Garden


NIGHT OWL


参加者


GM.よなか
PL.ひぃらり/東堂 紫音
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よなか(GM):では前回の続きから。
棚にはNo.3以外に、1、2、4のファイルもありますね。
リフが手に取っている物と大きさも色も同じ物です。
東堂紫音:1のファイルをソッと手にとろう。
よなか(GM):指でそっとファイルを抜き出します。
No.1のファイルは最初のページには赤い丸で囲まれた国の地図、
二枚目には花の絵、三枚目以降はある国の街のことについての手記が綴じられています。
内容は次のようなもの。
「私たちは、ある奇病が発生したと言われていた街にやってきた。
その妙な病が蔓延し、やがて人はいなくなった。
現に、今私たちが街の中を歩いていても人一人として会わない。
建物も老朽化しており、汚れや植物のつたによって覆われているものが多数ある。
しかし、犬や猫、鳥といった動物は、棲息しているようだ。」続きを読みますか?
東堂紫音:ページをめくります
よなか(GM):次のページ「奇病蔓延。
この街に訪れた病の原因は未だ解明されていない。
現時点で分かっていることは、その病にかかった人々は皆同じ症状を発するということ。
それは、定期的に吐血をすること、自分の意思とは関係なく涙を流すということ。
それらは空気に触れ、短時間で固形化する。
地面の至る所に見られる赤や透明の鉱物紛いのものは、
発症者の体から出たものと考えられる。
また、遺体は胎児のように丸まった状態であることも共通している。」
東堂紫音:次のページはあるかな?
よなか(GM):ありますね、では続きを。
よなか(GM):「日が落ちてきたので明日へ調査を回そうとしたが、
同行していたシロエが妙な光が見えると言ってその方角へ向かっていってしまった。
その光は私の目でも確認することができた。
息子の後を追い暫く歩くと、街のはずれの平原に沢山の盛り上がった土山があった。
恐らく、共同墓地だろう。私たちが見た光は、この土から発せられているようだった。」
「少し手に取ってみると、土の中に小さな粒状のものが混入している。
これが発光物の正体なのだろう。
墓地をひとたび見回してみると、その中に一人、
土の山の前で泣いている少女をみかけた。」No.1はここで終わっています。
東堂紫音:No.2を手に取ります
よなか(GM):では以下、No.2の内容です表紙を開くと
1ページ目には「イロムの花」と題した紙が出てきます。
「少女が言うに、イロムの花というのは、あの奇病の街の郊外に咲いていた花をさす。
どうやら彼女が名付けたようで本来の名前は分からないようだ。
私たちもそれに倣ってそう呼ぼう。」
「イロムの花は光を吸収すると発光する、特殊な花のようだ。
他の国や地域では見たことがない。
この街は、この花が育つにはよい場所なのだろうか……」と、
花に関する記述がされている。このファイルはここで終わっています。
東堂紫音:No.4を手に取ります
よなか(GM):No.4の内容は次の通りです。
こちらは今までのファイルの字体とは異なり、筆者が異なるもよう。
やや走り書きが多く、少し読みにくい。内容は日記のようなものでした。
「父さんも母さんもあの子にあまい。
ぼくらはくすりを作るのがおしごとなの、わすれてんじゃないの。
そのためにはぎせーがひつようなの。
血をぬくくらい何てことないでしょ。
あの花からおもしろいケッカがでるの、たのしみにしてたのに、
ちゅーしとかもったいないし。」
「あー、それなら、ぼくがちゅーしんになって作れば良いんじゃん!」
「じゃあ、そのためには、いらない人おいださないとなー」
ーーーーーそして、最後のページには
くしゃくしゃになった一枚のメモがテープで貼付けられている。
大きなスプーンでぐる ぐる ぐる ぐるぐるとミルクをかきまぜる。
「上から見たら、いれたてのコーヒーみたい!」
「横からみたら、アイスをはさんだパンケーキみたいだね!」
フクロウさんも雲に乗って待っている。旅人さんもいらっしゃい。
88番街の3丁目にあるおいしいカフェは7つ星。
隠し味は、こんぺいとうなの。
メモの隅にはシルクハットを被った猫の絵が描かれている。
よなか(GM):ファイルの内容は以上です。
東堂紫音:「・・・・(88番街の・・・3丁目)」
東堂紫音:小声で、傍にいるであろうリフに話しかける。
「(先輩先輩、僕の名前決めたときのカードってまだもってる?
ちょっと見せてほしいんだけど)」
リフ:「(これのことか?)」リフはクラブで見せたカードを紫音くんに渡します。
東堂紫音:88枚あるカードの、数字の3枚目を探す。
よなか(GM):そのカードは星座の大きさ順に並べられていたようです。
紫音くんが手にしたのは、自分の引いたおおぐま座のカードですね。
88星座の中では3番目に大きい、有名な7つ星の北斗七星を持つ星座。
東堂紫音:「(……んんん、違うのかな、まだよくわからないや。ありがとう)」
ぶつぶつこぼしたあと、カードをリフへと返す。オルカは何をしているのだろうか?
周囲を改めて見渡そう。
東堂紫音:「(7はこんぺいとうが入ってたロッカーの数字・・・偶然かな?)」
よなか(GM):リフは再びカードをポケットの中へしまう。
一方オルカはというと、青年に気づかれないよう
ノブの無いドアを調べている最中のようでした。
ノブが無い代わりに、ドア横に設置された番号キーの存在に気がつくと思います。
東堂紫音:「(もうあいつノックアウトさせてから
部屋全部調べたほうが早いんじゃない?イライラ)」
オルカ:「(ん……もしかしたら彼からも情報が得られるかもしれないしな……)」
東堂紫音:「(処す?大先輩処す??)」
オルカ:「(なんだそりゃあwww若い奴らの間で流行ってんのかwwww)」
よなか(GM):さて、では今のところもう調べることはありませんですかね??
東堂紫音:「(ちょっと笑わないでよ気づかれたらどうするの!?)」
東堂紫音:「(大先輩だって若いじゃん・・・としよりくさぁい)」
よなか(GM):ふたりがひそひそと会話をしている最中、
はあ、と重たい溜め息が青年の口からこぼれ落ちます。
何かにいらだっているのか、机の上に置いてあったフラスコをひとつ地面に叩き付ける。
そして彼は空中を眺めながら、「そこで何をしているのです?」と、
まるで三人に問い掛けるように言葉を放つ。
東堂紫音:「(あ、もうこれやっちゃうしかないんじゃない?
大先輩の荒い鼻息のせいで気づかれたねこれは本当にありがとうございました)」
オルカ:「(お、俺を変態みたいにいうなし!!!!)」
東堂紫音:小声のまま、男性がこちらに視線をむけるまでは動かない。
オルカ:ふんふんっ
東堂紫音:ふんふんっ
東堂紫音:ただ、いつでも走り出せる準備は、しておこう。
足に力を込める。固有スキル_パルクール_奔走を宣言。
東堂紫音:1d10
DiceBot : (1D10) → 10
東堂紫音:敏捷が一時的に10上昇する。
よなか(GM):青年はもう、あなたたちの存在には気づいているようす。
ローラーチェアーを引いて三人に視線を向けると、
疲れたような顔でまたひとつ溜め息をつく。
「ねずみさんですね。
それとも、自分からモルモットになりに来たのですか?」と、青年はいう。
東堂紫音:「ねずみじゃないです、くまです」即座に反論しておく。
オルカ:「ぇっ」
東堂紫音:「ねずみが潰れたような声出さないでよ・・・」
青年:「くまさん……には、到底見えませんよ、あなたちっこいじゃないですか。
それとも、テディベアがすきなまだまだお子様ってことですかね?」
東堂紫音:「あ、テディベアも好きだよー。お兄さんもってたりする?」
冗談を交えつつ、そのあいだに男性と男性周囲に幻視をかける。
トラップなどは、ないだろうか?むやみに突っ込んでいって、死ぬのはごめんだ。
注意するにこしたことはないだろう。
よなか(GM):青年の周囲にはこれと言って目立ったトラップは見当たりません。
ただ、後ろ手に何か隠し持っているよう。
彼はブロンドの髪を結わえ、オルカと同い年か
またはそれよりも若い外見をした青年に見えます。
首筋にはいくつかの注射の針のあとがうっすらと残っています。
東堂紫音:「ねえねえ、おにいさーん。こんなところで何してるのー?
僕たちにゆっくり教えてもらえなーい?後ろ手になんか隠してないでさーぁ?」
にこにこ。笑顔のまま、相手に語りかける。胡散臭さを存分にふりまいて、さ。
青年:「あいにくとぼかぁテディベアは持っていませんね。
……ぼく?ぼかぁ…、こそこそと人の陣地に入って
かぎ回っているような悪い子には教えてあげませんのですよ。
ゆっくりと喋っている時間なんて、君達にはもう無いでしょう?」
青年はくすくすと笑っている。
その最中、奥のドアから金属を引きずる音が聞こえてくる。
よなか(GM):1d2+2
DiceBot : (1D2+2) → 2[2]+2 → 4
よなか(GM):ぁ
東堂紫音:「・・・・・、(あっちから開けてくれるなら好都合かな?)」
よなか(GM):【翳り】
東堂紫音:「大先輩、作戦は?」
オルカ:「一先ず彼を一時戦闘不能にすることを目的としよう。」
オルカは間合いを取りながら、紫音くんに奥のドアから離れることを促します。
金属音は、この奥から。
「だが、恐らくこの施設にはまだ数人、先に片付けるべき奴がいるかもな。
そいつらを先に始末しよう。」
オルカ:「どうかな?」
東堂紫音:「んーっと、まずはそこのおにーさんをやってから、
今からくるのをやればいいのかな?おっけー?」
よなか(GM):「きっとそんな時間はないかもなあ……」
オルカがそう呟くと、奥の扉から四人分の黒い塊を吐き出す。
金属室のパイプを持ったガスマスクの集団。
彼らは青年の盾になるように、三人の前へ歩み出る。
東堂紫音:「ぶー」
オルカ:「ほらなー……」
よなか(GM):そういうわけで……楽しい戦闘のお時間です!!!!!!!
よなか(GM):【戦闘】
よなか(GM):先攻は紫音くんからです、
東堂紫音:だるさを感じながらも敵を視認し、距離を詰めるべく勢いよく走り出す。
だれを狙おう?まぁいい、一番近いやつから順番に!
ワイヤーでエネミー1に武器_攻撃、ノックアウトを宣言。
東堂紫音:1d20+2
DiceBot : (1D20+2) → 12[12]+2 → 14
よなか(GM):た、耐久でうけまふ
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 3
よなか(GM):やはり一番手はこうなる運命なのか!!
一人ノックアウトあああああああああああああ
東堂紫音:反応する暇も与えず、敵の内一体の首を締め上げて地面へと転がし放る。
ゆらりと体勢を整えて、青年へ向けてにやりと笑ってみせた。
「かわいいかわいいテディベアちゃんだよー☆」
青年:「つかえねー……」
よなか(GM):次、オルカのターンです。
此処で固有スキル[ブリーチング]を発動。
1d10の出目の数を攻撃力に上乗せします。
相手の体を掴んで自由を奪い、全身を使って地面に叩き付けます。ノックアウトを宣言。
よなか(GM):1d10+7
DiceBot : (1D10+7) → 3[3]+7 → 10
よなか(GM):先輩頑張れよ・・・エネミー2耐久でうけます
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 2
東堂紫音:大先輩・・・
よなか(GM):ふがいない先輩に変わり次はリフのたーんでふ・・・
銃を構え、距離を取ってエネミー3に攻撃を仕掛けます。攻撃_武器
よなか(GM):1d7+4
DiceBot : (1D7+4) → 4[4]+4 → 8
よなか(GM):エネミー3 耐久
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 5
東堂紫音:先輩・・・
よなか(GM):先輩マジ・・・・・
よなか(GM):エネミーの攻撃に移ります。エネミー2が紫音くんに攻撃_武器
よなか(GM):1d6+2
DiceBot : (1D6+2) → 4[4]+2 → 6
東堂紫音:回避を宣言。
東堂紫音:1d100<=90
DiceBot : (1D100<=90) → 43 → 成功
東堂紫音:「あっかんべー」頭上をぶおんと、風が通りすぎる。
避けることなんて容易だ。
よなか(GM):エネミー2の振りかぶった鉄パイプは宙を切り、
狙ったはずの紫音くんにはかすることも出来ませんでした。
次、エネミー3がオルカに攻撃_武器
よなか(GM):1d6+2
DiceBot : (1D6+2) → 1[1]+2 → 3
よなか(GM):オルカ 回避
よなか(GM):1d100<=75
DiceBot : (1D100<=75) → 15 → 成功
オルカ:「よゆー!!よゆー!!ふはははははははは!!!!!!!」
東堂紫音:「先輩おめでとう!!!!!
おめでとう!!!!!!!!!!88888888」
オルカ:「いぇーい☆」
東堂紫音:「いぇーい☆」
よなか(GM):次はエネミー4の攻撃ですリフに攻撃_武器
よなか(GM):1d6+2
DiceBot : (1D6+2) → 1[1]+2 → 3
よなか(GM):では折角なのでリフも固有スキル[燕返]を使ってみましょう。
相手が物理的な攻撃を応じてきた場合にのみ発動。
相手の攻撃を受け流し、急所を狙った突き蹴りの三段攻撃を行います。
一応ノックアウト宣言。
よなか(GM):3d6
DiceBot : (3D6) → 7[3,2,2] → 7
よなか(GM):耐久!!
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 2
東堂紫音:「リフ先輩かっこいー!!きゃー!!」
よなか(GM):リフはどこか体が引けている様子!
でも後輩にかっこいい所を見せなきゃ!!では次に紫音くんのターンです!
東堂紫音:ワイヤーでエネミー4に武器_攻撃、ノックアウトを宣言。
東堂紫音:1d20+2
DiceBot : (1D20+2) → 18[18]+2 → 20
よなか(GM):無駄だと思うけど耐久で受けまーすwww
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 5
東堂紫音:「先輩に攻撃は許さない よっと」
よなか(GM):覚悟したわ・・・・・
よなか(GM):エネミー4 ノックアウト成功です
東堂紫音:リフに声援を送りそのまま、そちらへ向かった敵へと駆け出す。
駆け出した自分の方をやっと向いたときにはもう遅い。
床へと転がる肉塊が、またひとつ。
リフ:「っ……すまないな、君には助けてもらってばかりだ。ありがとう。」
東堂紫音:「いいのー!先輩が怪我するの黙って見てたくないし!」
むん!と気合をいれて、笑う。「あとふたりだし、ねっ」
よなか(GM):オルカのターンいきます。
両刃のナイフを取り出し、エネミー2へ切りかかります。攻撃_武器
よなか(GM):1d7+4
DiceBot : (1D7+4) → 3[3]+4 → 7
よなか(GM):エネミー2耐久
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 2
よなか(GM):リフのターン、再び中を構え、エネミー3へ攻撃_武器
よなか(GM):1d7+4
DiceBot : (1D7+4) → 7[7]+4 → 11
よなか(GM):エネミー3 耐久
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 3
リフ:彼女の放った弾丸は胸元へ命中、秒針が脳内へ響き渡る。
「っ!しまった……!!」
リフは咄嗟にエネミー3へと接近し、その体をつかみあげ、
BLUElaboの研究室外へと放りなげる。
ほどなくして爆音が響き渡り、血溜まりと肉片が床を染め上げた。
東堂紫音:「・・・」ヒュウ、と唇を鳴らす。
どういう仕組みでああなるのか、・・・面白い。
よなか(GM):はい、では気を取り直してエネミー2が紫音くんへ攻撃_武器
よなか(GM):1d6+2
DiceBot : (1D6+2) → 6[6]+2 → 8
東堂紫音:回避を宣言。
東堂紫音:1d100<=90
DiceBot : (1D100<=90) → 98 → 失敗
東堂紫音:展開済の保護壁を使用します。
よなか(GM):どうぞ
東堂紫音:爆発に気を取られ、背後からの攻撃に一瞬、反応が遅れる。「・・・・・・!」ガツン、と重く鈍い衝撃が脳に響き、思わず、膝をつく。
タラリ、と血がたれる感触がした。
東堂紫音:8ー5で3のダメージです。
よなか(GM):ふええ・・・では紫音くんのターンです
東堂紫音:「・・・・・・」無言で立ち上がり、構え、敵を睨む。
ワイヤーでエネミー2に武器_攻撃、ノックアウトを宣言。
東堂紫音:1d20+2
DiceBot : (1D20+2) → 2[2]+2 → 4
よなか(GM):耐久で受けます
よなか(GM):1d5
DiceBot : (1D5) → 1
よなか(GM):エネミー2はワイヤーにその身をしめられ、あえなく意識を失います。
ノックアウト成功、第一次戦闘終了です。
東堂紫音:ワイヤーを展開した瞬間、ぐらりと視界が揺れる。
なんとか、敵はたおしたみたいだけど、自分も、このままじゃ、やばいかも。
危険信号とでもいうかのように、頭がズキンズキンと強く痛む。
「・・・・はっ」不機嫌そうに、荒く息が漏れる。
よなか(GM):【翳り】
リフ:「プラウ!!……、今楽にしてやる、少し我慢してくれ。」
ここでリフのもうひとつの固有スキル[傷受け]を発動します。
味方が重傷を負ったとき、または戦闘不能寸前に陥ったとき、
身体的ダメージの元を自分の体に移し替える。
リフの耐久+1d6分の数値を対象者のHPに加え回復させます。
その代わり、1d6で出た分の数値分リフはHPと耐久が減る。
リフ:1d6+12
DiceBot : (1D6+12) → 3[3]+12 → 15
よなか(GM):紫音くんの傷口にそっと手を当て、気の流れをただす。
初めての後輩をここで死なせるわけにはいかない。
その一心の思いを胸に、触れた傷を貰い受ける。紫音くんの体にあった傷も、血も、、
よなか(GM):全て跡形も無く消え去った。
東堂紫音:・・・・・・・・・・・。ぱちり。不自然な感覚に、目を見開く。
・・・どこも、痛くない。どころか、体力が有り余っているような・・・?
「・・・あれ、痛くない・・・」
先ほどまで痛みが走っていた頭を抑えて、呆然とした表情をしているだろう。
リフ:「………っはあ、間に合って良かった……」思わず安堵の声が漏れる。
やっと、後輩の役に立てたのだと、先輩らしいことが出来たと、微笑んでみせる。
東堂紫音:「・・・・・えへへ、助けてもらっちゃった。ありがと、先輩」
リフを視線にいれて、それから、助かったと言わんばかりにふにゃりと笑みを崩す。
早いうちにお礼をしておかないと。
言早に、小さく呪を紡ぐ。リフに保護壁を宣言。
東堂紫音:1d3
DiceBot : (1D3) → 3
東堂紫音:3回だけ、5のダメージを防ぎます。
青年:「ふんふん、あはは!すごいですねぇ!
四人をあっという間に倒しちゃうなんて!
それにしてもこいつら、ほんと使えねえ……」
床に伏せる黒い塊を足で踏みつぶしながら、彼はどこか楽しそうに声を上げた。
東堂紫音:「おにーさんは使えるのかなー?」
東堂紫音:よいしょ、と立ち上がり彼を見据える。
新手がくることもあるだろう。早いうちになんとかしないと・・・
青年:「さあ、ぼかぁ人の役に立つためにいるわけじゃない。
寧ろぼくが他人を役に立たせるための立場にあったからね。
ふふ、君、紫の髪をした君、凄いねぇ。ほしくなっちゃった。」
東堂紫音:「うえ、きもっ」
よなか(GM):青年は後ろ手に隠していた大型の針にも似た鋭利物を取り出し笑う。
転がるガスマスクの集団を踏みつぶしながら、ゆっくりと、三人へと近づいていく。
東堂紫音:「・・・・・・・大先輩、これ、やっちゃったほうがいい?」
その場から動くことはなく、先輩を後ろへと押し、たずねる。
オルカ:「ああ……、ああいうタイプはあまり話が通じないかもしれないからな……」
よなか(GM):では、第二回目の戦闘を開始します。
行動は紫音くん、オルカ、リフ、青年の順となります。
よなか(GM):【戦闘ーシロエー】
東堂紫音:「じゃあ・・・」じり、と足を動かし、駆ける。
固有スキル_パルクール_奔走を宣言!
東堂紫音:1d10
DiceBot : (1D10) → 10
東堂紫音:「先にその危険物、いただいちゃおうかなっ!」
青年への距離を詰め、無防備に手に握ったままのソレを奪い去る!
盗むスキルを宣言。
東堂紫音:ワイヤーを敵の手首へ通し、締め上げる!
東堂紫音:さぁ、離せ!!
よなか(GM):紫音くんは青年が反応するよりも前に、
その手に持っていた武器を奪い取ります。
不意をつかれた青年も咄嗟のことには反応出来なかったのでしょう、
するりと手の中から武器が離れていきます。
東堂紫音:「いっただきぃ!!」離された武器を直ぐ様手に取り、盗む。
オルカ:「ナイス!プラウ!!つぎは俺の番だ。」
青年に両刃を構え、切り掛かる。攻撃_武器
オルカ:1d7+4
DiceBot : (1D7+4) → 2[2]+4 → 6
オルカ:aann
オルカ:耐久でうけます
よなか(GM):1d7
DiceBot : (1D7) → 3
よなか(GM):オルカの刃は中々届かない。
3のダメージですね。次はリフのターンです。拳銃で攻撃_武器
よなか(GM):1d7+4
DiceBot : (1D7+4) → 5[5]+4 → 9
よなか(GM):耐久
よなか(GM):1d7
DiceBot : (1D7) → 3
よなか(GM):リフのはなった弾丸は青年の腕をかすり、浅く傷をつけていきました。
青年のターンです。
青年:「ふん、武器を取られちゃったらどうしようもないですねえ……」
彼は床に散らばるフラスコの破片を拾い、
そして自分の指を斬りつけて紙になすり付ける。血で描いたのはただの線。
軽く指で音を鳴らすと、それらが紙の中から飛び出して宙に浮かぶ。
紫音くんに攻撃_武器
青年:1d8+3
DiceBot : (1D8+3) → 8[8]+3 → 11
東堂紫音:「!?」驚きつつも、体は咄嗟に回避する姿勢を取る。回避を宣言。
東堂紫音:1d100<=90
DiceBot : (1D100<=90) → 75 → 成功
東堂紫音:「あ、ぶっ、なっ!」床に手をつき、前転をして、なんとか攻撃を避ける!
青年:「あはは!!すごいすごーい!!」
東堂紫音:「むかつく!!!!むかつく!!!!!なにそれずるい!!!」
オルカ:紫音くんのターンです!どうぞ!
東堂紫音:青年に武器_攻撃_ワイヤーを宣言。ノックアウト!
東堂紫音:1d20+2
DiceBot : (1D20+2) → 12[12]+2 → 14
よなか(GM):青年 耐久でうけます
よなか(GM):1d7
DiceBot : (1D7) → 6
東堂紫音:首を狙うも、腕で庇われ。
強く締め上げてもゆるい微笑みを浮かべたまま・・・。
気味が悪い、直ぐにワイヤーを回収し一定の距離を保つ。
青年:「っぐ、中々やりますね、へへっ……」
よなか(GM):つぎはオルカのターンです攻撃_武器
よなか(GM):1d7+4
DiceBot : (1D7+4) → 2[2]+4 → 6
よなか(GM):コイツァもyだメダァ・・・・
よなか(GM):耐久で受けます
よなか(GM):1d7
DiceBot : (1D7) → 2
よなか(GM):リフのターンです攻撃_武器
よなか(GM):1d7+4
DiceBot : (1D7+4) → 4[4]+4 → 8
よなか(GM):青年 耐久
よなか(GM):1d7
DiceBot : (1D7) → 2
よなか(GM):三人の連続攻撃で青年も大分弱っているようですね?
次は青年のターンです
青年:「うーん……」攻撃_武器
青年:あ、オルカに
青年:1d8+3
DiceBot : (1D8+3) → 3[3]+3 → 6
よなか(GM):オルカ 回避
よなか(GM):1d100<=75
DiceBot : (1D100<=75) → 47 → 成功
よなか(GM):紫音くんのターンです
東堂紫音:青年に武器_攻撃_ワイヤーを宣言。ノックアウト!
東堂紫音:1d20+2
DiceBot : (1D20+2) → 17[17]+2 → 19
よなか(GM):耐久で受けます
よなか(GM):1d7
DiceBot : (1D7) → 3
よなか(GM):のっwwwwwっくあうとですねwwwwwwwwwwww
よなか(GM):【停止】
よなか(GM):【翳り】
東堂紫音:「・・・っと、・・・やりすぎた?もしかして」
締め上げていたワイヤーをふっと緩め、息をつく。
よなか(GM):青年は攻撃された部位を抑えながら膝から崩れ落ちます。
くひひ、と不可思議な笑いを立てながら、
またひとつ、重たい溜め息をつくことでしょう。
オルカ:「大丈夫だ。意外と、まだ意識は残っている。」
東堂紫音:「うわ、しぶと・・・じゃなくて。
なんか有益な情報吐いてくれるといいけど」
よなか(GM):けほ、と切れた口内の血を吐き出しながら、青年はぺろりと舌を出す。
情報が欲しいなら自分で探しなさい、といわんばかりに。
東堂紫音:「腕と足をもってこう」
オルカ:「拷問かな?まあ、それで彼が喋ってくれるなら良いけど……ん、」
オルカが机に注視します。
そこには「イロムの花による人体実験の報告書」と書かれた紙が数枚重ねられている。
東堂紫音:「いや、また動いて襲ってこられてもめんどくさいし・・・
このおにーさんしぶとそう」
ぶつくさ言いながらもオルカが注目している紙に、自分も目を向ける。
よなか(GM):「イロムの花」というのは
先ほど書物棚で目にした単語であることに紫音くんは気づくことでしょう。
その紙には無意味な落書きがされているとともに、
スプーンをもったおおきなクマや、シルクハットを被った猫が落書きされています。
東堂紫音:「イロムの花・・・」紙によく、目を通します。
よなか(GM):ぺらぺらと紙をめくっていくと、
報告書には次のようなことが書いてありました。
「イロムの花から生成した麻薬の効果は約1時間程度持続する。
気分が高揚し、痛みを与えても苦痛を感じないようだ。
薬が切れると幻覚が見え始め、自分以外のものがこの世のものではないと錯覚する。
被験体は奇声をあげながら襲いかかり自己防衛をはかる者、
または自分の頭を壁に打ち付けたり
眼をえぐり出して極度の混乱に陥る者も多数確認された。
再度麻薬を投与すると落ち着きを取り戻す。」
「麻薬を玻璃に投与したところ、彼女は他の被験体とは異なりすぐさま暴れ出した。
しかしながら意識は比較的明確のようで、
自分自身に言い聞かせるような独り言を呟いて自我を保っていた。
皮膚を傷つける、爪を剥がすなどの苦痛を与え続けると、
痛みに耐えかね気絶してしばらく動かなくなる。
彼女は貴重な「栽培者」であるため、麻薬の投与は避けることが望ましいと思われる。」
東堂紫音:「・・・・・・栽培者って、依頼の?」
声に出し、オルカ、リフに視線を送る。読んでみて、と書類を差し出すことも忘れずに。
よなか(GM):ふたりは書類に目を通し「栽培者」という言葉を確認します。
そうだろうと、オルカもリフも頷く。
「玻璃」という名前の人物も先ほど書物棚のファイルで確認したあたり、
イロムの花が魔の花であること、
玻璃という人物が栽培者と呼ばれていることに三人は気がつきます。
東堂紫音:「じゃあ・・・えーっと、その子を殺して、
花を根絶やしにすれば依頼は完了なのかな」
オルカ:「おそらくはな……しかし、玻璃と言う子は、どこにいるんだろうか……」
東堂紫音:黒づくめの奴らがでてきた、ドアを見る。ドアは開いていますか?
よなか(GM):ドアは開いていません。
一人出るとすぐさま閉まるよう、厳重なセキュリティが敷かれているようです。
東堂紫音:「・・・あのドアの向こうしかないんじゃないかな?」
指差し、そして首を傾ける。「・・・開け方知らないけど」
リフ:「…あのドア、横に番号を入れるボタンがついているな。
大抵の人物は番号を忘れないよう
書き記したものをどこかに保管していると思うのだが……」
東堂紫音:「まず何桁いれればいいんだろう・・・?」セキュリティを幻視。
よなか(GM):番号は四桁ですね
東堂紫音:8837と押してみます。
よなか(GM):8837その番号を押すと、冷たい空気を吐き出しながら扉が開く。
ドアのロックは解除されました。青白く、静かな、そんな空間が三人を迎えた。
よなか(GM):【思い出に似た場所】
東堂紫音:「あwwwwっうぃwwwwたwwwwwwwww」
オルカ:「開いちゃったなあ……姉貴の問題といて大分柔らかくなったんじゃね?」
東堂紫音:「正直何も考えてなかった」
オルカ:「まじか」
東堂紫音:「もう適当にやっちゃえヨと頭の中で何かが囁いて・・・ウッ・・・アタマガア・・・」
東堂紫音:まぁ、冗談はともかく。入るのはいいとして、あの青年はどうするのか。
二人に指示を仰ぐ。
オルカ:「……、彼はもう戦うような力もないだろう。
どうやら気を失ったようだし、そのままにしておこうか。」
東堂紫音:「それでいいならそうするけど・・・」
気になりつつも、オルカがそれでいいと決めたならそうしておこう。
扉の向こうへと、足を一歩踏み出す。
よなか(GM):三人が入った研究室奥。
そこは青白いライトに満たされた小さな空間。
部屋の更に奥へ進むと、三人の身長を簡単に越してしまうほどの
大きなガラスケースが見えてくる。
よなか(GM):ここはより一層寒く感じる。
ガラスケースの中には手におさまるほどの一面の花と、一人の少女。
目を瞑ったまま、膝を抱えてじっとしていた。
東堂紫音:「・・・・・・あの子かな」ぽつり、と呟く。
寒さのせいもあるのか、花は綺麗なのに、とても寂しい景観に思えた。
よなか(GM):小さな声に少女が目を覚ます。彼女の体は至る所に傷が目立つ。
皮膚は切られ、指の爪は歪。包帯やガーゼといった治療も施されてはいるが、
血がにじんで無意味な状態にある。
口には、プラスチック製のマスクがかけられていた。
少女は三人の存在に気がつくと、柔らかく微笑み、
ガラス越しにゆっくりと近づいてくる。
ガラスの中の少女:「ーーーーーーーーー、」
彼女は何か喋っているようだが、言葉が出ない。
少女の血液を採取していると思わしき機械に取り付けられたモニターが、
言葉を代弁するように波を打つ。
東堂紫音:「恨み言のひとつやふたつくらいありそうな様子だね、これは」
ふりふり、とガラスの中の少女へと手を振る。
そして、周囲に幻視。何か機械を操作できそうなものはないだろうか?
よなか(GM):うむ、操作できるような機械はこれと言ってないですな・・・・
この部屋にあるのは少女の体から血液を採取する機械と、
それに設置されたモニターだけですね。
東堂紫音:「うーーーん、どうしよう?」先輩方二人に指示を仰ごう。
東堂紫音:人はこれを責任転嫁ともいう。
オルカ:「お前、時々魔法使いみたいなことやってみせたよな?
それで彼女と話が出来るんじゃないか。
ほら、機械と喋れるような魔法とか、あんだろ?」
東堂紫音:「やれと」
オルカ:「やってみいよ」
東堂紫音:「はーい」
東堂紫音:モニターに対して、機械語を宣言。小さく、口の中で何事かを呟く。
よなか(GM):モニターの波は少女の言葉。
紫音くんは機械の中から発せられたものを読み取る。
彼女が始めに口にしたのは、
「あなたたちが、わたしの呼んだフクロウさん ですか?」というもの。
東堂紫音:読み取った言葉をそのまま復唱して、二人にも伝える。
「そうだよ、依頼をしたのは君か?」同じように、少女へ言葉を返そう。
よなか(GM):紫音くんの言葉に少女は首を縦に振る。
NIGHT OWLへ送った依頼は、
青年の使っていたパソコンを経由したものであると言います。
ガラスの中の少女:『よかった。来るのが遅かったから、
ちょっとだけ、心配していたの。
でも、そんなこと、必要なかったみたいですね。』
少女はガラスケースの内側から、ケース内に出入りできるドアを指差します。
中に入って来てと、そういっているように。
東堂紫音:言葉をそのまま復唱し、それから二人へと尋ねる。「・・・入る?」
よなか(GM):オルカ、リフは入るようです。
今一度後方の部屋に注視をし、異変が無いことを確認します。
少女は丸腰で武器も隠し持っていないようなので、入っても何ら問題は無いでしょう。
東堂紫音:二人に続いて、中へ入ります。
よなか(GM):ガラスケースの中は満開の花畑。
書物棚で見た花の絵や写真、青年の机にあった花びらが、
それらと同じ物体であることが分かります。
ライトから発せられる光を吸って、魔の花は、イロムの花は、淡い優しい光を生み出す。
東堂紫音:珍しいものを見る目で、花を幻視します。
よなか(GM):花は両手におさまるほどの大きさ。花びらが発光し、
遠目から見ると薄ぼやけた空の星のようにも見えます。
花の数カ所は採取されたあとが残り、これといって不思議な点が見付かりません。
ガラスの中の少女:『……、どうしたの、私を殺しにきたのではないのですか?』
東堂紫音:「殺す前にいろいろ、説明があってもいいんじゃない?」
花を眺めながら、少女へ尋ねる。
「気になるなぁ、僕は。君のことも、花のことも、
ここに来る前にあった研究員風のおにーさんのことも」
ガラスの中の少女:『何から、説明しましょうか?私のこと……?』
少女は幾秒か記憶をたどりながら、紫音くんの瞳を覗き込む。
『私は、玻璃。あなたたち「フクロウさん」を呼びました。
私は……、数年前に遠い国で発生したある病の生き残りで、
その抗体を作るためにこの研究室の人たちに保護されました。』
ガラスの中の少女:『この花は私の故郷に咲いていたものです。
イロムの花と、私は呼んでいますけれど……。
このイロムの花は、ただ咲いているだけならなんの問題もありません。
ただ、奇病の免疫をもった私の血液を土に含ませて育てると、
どういうわけか……麻薬が、出来てしまうようなのです。』
ガラスの中の少女:『それから……、麻薬がどれだけの効力を持つか、
研究員の人が調べるようになって…えっと、……。
あの男の人、シロエくんが、麻薬に興味を持つようになって……、
研究方針が抗体から麻薬生成に変わったんです。
私を保護してくれたおじさんとおばさん、
この研究室で一番偉かった人が、それはダメだって止めに入ったら、
シロエくんが2人を殺して、花に没頭するようになった……そんな感じ、です。』
東堂紫音:「ふぅん・・・なるほどなるほど、それで・・・」
「君が自分を殺してほしいと依頼した理由は?」笑んだまま、尋ねる。
それこそ今こうなっている過程よりも、一番重要で大事な「理由」というやつだ。
ガラスの中の少女:『この花は私の血液で麻薬に転化します。
私が生きている限り、麻薬が生成され続ける。
そうなればその効果を確かめるために他の人が犠牲になる、
シロエくんも、ずっと、この研究をし続ける。
そんな姿が見たくない……なんて、思っていましたけど、
本当は、こんな環境が疲れちゃって、
先立った家族や友人のもとに行きたいだけなんです……。』

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