Garden


序章_Justice


参加者


GM.ひぃらり
PL.オットリア/雅城 禮湖
PL.いおり/ルイス・ホーカー

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ひぃ(GM):それでは!「序章_Justice」セッションはじめさせていただきます!
よろしくお願いいたします!
雅城 禮湖:よろしくおねがいします
ルイス:よ、よろしくおねがいします!
ひぃ(GM):【見知らぬ場所】
ひぃ(GM):禮湖さんは、頬を撫でるくすぐったい感触に目を覚まします。
目を開けてみれば、視界には一面の緑。顔や手に少しの肌寒さを感じるかもしれません。
雅城 禮湖:「…………風が……気持ちい」辺りを見回します。
雅城 禮湖:「……ここは……どこだろう……私は、確か今まで――」
ひぃ(GM):身をおこし、辺りを見渡せば一面の大自然。
樹や藪が周囲に生い茂る場所、少し開けた広場に自身は眠っていた。
野宿の習慣がなければ、どこかおかしいとぼやけた頭で考えるでしょう。
そして、自らの傍らにはうつぶせで地面に倒れている年若い男性がひとり。
……どうやら、彼も眠っているようだ。
ひぃ(GM):ぼやけた意識を巡らせても、ここに至るまでの経緯は思い出せない。
…いや、それどころか。
今まで自分が何をしていたのか、どうやって毎日を過ごしていたのか。
昨日のことすらも思い出せない自分に、気づく。
雅城 禮湖:「…………私は今まで……どこで、何をしていた……の?」
そう考えても、答えは出そうになかった。
傍らに寝ている男性に近付こうとするが、低血圧なのか、動きはずいぶんゆっくりだ。
ようやく彼の傍らにたどり着くと、手の甲をそっと彼の口元にやる。
呼吸を感じ、ひとまず安堵した。
ひぃ(GM):そよそよと、微かに風が流れている。
周囲はとても静かで、何も聞こえない。
まるで世界に自分たちだけが取り残されているような、
禮湖さんはそんな不安感を覚えるだろう。
雅城 禮湖:「…………」禮湖は少し逡巡すると、
躊躇いがちに傍らに寝ている男性の肩に手をやり、そっと揺すり起こそうとする。
ひぃ(GM):ルイスさんは、ぼんやりとした夢心地の中。
誰かにやさしく肩を揺さぶられる、そんな感覚に意識を浮上させる。
最初に感じるのは、頬を撫ぜる草の感触。そして、少しの肌寒さ。
目を薄く開ければ、視界に入るのは草の葉の先端。
外で眠る習慣がなければ、はっきりとしない意識でも
今の状況がおかしいことにすぐ気付くことだろう。
ルイス:「……?」
目を開ければ草の葉の先端に、そして見慣れない女性の顔がぼんやり映る。
まだ意識がはっきりせず、何度か瞬きをする。
ルイス:「貴方は……」
雅城 禮湖:目を覚ました男性に、少し驚き、そっと手を引く。
僅かな不安を押し殺すように、声を発する。
「……私は、雅城(みやぎ)禮湖(れいこ)。……貴方は……?」
ルイス:ゆっくりと上半身を起こし、目をこすりながら少女を見つめる。
少女の名前は聞きなれず、違和感を覚える。
「僕はルイス……。ルイス・ホーカーと申します」
雅城 禮湖:「……ルイスさん、ですね……」
ルイス、ルイス、と口の中でその名前を何度か復唱する。
あまり言い慣れた名前ではないように感じた。
「……ルイスさん、ここがどこだか……知っていますか?」
精神分析を使いながら、そう訊ねます。
ルイス:辺りを見渡すも、見覚えのない景色が広がっているだけ。
ここがどこなのか見当もつかない。
それどころか、自分がどうしてここにいるのかすら覚えてないことに気づく。
「……いえ。僕も同じことを聞きたいくらいです」
ひぃ(GM):ルイスと言うらしい、彼は
自分がどういった状況にいるのか本当に分からない、といった怪訝な表情をしている。
その感情に嘘偽りはないだろう。
どうやら、自分と似たような境遇らしい。禮湖さんはそう感じることでしょう。
雅城 禮湖:「…………たぶん私も、あなたと同じ状況。
……ここがどこかはもちろん。……自分がだれか……名前以外は、ほとんどわからない」
困惑しきった表情で、そう伝えます。
雅城 禮湖:何か他に見えるものが無いか、周囲に注視してみます
ひぃ(GM):禮湖さんが立っているその場所、
開けた広場の周囲には森が広がっているようで、多数の樹が生えています。
10Mもその場から歩けば森の中へと入ることになりますね。
そして、ここから少し離れた場所に
天空へとそびえ立つような大樹を見つける事が出来ます、
どうやらそう遠くないようだ。
・・・それにしても、なんという樹なのだろう、アレは。
あんな樹は、記憶にも、知識にも無い。
その樹のあまりの大きさに、禮湖さんは驚愕を覚えることでしょう。
視線を下げれば、その樹の方向へと続く土の道。
また、それとは別に森の中へと続く小さな獣道を見つけることができます。
雅城 禮湖:「……なに、あれ……あんな大きな樹……」
その大きな、あまりにも大きな樹を指さし、ルイスさんにそちらを見るように促します。
「……とても……きれい」思わず、そう口からこぼれた。
ひぃ(GM):遥か上空にそびえ立つ樹。
頂上付近に広がるものは、葉だろうか、花だろうか?
眩しい程の黄金をきらめかせている。
ルイス:雅城さんに言われ、ルイスも大きな樹を注視します。
ひぃ(GM):ルイスさんも同様の情報を得ます。
注意深く見なくても分かるほど、巨大な樹。
その樹の大きさに圧倒されることでしょう。
雅城 禮湖:「……上の方に、なにかキラキラ輝いて見える。
……金? ……それとも、星?」
ルイス:「近づいてみないと分かりませんね……」
雅城 禮湖:「……ルイスさん、あの樹、行ってみませんか?」
そう言って、すっと大樹に続いている土の道を指します。
恐らくそこでルイスさんも、けもの道の存在にも気づくでしょう。
ひぃ(GM):そうですね、視線を落としたことで
2つの道があることに気がつくでしょう。
大樹へと続く土の道と森の中へ続く獣道。あなたたちはどちらを選びますか?
ルイス:「ええ、そうしましょう。
何か目印になるものがあったほうが安心できますしね」
雅城 禮湖:「…………とりあえず……、樹の方にいってみましょう」
そう言って、す、とルイスさんの後ろに下がります。
ルイス:不安なのだろう、と雅城さんを一瞥する。
「分かりました。一緒に参りましょうか」
別行動のほうが得る情報も多い、と思いつつ、
この状況では難しいと考えて共に行動することを提案する。
ルイス:ぱっと見た感じ、安全そうなのはどちらでしょう?二つの道を注視します
雅城 禮湖:「……、よろしく、お願いします」そう言ってぺこ、とお辞儀をします。
雅城 禮湖:ルイスさんが道を見ているのを見て、
禮湖もけもの道の方に聞き耳を使ってみます。
ひぃ(GM):森の中の方は奥にいくにつれてうす暗く、
足元もはっきりとしない獣道が森の奥へと続いているのみです。
対照的に、大樹の方向へと続く土の道はしっかりと足元が固められており、
樹の合間を縫うように、ではありますがはっきりと道が示されています。
どちらが、安全そうかと言えば一目瞭然でしょう。
ひぃ(GM):禮湖さんの耳には何も、そう何も聞こえやしません。とても静かだ。
……おかしい、これだけの自然があるなら、
鳥や虫の声でも聞こえてきそうなものなのに。
雅城 禮湖:「……ここ、とても静かですね。
……まるで、世界が眠っているみたい」とつぶやきます。
ルイス:ルイスは周囲に聞き耳を使ってみます
ひぃ(GM):禮湖さんに言われて、ルイスさんも辺りに耳を澄ませてみれば……確かに。
異常なほど、何の音も聞こえてこないことが分かります。
ルイス:「眠っているみたい、ですか。面白いことを言いますね。
その発想はなかったです」にこっと微笑んで、雅城さんの緊張をほぐそうとします。
雅城 禮湖:「……う」少し恥ずかしそうに、うつむきつつ、
「……ありがとう」と自分の感性を褒められたことに素直に礼を言う。
「……道は二つありますけど、……どちらに進むのがいい、でしょう?」
雅城 禮湖:そう問います
ルイス:「こちらにしましょう。こちらのほうが進みやすそうです」
そういって、土の道を指差す。
「世界が眠っているのなら、起こしに行きましょう。
僕たちが行動を起こせば、何かアクションを返してくれるはずですよ」
雅城 禮湖:禮湖はこくりと頷き、ルイスさんの後についていくことにします。
ひぃ(GM):では、二人は土の道を真っ直ぐ進んだこことします。
ひぃ(GM):土の道を外れずに進んでいくと道に沿うように建っている、
ほぼ朽ち果ててはいるが元は小屋だったであろう小さな木製の建物を見つけます。
建物の前には表札と思える看板が見つかるが、
風化して形の大半が崩れており内容は読み取れません。
土の道は、大樹の方向へと未だ続いており、
先ほどの場所よりかは大樹に近づいているようです。
雅城 禮湖:「……ちょっと、みてくる」と言ってルイスさんの元を離れ、
小屋の近くにぱたぱたと走っていきます。近くで聞き耳を使ってみます。
ひぃ(GM):屋根が崩れ落ち、入口が塞がれている小屋の内部からは
何の音も聞こえてこない。人がいる気配もありません。
人の手を離れてから、随分と時間が経っているようです。
雅城 禮湖:窓から中を覗けたりしますか? もしそうなら覗き見て中に注視を
ひぃ(GM):禮湖さんが小屋の中を覗こうと
窓枠に手をかけると、木屑と埃が手につくでしょう。
中は暗く、埃っぽそうです。窓ガラスも汚く、掃除された形跡もありません。
ルイス:積極的に調べものをする雅城さんを注視します
ひぃ(GM):ちょこちょこと積極的に動く彼女を見て
ルイスさんは小動物の姿を思い浮かべたかもしれません。
危険な事がないように、と彼女の姿を常に視界にとどめていられることでしょう。
ルイス:特に危険なことはなさそうでしょうか
ひぃ(GM):彼女が危険なことをしなければ、ないでしょう。
ルイス:雅城さんが危険ではないと判断し、看板を調べます
雅城 禮湖:はたとルイスさんの視線に気付き、
はにかみ、ぱたぱたと走って戻ってきます。
「……廃墟、みたいでした。……長い間、誰も使っていないみたいです」
戻ってきてそう報告します。
ひぃ(GM):看板は風化しており、書かれていた文字も読めそうで、読めません。
ルイス:看板は注視しても同じ内容でしょうか
ひぃ(GM):同じ内容です。
ひぃ(GM):看板の裏を調べても、何かが貼り付けられているということもありません。
ルイス:文字などがあればどんな言語なのか気になったが、
それすらも読み取れないようだ。
ここは自分たちの元いた世界とはまったく異なるところなのか。
疑問はさらに深まる。考え事をして、雅城さんの声に遅れて気づきます。
「長い間、ですか……」
ルイス:ざっと小屋を注視します
ひぃ(GM):ざっと見ても、特に変わった様子は見当たりません。
古い、既に朽ち果てた廃墟のように思えます。
ルイス:「時間は経っていても、誰かがここを使っていたように見受けられますね」
雅城 禮湖:「……中が埃だらけでした。……中は暗くてよくわからなかったですが。
……ひとの出入りのある家……ではなさそうですね」
そっと、ルイスさんの後ろに回りながら、
「……いざというときには避難場所に使えるかも……しれません。
……小屋のことは覚えておくことに、しましょう」
禮湖はそう言って、もう一度樹の方を見ます。
ルイス:「ええ」相槌を打ちつつ、ルイスも樹のほうを見ます。
ひぃ(GM):樹は変わらずそこにあります。
先ほどの広場よりは近づいてきており、もう少し歩けばたどり着くことができそうです。
土の道は大樹の方向へとまだ続いています。
ひぃ(GM):ルイスさんも同様の情報を得ることができますね。
雅城 禮湖:「……進みましょうか」そう言って、道に戻ります。
ルイス:土の道の先を注視します。
道が細くなったりなど、これまで歩いてきた道と変わりありませんか?
ひぃ(GM):道はこれまで歩いてきた道より、
少しずつ広くなってきているように感じられます。
雅城 禮湖:ルイスさんについていく、と言うように、彼の左手の袖をそっと掴みます。
ルイス:「ええ、参りましょう」広くなってきた道、先ほどより大きく見える樹、
目的の場所はもうすぐそこだろうと推測します。
ひぃ(GM):二人は、土の道を真っ直ぐ、大樹の方向へと進んでいきます。
小屋があった場所からしばらく歩けば、一転、開けた土地に出ます。
そこには色とりどりの果実が実った果樹が均一に植えられており、
どの果実も瑞々しく、食べ頃のようです。
大樹はもう、目前へと迫っています。
目と鼻の先です、もう少し歩けば、たどり着くことでしょう。
雅城 禮湖:果物に注視します。その果物は見覚えのあるもの、でしょうか?
ひぃ(GM):果樹に実る果物は林檎や梨、葡萄等に似た大よそ想像出来る果実です。
もし禮湖さんがその果実らの名前を知っていたならば、
違和感を持たない程その果実はそれらに似通っています。
雅城 禮湖:「……ここ、果樹園、なのかな?」
雅城 禮湖:そう言いながら周囲にも耳を澄ませてみます。
ルイス:「均等に植えられているところを見ると、人工的なものを感じますね」
辺りに人がいないか注視します
ひぃ(GM):禮湖さんが周囲に耳を澄ませても、辺りは静まりかえったままです。
風が微かに吹いているのか、葉が擦れる音が微かに聞こえているだけだ。
ひぃ(GM):周囲に人影は見当たりません。ここには、あなたたち二人だけのようです。
雅城 禮湖:「……近くに人、いるかな?」
ルイス:「いないようですね。僕たち二人だけのようです」
雅城 禮湖:「……もう少し、先に行ってみます?」
ひぃ(GM):大樹に近づいたことで、初めて分かることもありました。
大樹の根元には大きな、大きな虚があり、
その内部には巨大な風穴が広がっているように見えます。
……もしかしたら、あそこになら誰か人がいるかもしれない。
お二人はそう考えるかもしれません。
ルイス:「そうですね、もう少し行ってみましょう」
雅城 禮湖:「……あの、うろに入ってみましょうか。……だれか……いるかも?」
ルイス:ここからはうろの中ははっきりと見えないですか?
見えないのなら近くまで行ってみます
ひぃ(GM):二人は、さらに道の先へと進みました。
道の先、たどり着いた場所には大樹の根元。根元には大きな虚が広がっており、
樹の内部には何やら住居のような建築物の影が見えます。
また、虚の上部から大きな看板がぶら下げてあります。
すぐ近くまできても実感がわかない程、
巨大なその樹の姿に現実味を感じないかもしれません。
大樹の周囲は開けており、地面には黄金色の瑞々しい葉が幾重にも重なっています。
まるで絨毯のようです。
雅城 禮湖:「……ここは……、町?」そう言いながら、うろの中に入っていきます
ルイス:「そのよう……ですね」看板を注視します。
文字が書いてあればそれを読もうとします。見覚えのある言語でしょうか
ひぃ(GM):立札には掠れた文字の一文が書かれており、
不思議な事にどの探索者も自国の言葉で読む事が出来ます。
立札には、各探索者の国の言葉で
「大樹の星(たいじゅのほし)」といった文が書かれていました。
※文字の概念がない探索者はこの情報を知る事が出来ません。
雅城 禮湖:「……大樹の星……ここが、この場所の名前……?」
ひぃ(GM):そしておめでとうございます!
お二人はシナリオクリア条件を満たした為、シナリオクリアとなります!!
雅城 禮湖:ありがとうございます!
ルイス:ありがとうございます!
ひぃ(GM):この場所は善陣営側の拠点となる場所です。
このシナリオのクリア条件はどれだけ遠回りをしても良いので、
最終的にこの場所にたどり着く事でした。
ひぃ(GM):◆『大樹の星』天空まで届くかのようにそびえ立つ巨大な樹。
大きさ的イメージでは東京タワー程の高さ。
どの探索者も樹の種類を判別する事は出来ないだろう。
葉はまばゆい黄金色をしており、陽の光を反射し輝いている。
大樹の根元には落葉が重なり黄金色の絨毯のようになっている。
樹の虚には大きな風穴があり、中には一つの集落のような痕跡がある。
樹の素材をそのまま使用した風情ある住居が多数存在する。
他の廃墟よりはかなり新しく、住人の生活痕も残ったままである。
ただし、住人の影は一つも見当たらない。
探索者達は暫くそこを拠点とすることになるでしょう。
ひぃ(GM):です!詳しくは序章シナリオをどうぞ!
ひぃ(GM):シナリオクリア報酬として、
各探索者に「5Pt(ポイント)のステータス上昇Pt」を与えられます。
好きなステータスに割り振ってくださいな!
ひぃ(GM):私はGMボーナス:ステータス成長 +3Ptをいただきまーす!
雅城 禮湖:雅城禮湖 魔適に5をー
雅城 禮湖:おねがいしまー
ルイス:とりあえず散策でいっぱい歩いたと思うので体力に全振りしたいです!
ひぃ(GM):いっぱい歩いたことで体力が減ることはありませんが了解しました!
ひぃ(GM):HP+5ですね!
ルイス:ですです!よろしくおねがいします!
ひぃ(GM):はーい!それではおつかれまでしたー!!!
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