歩いていきました。
サク:「わかったー。行こう!」
サンカヴィちゃんの手を引いて羅刹さんの白衣を引いて行きますよ
GM:【古き良き】
GM:三人が歩いて行った道の先。中心街を抜けると、
そこには欧風のレンガ造りの町並みが広がっていました。
先ほどまでの場所と比べると、心なしか人通りが少ないように感じられます。
「この先をいけば、ホライズン・チャーチはもうすぐです」
そう、サンカヴィは二人へと伝えます。
GM:そんな時、サンカヴィと手を繋いでいるサクさんの肩を
後ろから誰かがポン、と叩きました。
眼鏡の男:「やあ、またあったね。お嬢さん。」
眼鏡の男:後ろにたたずんでいたのは、インド街で出合ったあの男だ。
柔和な微笑を浮かべているが、
その視線の先にはしっかりと、サンカヴィが捕らえられている。
サク:「……あっ!さっきのおにいさん!……あれっ?」
羅刹:嫌な予感がしサクの肩に乗った手を叩き落とそうとします。
サク:「っあ……えっと……悪い人だったんだっけ…ににに逃げよう!!」
眼鏡の男:「待ってくれ、このままでは君たちのみにも危険が及ぶ!」
羅刹:「ああ?その前に自分が何者なのか名乗るのが常識だろおっさん」
眼鏡の男:んー…
眼鏡の男:1d5
DiceBot : (1D5) → 4
眼鏡の男:1d7
DiceBot : (1D7) → 4
サク:あわあわしながらもサンカヴィちゃんの前に立ちます!
羅刹:ではサクちゃんの前へ。
眼鏡の男:残念ながら羅刹さんがサクさんの肩に乗せられた手を
払い落とそうとしたところで、男の手はがっちりサクさんの肩にとつかまれたままです。
羅刹:舌打ちをして男の腕をつかみます。
サク:「は、はなしてっ」離れようとします
眼鏡の男:「…悪いけど、ここではいえないな。」そう羅刹さんに男は微笑みかけます。
眼鏡の男:回避でお願いします。
サク:1d100<=50
DiceBot : (1D100<=50) → 29 → 成功
眼鏡の男:そうですね。それではサクさんは男の手を振り払うことができました。
眼鏡の男:「…君たちは彼女から何を吹き込まれたのか…
まあ、大体予想はついてるよ。」
眼鏡の男:「彼女と共にいるのは危険だ。その子の身柄を僕に引き渡してくれ。」
羅刹:「理由を聞かせてもらおうかァ?」ニヤニヤしながらガン飛ばします
サク:「……いや!」キッと睨みます
眼鏡の男:「…彼女はテロリストだ、インセクトの…」
男の顔から笑顔が消え二人の目を見据えます。
羅刹:「・・・?」サンカヴィの顔を見ます。
サク:「……えっ?」びっくりしますね!
羅刹:その前に男に精神分析。
眼鏡の男:羅刹さんの目には、男が嘘を言っているようには見えませんね。
どどんとふ:「GM」がログインしました。
サンカヴィ:サンカヴィは眼鏡の男性が発する空気に恐怖を感じているのか、
声も出ず怯えた顔で、首を横にふっています。
違う、私、そんなんじゃ、ない、そうとでも言いたいかのように、首を、横へ振る。
羅刹:サンカヴィにも精神分析。
サンカヴィ:サンカヴィも嘘をついているような素振りはみえません。
ただ、本気で、男性を恐れている。そのような空気が感じられます。
血の気がひいているのか、サンカヴィの少し冷たくなった手が
サクさんの手の平を、ぎゅっと握る。
サク:「……!」それを受けて手をぎゅっと握り返しながら、男をキッと睨みます
羅刹:(まためんどくせぇことに・・・・・)
眼鏡の男:「君は騙されているんだ。君たちにも被害が及ぶ前に、さあ。」
サクさんの目を見据えます。
羅刹:「・・・・・。」少し考えた後、羅刹は身を翻し、
白衣にしまっていた小型ナイフをサク達へ突きつけます。
眼鏡の男:「武装…しているのか?」
サク:「……っ?おにいさん…!?」たじろぐ
羅刹:「俺こっちにつくわあ」
眼鏡の男:「…選択は賢いが、人前で武器を見せびらかすのは
いいやり方だと思えないね。ここじゃ武器の携帯は禁止されてる。」
眼鏡の男:羅刹さんがナイフを取り出したのを見て、
少し男は焦ったような反応を見せますね。
羅刹:「じゃあこれならいいか?」
羅刹はさらに白衣から医療用のメスを一本取り出します。
眼鏡の男:「そういう問題じゃない。」
羅刹:ちぇーといいながらしまいます。
サンカヴィ:「・・・っ、さ、サクさん・・・逃げ・・・」
サンカヴィは怯えた表情を隠さぬまま、サクさんの服の袖を引っ張ります。
サンカヴィ:どうやら、ローズ・ストリートの奥へと促しているようです。
そう、この道の奥にはホライズン・チャーチがある。
そこまで、逃げ切ることができれば・・・!
サク:「(ど、どうしよう…どうしよう…っ)」
キラキラ光る刃物の切っ先に恐怖と焦りを感じる
眼鏡の男:羅刹さんは追いかけますか?
羅刹:いや、やめときます
サク:「……ッ!」その場から走って逃げ出します!手ちゃんと繋いで!!
GM:男性は、二人を追いかけますか?
眼鏡の男:追いかけます。
羅刹:じゃあ男の後ふらふらっとついてきます
GM:サクさんの逃走基本成功値が50、そこそこ人がいることもあり、+5の補正、
サクさんの目立つ髪色ということで−15。
よって、成功値を40とさせていただきます。1d100<=40 でふってください
サク:「っう……ううう………」はしるよ!!!唸れ 1d100 !!
サク:1d100<=40
DiceBot : (1d100<=40) → 28 → 成功
GM:サンカヴィもサクさんに引かれ、一緒に走り出しました。
目指すは、ローズ・ストリートの奥。サクさんは必死に走ります。
人ごみを縫って、足を動かして。
背後から聞こえる、眼鏡の男性が呼び止める声は
次第に遠く・・・遠くなっていきました。
GM:サクさんのシーンを進めます。
GM:【安らぎを】
GM:酷く息を切らして、ふと、崩れ落ちるように足を止めれば。
いつの間にか、目の前には目的としていた場所。ホライズン・チャーチ。
背後を見ても、男性も、羅刹さんも、見当たらない。
サンカヴィも息を切らして、目の前の建物を見上げています。
そして、二人の息が少し整うとサンカヴィは大きく音をたてて、建物の扉を叩きました。
GM:扉の中からは黒人女性が現れます。
女性は息を大きく乱し、焦った表情の二人を見ると一瞬驚きますが、
次の瞬間には平静な顔へ戻ります。
「・・・随分と厄介ごとに巻き込まれていらっしゃるようですね、お二方」
どうやらシスターのようらしい黒人女性は、2人へと言いました。
シスターは、マリア・ブキャナンと名乗ります。
サク:「え……あ……サク、です…」息を整えながら見上げて言います
GM:サンカヴィは今までの経緯をシスターへと話し、
自分をここに匿ってもらえないかと交渉します。
しかし、シスターは一通りサンカヴィの話に耳を傾け、頷いたあと
「…申し訳ありませんが、それはできません」そう、首を横に振るのです。
サンカヴィ:「え・・・ど、どうして・・・?」
サンカヴィは、そんなことを言われるなど、想像もしていなかったとでも言うように。
驚きと悲しみが入り混じったような表情で、シスターへ問います。
GM:「いえ、厳密に言えば
このままではできない・・・というほうがよろしいでしょうか」
シスターらしき女性は続けます。
「どのような神であろうと、その御意思は
「私達人類が幸せになること」に変わりありません。
このような身の上の私がこう申し上げることは非常に不可解かもしれませんが…
私自身は信仰上の解釈の違いというものは余りに小さなものであり、
案外人間は簡単に分かり合えるものだと信じております。
しかし、悲しいことですがそれを無視できない人々というのは確かに存在していて、
そしてそのような人々の数は少なくないこともまた事実です。
そして私達は活動をする上で、そのような人々にも頼っています。
信仰を捨てろというわけではありません。
ただそのお守りをここに持ち込んで、そして匿うというのは…
非常に心苦しいことですが今の我々には許容できないのです」
シスターは少女が首にかけているロケットを見て、そう呟きました。
サンカヴィ:「・・・・・・」
サンカヴィは、どこか迷ったような様子で首元のロケットを見つめ、握りしめています。
どうやら、とても、とても大事なもののようです。
サク:「……サンカヴィちゃん、それは……?」きいてみる
サンカヴィ:「・・・これは、両親の形見で、これを大切にしてお祈りしていれば
困ったときに神様が助けてくれるって…」
そういうと、サンカヴィはロケットから手を放します。
よく見るとそれは人間と鳥が合体したような
不思議な生き物をモチーフにした金属のネックレスのようです。
サンカヴィ:「でも・・・私・・・」
サンカヴィはそう呟いたあと、首からロケットを外しサクさんの手へそれを握らせます。
サク:「えっ!…サンカヴィちゃん…?」受け取る
サンカヴィ:「サクさん・・・ロケット、預かっていてくれますか・・・?
私が、いつかきちんと自分の問題を責任を持って背負えるようになったとき、
必ず、受け取りに、お礼に行きます。
きっと、神様もそれまであなたの事も守って・・・ううん。
そうじゃない・・・きっと、サクさんは本当に神様の使いだったんですね。
私のこと、守ってくれた。
きっと、あなたも怖かったでしょうに、私の手を、引っ張ってくれた。
サクさんは、私にとって、本物の、神様の使いでした。
・・・本当に、ありがとう。ありがとう、サクさん」
サンカヴィはにっこりと、サクさんへ笑顔を向けて、ぎゅっと温かな手で握り締めます。
そして、手を握り締めた瞬間、「あっ」、とサンカヴィが呟きます。
「サクさん、…中心街を東にずっとまっすぐ行って、
中華街を抜けたところにオーチャード・パークというところがあります。
そこの竜の石膏像の口の中の扉に入れば、戻れると思います。…そう見えました」
サク:「え、う…でも………、ううん、わかったよ。
……でも、絶対に取りに来てね!わたし、待ってるからねっ…」
手をぎゅうっと握り返しながら絶対だよ!と念をおす
サンカヴィ:「はい!約束、です!」
サンカヴィはサクさんの問いにはっきりと、強い意思を感じる声で答えました。
そして、名残惜しそうにサクさんへ手を振るとシスターに促されながら、
ホライズン・チャーチの中へと入っていきました。
サクさんもサンカヴィの姿が見えなくなるまで、
その手は大きく左右に振られていたことでしょう。
サク:「っまたね!ぜったいだよぉ……っう…」
顔を片手でごしごし拭い、また笑顔で手を振る
GM:さて、サクさんはいかがいたしますか?
サク:名残惜しそうにしながらもその言葉に従いそちらへ向かいます
サク:仕方ないから注視しつつ行きます
眼鏡の男:では羅刹さんのシーンを進めます。
羅刹:了解です
眼鏡の男:サクさんとサンカヴィが走り去り、
眼鏡の男は追いかけるもおいつくことはあたわなかったようです。
眼鏡の男:二人を追いかけるうちに人通りは絶え、
やや古めかしい通りに中年の男と羅刹さんだけが取り残されています。
羅刹:「ダメだったな〜」へらへらしながら男に言います。
眼鏡の男:男の冷たい眼鏡のしたから、冷たく鋭い視線が羅刹さんに突き刺さります。
眼鏡の男:「よく笑えるな。」男は低い声で羅刹さんのほうに歩み寄っていきます。
眼鏡の男:低い声で言うと、です
羅刹:「俺はお前さんがなんでそんな執拗に
あのガキを追っかけてるのかの方が不思議だな」
眼鏡の男:「ふん。」
眼鏡の男:「チッ…覚えてろよ。」
羅刹:男に気づかれないように片手はポケットに入れナイフを持っています。
眼鏡の男:男がすれ違いざまに、羅刹さんの耳元でそういったのが聞こえました。
眼鏡の男:ほうほう
羅刹:「・・・」すれ違いざまに精神分析。
眼鏡の男:眼鏡の下に隠された男の真意を読み取ることはできません。
そしてすれ違うと同時に、男の気配は突然消えてしまいます。
羅刹:すぐさまあたりを幻視!
眼鏡の男:幻視をしても、男の気配はありません。
しかし向こうから桃色の髪の少女…サクさんが、歩いてきたのを発見します。
GM:サクさんが周囲を警戒しながら走ってきた道を戻っていくと、
・・・少し先の方に、ひとり道に立っている羅刹さんを発見しました。
何かを探しているのか、周囲をやけにきょろきょろ見渡しています。
GM:その目は、ふとサクさんの方に合わせられました。
羅刹:「あ・・・」
サク:ものすごくムスッとしながら近づきます
羅刹:まずったなー・・・・みたいな顔してます
サク:「……ッこのっ、うらぎりものーー!!!」
カバン腕に抱えて至近距離でタックルできます?
GM:許可します。タックルの攻撃ダメージは1d4とします。
羅刹さんが回避を選択する場合は基本成功値から-30で判定をどうぞ。
サク:1d4
DiceBot : (1D4) → 4
GM:サクさんの怒りは大きかった・・・全身全霊を込めたタックルが羅刹さんへと迫る。
羅刹:羅刹はサクのまさかの行動に動けませんでした。
サク:思い切りぶつかった勢いで倒してのし掛かります
GM:強い衝撃にぐぅ、と肺から息を吐き出して羅刹さんは地面へ倒れ込みます。
4のダメージ。
羅刹:「がふッッ・・・!?」
サク:「っばかっ、もうばかぁあっ」手でポカポカ殴ります
サク:「ううううううう……」ほっぺたぐにーーーってする
羅刹:「ちょ、待て!話、をひへ・・・ッ!!」
サク:「う…うううう…っひっぐ……ひっ……」平手でべちべちする
羅刹:サクが落ち着くまでされるがままでいます。
サク:「こ……、こ……っこわかったん、だからぁ……っひ、っひ……ひとでなしーーー!!!!」最後に両頬パァンッッして収まります
羅刹:「ッッ〜〜〜〜」痛みを
羅刹:こらえながら上半身を起こし、サクちゃんの頭わしゃわしゃします。
羅刹:「あのな、俺だって色々考えてたんだよ。
あのおっさんどう見ても怪しいし、どうにかしてあっち潜り込めねえかなと・・・・・。
いや、まあ、その・・・・怖がらせたのは悪かった。」
サク:「っ〜〜〜〜うう………」俯く
羅刹:「で、そっちはあのガキどうした」
サク:「…………………ちゃんと……着いたよ……」
サク:「……わらってたよ」
羅刹:「・・・・・なら。目的は達成だな。どうにかして帰る方法探そうぜ。」
サク:「……それっぽいのなら教えてもらったよ。」ゆっくり上から退く
羅刹:「じゃあさっさと帰るぞ・・・」よろよろと起き上がり歩き出します。
サク:「……真ん中から東に行くんだって。」羅刹さんの袖に掴まって進んでいく
サク:目的地に向かいます〜
GM:サクさんと羅刹さんは連れ添って、目的地へと歩いていきます。
真っ直ぐ、向かうということでよろしいですか?
羅刹:はい!
サク:はい〜〜
羅刹:あ、応急手当していいですかwww
GM:どうぞwww
サク:半殺しだもんな……wwwww
羅刹:1d100<=50
DiceBot : (1D100<=50) → 34 → 成功
GM:ん、応急手当は自動成功ですよ。
GM:回復値を1d5でどうぞ。
羅刹:あ、そうなのか。
羅刹:1d5
DiceBot : (1D5) → 4
羅刹:全☆快
サク:全快しおった……
GM:チッ
羅刹:GMが怖い
GM:【鮮】
GM:お二人は中心街へと通り、そして色鮮やかな中華街を抜け、
オーチャード・パークへとやってきました。
よく言えば独特の世界観を持つ、悪く言えば悪趣味なテーマパークのそれ。
中を見れば、かなり悪趣味な極彩色に彩られた石膏像が並んでいます。
遠くには大きく口を開いた巨大な竜の石膏像も見えます。
どうやら入場料は無料のようですね。
羅刹:竜の石像の幻視します
GM:竜の石膏像へと二人が近づき、口の中を覗くと・・・中には金属製の扉があります。
羅刹さんなら最初に森の中で見かけた扉とよく似ている、と感じる事でしょう。
サク:「くちに入るって…言ってたよjj
羅刹:「最初の扉と似てるな・・・。」
サク:「そうなの?」覗いている
羅刹:扉にさらに幻視できますか
GM:扉に鍵はかかっていないようですね。
扉には「Under construction.」と書かれています。
羅刹:「・・・読めるか?」サクに聞きます。
サク:「あんだー……うーんと……えっと……えへへ……」誤魔化し笑い
羅刹:「まあ読めねえもんはしょうがねえよな。」扉を開きます。
サク:じーっと覗いてます〜
GM:【探索〜森〜】
GM:羅刹さんとサクさんが扉を開き中に入れば・・・
そこには良く見覚えのある、あの森が広がっています。
ふと、今までどこに居たのかはっきりと思い出せないことに気づきますが、
サクさんの手の中には、不思議な生き物をモチーフにしたらしい金属製のネックレスが、
大事そうに握り締められていたことでしょう。
そして、反対の手には布の感触を感じ、隣りを見やれば・・・?
GM:おめでとうございます!デイライトクリアとなります、お疲れ様でした!
羅刹:わー!!
サク:わーいお疲れ様でしたああああ
サク:たのしかったー
GM:きっとこのあとサクさんと羅刹さんの間で
またひと悶着起きたことでしょうが、それはまた別のお話・・・(´ω`)
羅刹:お疲れ様です・・・!
羅刹:長引いてしまいすみません!
サク:ほんとすみません…
GM:今回のクリア報酬はスキルポイント50pt、
及び少女を助けたため、お二人は任意で記憶の欠片「信仰」を入手することができます。
尚、サクさんのみ以下のアイテムを入手しました!
・神獣のお守り
半人半鳥の神獣を模したお守り。
戦闘中に使用すると、戦闘中1d3だけ敏捷が上昇する。
サク:ありがとうございましたああああ
GM:いえいえ!楽しんでいただけたなら幸いです!
羅刹:おお!ありがとうございますー!!
直訴(見学):お疲れ様ですー!
サク:信仰!かけら…?
GM:お二人に信仰に関する思い出があれば、その記憶を思い出せるといった感じですね
羅刹:信仰・・・考えておきます
GM:まぁ、今すぐじゃなくてもいいですし、任意ですので
思いついたり思いつかなかったりしたらリプで教えてくださいなー!
サク:とても…大学教授みたい…
サク:はーい考えておきまーす!
GM:ではでは、セッションお疲れ様でした!
デイライト初GMでいろいろしくじりましたが
お付き合いいただきありがとうございましたー!
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