Garden


序章_Justice


参加者


GM.オットリア
PL.ノコ/三木
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オットリア(GM):それではGARDENセッション 序章--
オットリア(GM):開始いたします。
オットリア(GM):【ここでほんとなら音楽が鳴るよ!今日は鳴らないよ!ごめんね】
オットリア(GM):風がそよそよと吹いている。
鼻腔をくすぐる草の匂い。
地面の硬い感触、そしてかすかな肌寒さ。
いつもと違う感覚に違和感を覚え、ノコさんは、ゆっくりと目を覚まします。
ノコ:ふわー?
オットリア(GM):ノコさんが周囲を見回すと、
あたりは膝ほどまで伸びた草に覆われています。
ノコ:(キョロキョロ)
オットリア(GM):辺りは一面の緑。
柔らかな風が通り抜けるたびに、生い茂った草が波を打っている。
ノコ:「ここどこかなぁ…」聞き耳を使う
オットリア(GM):聞き耳を使ったノコさんの耳には、
風が通り抜けるたびにさらさらと揺れる草葉の音が聞こえてきます。
そこで、ノコさんは気が付きます。動物の声、小鳥のさえずり。
そういったものが、ただの少しも聞こえない。
ノコ:「こわい…誰かーいないのー?」
オットリア(GM):辺りは、静寂に包まれています。
いつもなら、そんなことはないはずなのに。
そこまで考えたノコさんは気が付きます。
いつも、とは、いったいどんなものだったか。
思い出そうとしてみても、ここがどこなのか、
それどころか、自分が今までどんな生を歩んできたのかさえ、思い出せません。
ノコ:(キョロキョロしながら歩く)
ノコ:「ふえぇ」
オットリア(GM):それでは、周囲に注視しながら歩いたという形で処理しますね。
オットリア(GM):周囲を見ると、そこは少し開けた場所で、
辺りは森に囲まれていることが分かります。
注意深く地面を見れば、土を踏み固めてできた道のようなものも見つけられるでしょう。
オットリア(GM):そして、周囲を探るように見るノコさんの眼は、
天空にそびえ立つ大樹を見る。大きい。
とても大きなそれは、今までに見たどんな樹よりも――
記憶を失っているとはいえ、そうと分かるほどに――大きい。
それはそう遠くない場所に生えているようだった。
ノコ:「おっきい木があるー!」
ノコ:「うわぁあすごいー」
ノコ:「どうやったらあそこまで行けるのかなー」(地面を幻視する)
オットリア(GM):ノコさんが幻視を使うと、
踏み固められた土の道が森の中に続いていることに気付くでしょう。
また、その土の道は大樹の方に続いているように見えます。
ノコ:「誰もいないみたいだけど、誰かここ歩いたりしてるのかなー」
ノコ:「なんかお腹すいちゃったなー木に何か食べ物なってないかなぁ」
(土の道を木に向かって歩く)
オットリア(GM):土の道を進んだノコさんは、
更にもう一つ、土に道とは別に、森の中に続くけもの道に気が付くでしょう。
ノコ:「?」
けもの道を幻視する
オットリア(GM):けもの道を幻視したノコさんには、
その道は人が踏み荒らしたような道だと分かりました。
木々が鬱蒼と生い茂っていますが、特に危険なものはありません。
ノコ:「うーん、おっきい木見てから行ってみようっと」
(大きい木の方に向かう)
オットリア(GM):それではノコさんはおっきい木をめざして
土の道をどんどこ歩いていきます。
ノコ:(めっちゃ走る)
オットリア(GM):すると、道の右手に、
元々は小屋であったような小さな家が見えてきます。
表札が掛っているようですが、何も読めません。
オットリア(GM):かなり風化しているようで、朽ち果てているように見えるでしょう。
ノコ:「わぁーお家だー誰かいないのかなー」
(小屋の方に行く)
ノコ:「誰かいませんかー?いないのかなぁ」
オットリア(GM):返事はありませんでした。
ノコ:(家の中を覗いてみる)
オットリア(GM):窓から家の中をのぞいたノコさんですが、
そこから見えるのは埃と崩れかかった壁、もともとは家具であったような木材だけで、
長らく人の立ち入ったような気配はありませんでした。
ノコ:(しょんぼり…)
オットリア(GM):【メイン】
ノコ:「昔は人がいたのかなぁ…」
ノコ:「大きい木の下行ったら誰かいるかも知れないし!」
ノコ:(大きい木の方に歩いて行く)
オットリア(GM):それでは、ノコさんは廃墟の小屋を後にし、土の道に戻ります。
オットリア(GM):そのまま更に土の道を歩くと、視界が開けます。
オットリア(GM):そこには、手入れされているように等間隔に立ち並ぶ木々。
その木々には色とりどりの実りがありました。
オットリア(GM):果実はどれもよく熟れて食べごろに見えます。
ノコ:「わぁーい!食べれるのかなー?」
(木の実の方に向かう)
ノコ:(木の実を取ろうとする)
ノコ:「えいっえいっ」
オットリア(GM):それではノコさんは自分でも届きそうな一つの実をもぎます。
それはノコさんが見たことのある果物であれば、林檎のように見えました。
ノコ:「おいしそう〜いっただきまーす!」
(ムシャムシャ)
オットリア(GM):それではノコさんは血を吐いて倒れる、
ということもなく、美味しく林檎をいただきました。
林檎はとても瑞々しく、少し空腹が収まります。
ノコ:「ふぅーごちそうさまでした!」
ノコ:「木がきれいに整ってるから、誰かいるのかなぁ。近くに住んでたりして…」
(聞き耳をたてる)
オットリア(GM):辺りはとても静まり返っています。
この近くにも、誰もいない。
それどころか、やはりここでも、小鳥のさえずりすら聞こえません。
ノコ:「ふえー」
(泣きそうになる)
オットリア(GM):泣きそうになったノコさんは、
ふと自分が目指して歩いていた大きな木の近くにまで来ていることに気付きます。
ノコ:「あそこまで行ってみようかな…誰かいたらいいなぁ…」
(大きい木の方へ向かう)
オットリア(GM):土の道からそれずに、大きい木に向かって歩いて行くと、
ノコさんは、改めてその木の大きさに驚くでしょう。
まさに天空に届かんといわんばかりの大きさに息を呑みます。
また、その根元には町が一つ入りそうなほどの大きな虚があり、
そこから風が通り抜けていました。
ノコ:「おっきい穴がある〜」
(虚の中に入ろうとする)
オットリア(GM):それでは、おっきい穴に入ろうとしたノコさんは、
穴の天井から吊るされた大きな看板が目に留まります。
オットリア(GM):その看板には大きな文字で何かが書かれています。
それは、ノコさんが知るどんな言葉の文字でもありません。
しかし、何が書かれているのかは分かりました。
オットリア(GM):『大樹の星』
そこには、そうありました。
ノコ:「大樹の星…?」
オットリア(GM):そして、
ノコ:「おっきい木の星…?」
オットリア(GM):そしてノコさんは、
まるで何かにいざなわれるかのように、その中に歩いていきます。
オットリア(GM):うろの中には小さな都市のようにいくつもの建物が立ち並び、
そこから、探索者たちが興味深そうな目で、
新しい仲間であるノコさんの顔を眺めていました。
ノコ:「?」
オットリア(GM):おめでとうございます!
オットリア(GM):序章_Justice シナリオ これにてクリアとなります。
オットリア(GM):お疲れ様でした!
オットリア(GM):このシナリオをクリアしたノコさんには
クリア報酬として5ptのステータス上昇ptが進呈されます。
オットリア(GM):5ptのステータス上昇はどのように振っても構いません。
例えば攻撃にすべて詰め込むことも可能ですし、
1ポイントずついろんなステータスに、というのも可能です。
ノコ:攻撃に3、耐久に2お願いします〜
神聖オットリア帝国皇帝 オットリア3世:わかりました
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