信ずる徒の為の聖堂

美しくも繊細なダークブラウン色の大きな扉を開けば、中は広い聖堂となっている。
黒塗りの天井、白く清楚な壁、床は常に清潔に保たれた赤の絨毯が敷かれているだろう。
正面奥側には"見るものによって絵が変化する"美しいステンドガラスが嵌め込まれており、
奥側を向いてダークブラウン色の長椅子が中央通路を挟む形で左右対称に設置されている。

一番奥には台座が設置してあり、裏側に回ると
小さな棚に様々な宗教の教典が綺麗に並べられているだろう。
此の教典は聖堂の外に持ち出す事は出来ず、
破壊を行ったり紛失しても元の場所に戻っている。

▽事前使用効果
此の効果は、事前使用アイテムとして扱われる。
セッション前に当聖堂で、
「自身の信ずる"神"」に「祈り」を捧げていれば、下記効果を使用出来る。
信ずる"神"については実在の有無は問わず、概念だろうと実在の人物や無機物だろうと、
自身が其れを「神」だと認識しているのなら対象扱いとなる。

セッション中、1回のみ宣言可能。
自身は、「自身の信ずる"神"」に纏わる効果をひとつだけ宣言出来る。
所謂神の奇跡というものや悪魔の誘惑と呼ばれるものまで、あなたが信じるなら何だって。
実在の人物であれば固有スキルであったり、
性質により起こり得る事象であったりもするだろう。
自身の神への信仰の強さによって、
ささやかなものから強大なものまで、効果の幅は大きく揺れる。（※GM/PL要相談）
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扉手前側の壁には所謂「懺悔室」として使われる小さな箱部屋がある。
部屋には全体的に破壊不可効果が掛けられています。
扉を開ければ、スモークガラスの窓を挟んで左右に空間があり、
小さな椅子が置かれているのが分かるでしょう。
此方の部屋を使用する際は下記要項を確認下さい。

▽懺悔室について
当部屋を使用する際、必ず「懺悔を聞く」側と「懺悔をする」側に
ひとりずつ人が入る必要があります。
複数人が入る事は絶対に出来ませんので、ご了承下さい。
用途としては、お悩み相談室のようなものです。
※懺悔室内では話している相手が「分からなくなる」為、
セッション開始時からPL相手にも立ち絵を"不明"としておく事。
また、声にも変声機能が施されます。お好きな声をお選び下さい。
話し方でバレる可能性は大いに有り得ますが。

当部屋ではプライバシーを尊重し、
当部屋に人が入った瞬間に「利用者」と「利用者を見ていた者」は
「利用者達が懺悔室に入る直前に目にしていた人物」の記憶が吹き飛びます。
これによって、誰が懺悔室を利用していたのか、
自身が話していた相手が誰なのか、誰にも分からなくなる事でしょう。
勿論、懺悔室内の透視/防音対策も完璧です。
中で何を話していようと、外に居る者には漏れません。

また、懺悔室内で行った会話に関して、
「懺悔を聞く」側が外で「懺悔をする」側に居た者以外の他人に話をする事は出来ません。
※懺悔室内の記憶は、双方残ったままになります。

懺悔室から出ようとした瞬間、
利用者達は自室または塔内の各所にランダムでワープ致します。